

2008第4節4月2日(水) 19:04 キックオフ
| 会場 | NACK | 入場者数 | 8,321人 |
|---|---|---|---|
| 主審 | 西村 雄一 | ピッチ状態 | 芝:全面良芝/表面:乾燥 |
| 天候 | 晴れ | 気温/湿度/風 | 12.6℃/59%/弱風 |
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|---|---|---|---|---|---|---|
| 大宮アルディージャ | VS | 名古屋グランパス | ||||
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前半
後半
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| 1 |
1
0
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0
2
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2 | |||
57分 マギヌン |
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| 59分 内田 智也 63分 小林 大悟 |
74分 吉村 圭司 | |
| 背番号 | 選手名 | ポジション | スタメン | 背番号 | 選手名 | ポジション |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 21 | 江角 浩司 | GK | 1 | 楢崎 正剛 | GK | |
| 19 | 村山 祐介 | DF | 30 | 竹内 彬 | DF | |
| 3 | レアンドロ | 3 | バヤリッツァ | |||
| 5 | 冨田 大介 | 16 | 増川 隆洋 | |||
| 4 | 波戸 康広 | 6 | 阿部 翔平 | |||
| 8 | 小林 大悟 | MF | 29 | 小川 佳純 | MF | |
| 32 | 小林 慶行 | 7 | 中村 直志 | |||
| 6 | 片岡 洋介 | 14 | 吉村 圭司 | |||
| 25 | 内田 智也 | 8 | マギヌン | |||
| 28 | 土岐田 洸平 | FW | 9 | ヨンセン | FW | |
| 13 | ペドロ ジュニオール | 11 | 玉田 圭司 |
| 1 | 荒谷 弘樹 | GK | サブ | 21 | 西村 弘司 | GK |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 22 | 田中 輝和 | DF | 2 | 三木 隆司 | DF | |
| 26 | 丹羽 大輝 | DF | 34 | 吉田 麻也 | DF | |
| 15 | 斉藤 雅人 | MF | 13 | 山口 慶 | MF | |
| 23 | 金澤 慎 | MF | 18 | 深井 正樹 | MF | |
| 10 | デニス マルケス | FW | 17 | 巻 佑樹 | FW | |
| 9 | 吉原 宏太 | FW | 19 | 杉本 恵太 | FW |
| OUT | IN | 分 | 選手交代 | 分 | IN | OUT | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 土岐田 洸平 | → | 金澤 慎 | 60 | |||||
| 小林 大悟 | → | デニス マルケス | 69 | |||||
| 76 | 杉本 恵太 | ← | 吉村 圭司 | |||||
| 82 | 山口 慶 | ← | マギヌン | |||||
| 内田 智也 | → | 吉原 宏太 | 82 | |||||
| 84 | 巻 佑樹 | ← | 玉田 圭司 |
樋口 靖洋監督
ホームで勝点をとれなかったことを非常に悔しく、そして残念に思っています。前節までの名古屋の戦いを見ていると、チームで一丸となって戦う良いチームという印象を持ちました。そのようなチームを相手に、我々がキャンプから取り組んできたコンセプトを出し切ろうと思って試合に臨みました。
結果として、残念ながら勝ちきれず、僕らが目指すサッカーを出させてもらえなかったという印象を持っています。2失点目が初めに失点をした直後でしたが、点の取られかたも、時間帯も非常に悪いものでした。深く反省しないといけません。
途中から小林(大)と土岐田のポジションを代えた理由の一つは、相手のセンターバックが中盤と前線の間にいる選手に対してあまりアタックに来なかったので、そのポジションに小林(大)をおけば良いプレーを見せてくれると思ったからです。もう一つの理由は、我々の右サイドで対峙する名古屋のマギヌンと相手の左サイドバックの選手が厄介だったので、小林(大)よりもアプローチのスピードがあって、連続してディフェンスを出来る土岐田をそのポジションにおいたほうが良いと思ったからです。
デニスをピッチに送り出したのは、小林(大)に少し疲れが見えていましたし、あのポジションで前を向いてボールを受けられればデニスの持つドリブルという武器が活きてくると思ったからです。
次の試合までに練習できるのはあと2日しかないので、まずはしっかりとコンディションを戻したいと思います。そして、自分たちの考え方をもう一度しっかりと整理して、次の試合に向かいたいと思っています。
冨田 大介 選手
非常に悔しいですね。
試合前から、セットプレーが鍵になる、と監督から言われていましたから、その通りにセットプレーから点がとれたことは良かったと思います。後半に初めて失点したすぐ後に、追加点をとられたことがすごく残念です。
名古屋はサイドからクロスを多く上げてくるチームだったので、クロスを上げさせないように守ること、サイドで守る際にしっかりとコミュニケーションをとること、クロスを入れてきたときにラインを上げることなどを、もっと強く意識するべきでした。
大分との試合が近いですし、今日の負けを引きずっているべきではありません。次の試合にむけて疲れをとり、大分のサッカーについて研究していきたいです。
昨年のNACK5スタジアム大宮での最初の試合で大分には悔しい負け方をしてしまいました。厳しい試合になるとは思いますが、昨年の借りを返すためにも、今日の黒星を帳消しにするためにも、何としても勝点3をつかみとりたいと思います。
デニス マルケス 選手
今日まで練習を重ねていたので、途中から試合に出たのにもかかわらず、気持ち良くプレーが出来たと思います。
前半はベンチから試合を見ていたのですが、大宮の状態はあまり良くないな、と思っていました。なぜなら、あれだけ江角の好セーブが目立つということは、チームが守りに追われているということになるからです。
僕が放ったシュートは相手キーパーの攻守に阻まれましたが、チームのリズムが上向くきっかけになったのかなと思います。
残念ながら今日の試合では、前線から相手にプレッシャーをかけることが出来ませんでしたが、ホームゲームでは、前線から強く圧力をかけていかなくてはなりません。
これは、すべての選手が思っていることですが、次の試合では必ず勝点3をもぎとりたいです。グラウンドに立てば自分の持っている最大限の力を発揮しようと思っています。そして、僕にそのチャンスが来ることを信じています。
わずか2分の悪夢! 名古屋に逆転を許す
7日間で3試合を消化する強行日程の第2戦は、NACK5スタジアム大宮に名古屋を迎えてのホームゲームである。
J1リーグ戦でのアルディージャは、1勝1分け1敗とまずまずの滑り出しを切った。樋口監督のサッカーは試合ごとに浸透しており、ゲームをコントロールできる時間が増えている。同時に、相手に主導権を握られたなかで、しのぐことができるようにもなっている。
先発メンバーは清水戦とほぼ同じだが、2トップの一角に土岐田が指名された。新潟との開幕戦で後半途中から出場した際には、「緊張しました」と振り返ったルーキーも、リーグ戦、ナビスコ杯で出場機会を重ね、持ち味を発揮するようになっている。リーグ戦初先発となるこの試合では、待望のプロ初ゴールを期待したいところだ。
平日のナイトゲームにもかかわらず、NACK5スタジアム大宮には8千人を越えるファン・サポーターが詰め掛けた。カクテル光線を浴びる選手たちの表情は、ほどよい緊張感に包まれている。今季初のナイトゲームは、アルディージャのキックオフで始まった。
試合は序盤から動きを見せる。相手の出方をうかがうような姿勢は、どちらのチームにも見当たらない。主導権を掌握するための、激しいせめぎあいとなった。
最初に決定機をつかんだのは名古屋だった。21分、左CKのこぼれ球を、マギヌンが正面から狙う。密集をすりぬけてきた難しいシュートは、GK江角が鮮やかな反応で弾き出した。前節に続いてチームの危機を救う守護神の奮起は、アルディージャに先制点を呼び込むことになる。
26分、内田の左CKがファーサイドに流れる。ワントラップでシュートに持ち込んだ冨田の左足ボレーが、名古屋のゴールネットを突き刺したのだ。
この得点シーンをきっかけに、樋口監督は戦術的な修正を施す。序盤から右サイドを突いていたマギヌンと阿部を封じるために、土岐田を右サイドハーフに下げるのである。代わって前線にポジションをあげた小林(大)は、33分に華麗なループシュートで楢崎を脅かす。「むこうのセンターバックが中間に浮いた選手に対してアタックに来ないので、小林(大)をそこでフリーにさせたい」という樋口監督の狙いが表れた場面だった。
危ない場面がなかったわけではない。そのたびに、江角の俊敏な反応が安堵のため息を運んだ。冨田とレアンドロの決定的なヘッドがDFにクリアされる不運もあったが、1−0でハーフタイムを迎えたのは悪くなかっただろう。
ロッカールームに戻った選手たちは、後半の入り方が重要になることを確認していた。後半開始早々に失点を喫した京都戦を、教訓にしていたのである。
リードを奪われた名古屋は、攻撃に重心を置いてくる。ならば、「相手に持たせてビルドアップさせてもいいから、(カウンター気味に)相手のウラのスペースを突いていこう」(小林慶)という共通認識とともにピッチに戻ったのである。ペドロ ジュニオールのスピードを相手守備陣が持て余していたことを考えても、現実的で効果的なプランだっただろう。
しかし、56分、名古屋の左CKから同点ゴールを許してしまう。この失点はしかたがない。樋口監督と選手たちが口を揃えたのは、1−1となった直後に逆転弾を浴びてしまったことだ。「1−1の状態をもう少し長くすることで、勝機を見いだせることが出来ると思っています。そういう意味では、2点目のとられ方と時間帯は反省しなければならない」とは、試合後の樋口監督である。
ビハインドを背負った直後から、樋口監督は交代のカードを切っていく。そのたびに攻撃が活性化され、名古屋のゴールへ迫っていく。「あのシュートがいいきっかけになって、チーム全体のリズムが良くなったと思う」という本人の言葉どおり、77分のデニス マルケスの右足ミドルが合図となり、名古屋をゴール前に釘付けにする時間もあった。だが、2点目を奪うことはできなかった。
試合後の選手たちは、それぞれに反省と課題を口にした。キャプテンの小林(慶)は、「ここまで色々な勉強をしている。後半すぐに同点に追いつかれた京都戦、得点したすぐあとに失点したナビスコ杯の新潟戦……絶対に同じことをしないようにするのが大事だと思う」と、自らに言い聞かせるように話した。NACK5スタジアム大宮に大分を迎える次節の大分戦が、この日の敗戦を生かす第一歩となる。
(総評:戸塚 啓)