Jリーグ


J2リーグ2002第8節

4月10日 19:01 キックオフ

会場 大宮 入場者数 2,785人
主審 フェルナンデス マリン ピッチ状態 -
天候 気温/湿度 13.3℃/57%
大宮アルディージャ ホーム   アウェイ アルビレックス新潟
大宮アルディージャ VS アルビレックス新潟
 
前半
後半
 
4
3
1
1
0
1
   
5分 トニーニョ
7分 黒崎 久志
36分 盛田 剛平
53分 伊藤 彰
得点者 14分 宮沢 克行
51分 上村祐司
56分 氏家英行
警告 76分 氏原良二
退場
背番号 選手名 ポジション スタメン 背番号 選手名 ポジション
22川島 永嗣GK 21野澤 洋輔GK
3上村 祐司DF 2丸山 良明DF
4トニーニョ 3セルジオ
2奥野 誠一郎 14高橋 直樹
5岡本 隆吾 19三田 光
13村主 博正MF 17安 英学MF
7氏家 英行 12宮沢 克行
15斉藤 雅人 7寺川 能人
29伊藤 彰 8ベット
12盛田 剛平FW 10マルクスFW
10黒崎 久志 28船越 優蔵
21荒谷 弘樹GK サブ 1木寺 浩一GK
24西脇 徹也MF 26小林 悟DF
14大塚 真司MF 6秋葉 忠宏MF
6原崎 政人MF 23深澤 仁博FW
27横山 聡FW 11氏原 良二FW
OUT IN 選手交代 IN OUT
     39小林 悟高橋 直樹
     62 氏原良二ベット
氏家 英行 大塚 真司68     
斉藤 雅人 西脇 徹也71     
     75深澤仁博宮沢 克行
黒崎 久志 横山 聡82     

試合総評

大宮4-1新潟 今季最多4得点!FW陣活躍 新潟に圧勝


今シーズン初となるナイトゲームは、肌寒く桜も散った大宮公園での試合となった。
前節首位大分に逆転勝利し意気あがる大宮だが、まだ手放しでは喜べない。負傷者も多く メンバーが流動的なうえ、攻撃的サッカーを目指しているために昨年よりディフェンスラインが高い位置にあるのだ。


失点シーンはほとんどこのラインの裏の部分を突かれている。 対戦相手である新潟は、身長194cmの超大型FW船越をくさびにして俊足FWマルクスを走らせ、 パターン化した大宮の失点シーンを再現しようとしてくるだろう。そういった状況下、ホーム初登場の2年目川島が大宮の新守護神の座を奪えるかどうかも見所である。


キックオフの笛の音が消えぬうちに大宮の観客席が沸いた。 5分に右サイドから伊藤が放ったフリーキックをゴール前でトニーニョがヘッドで決めて1−0と先制する。続く7分には、上村からパスを受けた黒崎が相手ディフェンダーを背負いながら振り向きざまにシュートして2−0。


14分には自陣ゴール前でセットプレーから失点し2−1と1点差に詰め寄られたが、ホーム負けなしの大宮は試合の主導権を失わなかった。 36分には今季初先発でボランチに入った斉藤が上村からボールを受け、それを絶妙のスルーパスでゴール前の盛田に流す。ボールを受けた盛田は、GKと1対1になり冷静にゴールを決め3−1。 全ての得点機をものにして前半を終える。

後半になっても大宮の勢いは止まらなかった。
53分、村主が右サイドから中央の斉藤へグラウンダーパスでつなぎ、それをゴール前に切り込んできた伊藤へ流すと、 僅かなシュートコースを見極めて放った伊藤の左足のシュートが今日4度目のゴールネットを揺らした。その後、ヘンク監督は運動量の落ちた選手を効果的に交代し、危なげない試合運びで試合は終了、4−1と勢いの差を見せ付け新潟に快勝した。



監督コメント

ヘンク

ヘンク監督

自分達のサッカーを試合の流れの中で築いていけばよいということだ

今日の試合で学んだことは、ディフェンスをしっかりやってから自分達の「サッカー」 を試合の流れの中で築いていけばよいということだ。今日は、それが前半から良く出来ていたし、多くの選手が得点に絡めるようになってバランスが良くなった。後半3点差 となったが、新潟は果敢に追加点を取りに来ていたので、最後まで集中力を切らさないように注意した。

選手コメント

斉藤雅人

斉藤雅人 選手

盛田も僕に合わせて、僕も盛田に合わせて
2アシストの大活躍 斉藤 雅人 選手コメント

Q/今日はボランチのポジションで先発出場、2アシストを決めましたが。
A/アシストしたのもうれしかったですが、僕がボランチに入るということはボール をつないだりポゼッションしていくという意味で入ったと思うので、アシストよりはそっちの仕事がしたかったのですが、アシストもできてうれしかったです。
Q/1点目のアシストは盛田選手へ、斉藤選手らしい絶妙なパスでしたが。
A/その前にもう1本盛田にスルーボールを出しているんですけれどその時にタイミ ング合わなかったんで、盛田も僕に合わせて、僕も盛田に合わせて、というのが伝わって生まれたゴールだと思います。

Q/あの得点は試合の流れをこちらに戻しましたね。
A/そうですね。1点とられた直後だったので、いい時間帯に入ったと思います。
Q/2点目のアシストはゴール前で良く見て伊藤選手に出しましたが。
A/ゴール前は混線でしたが、でも彰さん(?伊藤)が呼んでくれたのでパスを出しました。
Q/氏家選手とポジションチェンジされながらいいゲームメイクをされたと思いますが。
A/そうですかね。そうやっていいゲームメイクが出来たと思われたらすごく嬉しいです。
Q/今日は十分納得行く結果が出せましたか?
A/そうですね。でも前半でも後半でも少し悪い、セカンドボールをなかなか拾えな い時間帯があったので、そういうところをもっと早く修正できればなと感じながらプレーしていましたけれども。でも、僕自身のプレーとしてはまあまあ出来たと思います。

Q/去年、新潟戦は苦手にしていた部分もあったと思うのですが、今日は終始大宮ペースでしたが。
A/気持ちの面で最初から戦っていこうというのが現れて、今日のゲームでは1試合 通じてそれが出来たと思うので。まあ、今日は相手どうのこうのより自分達の気持ちが出た試合だったと思います。
Q/ミドルシュートも狙っていたと思うのですが。
A/そうですね。ちょっと得意っていうか、やりたいプレーの1つなのでいつもシュー トは狙ってるんですけれども、まあ、入らなかったです。
Q/でも、また次も狙っていきますよね。
A/絶対。狙ってます!

選手コメント

黒崎久志

黒崎久志 選手

大分の試合の時でも自分達でその場を感じて
新潟メディア 対 大宮メディアで壮絶な争奪戦を繰り広げた?黒崎 久志 選手コメント

まずはアウェイ・新潟の質問(口撃?)!

Q/古巣の新潟との初対戦で勝利という、今のお気持ちはいかがですか?
A/あの〜、すごく・・・複雑な心境は複雑なんですが(苦笑)、自分としては今は 大宮アルディージャの選手なので、勝ってよかったと思います。
Q/新潟と戦ってみた印象は?
A/去年とはメンバーもだいぶ変わって、アグレッシブに戦ってくるチームというか 去年よりも激しさはあったかなと思います。(古巣ということで)知っている反面、知られているというのもあるので、それは何とも言えないですが、試合の中でどう感 じてプレーするかというところがお互い大事だったんじゃないかと思います。
Q/ゴールキーパーの野澤選手は、絶対黒崎選手には入れさせないと言っていたのですが。
A/まあ、彼もすごく一生懸命やってるキーパーですから。今日は大宮のホームなん で花を持たせてくれたんじゃないかと思います。

Q/新潟のサポーターの中にも黒崎選手のファンがたくさんいるので、その方たちに コメントを。
A/今日は戦っていて、自分としてもサッカー選手としても気持ちよく、自分のすべ てを出し た試合ができたと思います。これから(今季の対新潟戦は)残り3試合あって新潟でも試合をやりますし、どういう状態になるか分かりませんが、自分というも のを出すことがアルビレックスに願いします。
そしてここからはホーム・大宮の質問(口撃?)。
Q/大分戦の後半から点もとれるようになり、大宮のムードがガラリと変わりましたが。
A/何が変わったというか、今までやってきたことをやっているわけなんですけれど、 それをどう感じ、それをとるか。大分の試合の時でも自分達でその場を感じて、ああいう試合ができるわけですから。それを続けていくということです。

Q/首位大分を倒したことでかなりモチベーションが上がったのではないかと思った のですが、試合前は?
A/得てしてそういう勝ったゲームの後というのは気持ちがちょっと緩むことがある かと思っていたの ですが、その辺は皆つねにしっかりと練習から取り組んでいる部分で、今日は試合開始からいい面が出たのではないかと思います。
Q/3試合アウェイが続いた後のホームゲーム、黒崎選手には古巣・新潟との対決で もあったわけですが、久々のホーム大宮にいらしたファン・サポーター皆さんにも一言お願いします。
A/やっぱりホームで勝つというのは大事なことだと思うし、それだけ応援してもら えると思います。 ちょっとアウェイで取りこぼした部分はあるんですけれど、それは教訓としてしっかり選手は受け止めているし、そういうことのないように1試合1試 合頑張っていきたいと思います。

PS:インタビュー、その後。
今回のように相手チームのメディアが、試合後相手チームの選手に単独インタビューをするのは大変珍しいことです。 今でも新潟に黒崎選手を応援し続けているファンの方が多いという事実は、それだけで昨年新潟在籍当時の黒崎選手がチームにとっていかに重要な存在であったか を伺い知ることができます。
ここで一旦終了しかけたインタビューだったのですが、実はまだ少し続きがありました。
Q/(大宮メディア)ちなみに、こうして今でも新潟の方に取材されることについては。
A/それはもう自分としてもやってきてよかった、というか、たくさんの人に応援して もらってやってきた部分があったので去年は今までの自分のサッカー人生の中でも大きな1年だったし、これからも自分がサッカーをやっていく上でそういう気持ちっ ていうの はすごく大事にしていかなくちゃいけないし、今はプレーでそれを返していきたいと思っています。

ここでふと、新潟メディアの女性レポーターさんの方を横目で見ると、この発言に感動してちょっとウルウルしている様子。。。
(新潟メディア)「また戻ってきて下さい〜」、「そういう話はないんですかあ〜?」と懇願。
(大宮メディア)「え〜だめだめ、行かないで下さい!」と、女の子2人にはかなわ ないぜと 密かに思いつつも、こちらも必死で反撃、インタビューボードの前は何故か妙な盛り上がりを見せてしまいました。
キュートな女性2人の「戻ってきて」コールには、実はまんざらでもなさそうな様子? の黒崎選手でしたが、「いや〜。(苦笑)本当に自分はどこのチームというのも大事とは思いますけれど、選手として、もっともっと上手くなりたいと思っているんで。や っぱりそれを続けて いきたいと思います。」との事です。やはり大人です。。。