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塚本 泰史選手 病状検査結果について

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2010.02

27

  このたび大宮アルディージャでは、塚本 泰史選手の病状検査結果について、次の通りお知らせいたします。

塚本 泰史選手 (背番号:2 DF)

■検査結果
  右大腿骨骨肉腫

■今後の予定
  3月中旬に専門医の手術を受け、リハビリに取り組む予定
  ※今シーズンは、選手登録を継続

■塚本 泰史選手コメント
  まず始めに、ファン・サポーターのみなさま、クラブ関係者のみなさま、メディアのみなさまにご心配やご迷惑をおかけしたことをお詫びしたいと思います。
  今年初めのメディカルチェックで、ヒザが痛いことを伝え、MRI(磁気共鳴画像)検査を受けたところ、右の大腿骨の中に黒く塗りつぶされたようなものが見つかり、すぐに都内の病院を紹介してもらって検査を受けました。
  1月14日に入院、翌1月15日に生検手術(病理診断のための手術)を受けて検査したところ、骨肉腫と診断されました。医師の話によると、この病気を治すには、悪い部分の骨を切り取って、人工骨にするしか方法はないと言われ、サッカーはもうできないと言われました。それを言われた時には、頭が真っ白になって、夢じゃないかって本当に信じられない気持ちでいっぱいでした。でも、そこで立ち止まっているわけにはいかなかったので、その手術をしなくてもいい方法がどこかにあるんじゃないかと思い、1月、2月中、全国の病院を回ったんですが、どこの病院も同じような診断で、命にかかわる問題だから、人工骨にするのが最善の方法ではないかと言われました。

  この病気になって、人の優しさ、人のあたたかさを改めて知ることができました。家族も、忙しい中、いつも自分に付き添ってくれて、兄や姉も「俺たちがついているから大丈夫だ」って励ましてくれて...チームの関係者の人たちも本当に心配していただき、親身になって考えていただき、本当に感謝しています。人は独りでは生きていけない、みんなに支えられて生きているんだと、強く思いました。これから手術をして、辛い闘病生活、リハビリが待っていると思いますが、同じ病気の人たちや、同じ癌とかと闘う人たちに少しでも勇気を与えられるようにして、チームのみんなも、遠くで頑張っている仲間がいることを忘れないでほしいです。逆にみんなの頑張っている姿や、最高の笑顔を見せてもらって、自分に勇気を与えてもらいたいと思います。

■池田 浩夫チームドクターコメント
  塚本選手の診断は「右大腿骨骨肉腫」です。骨肉腫というのは骨にできる癌です。骨肉腫も、いろいろなタイプがあり、悪性度の高いものから、低いものまであります。塚本選手の場合は悪性度の低い骨肉腫という診断を受けました。しかし、悪性度が低いといっても癌であることに変わりはなく、治療(手術)しないと生命にも影響を及ぼす病気です。
  治療方針については、専門医からは骨にある腫瘍の切除(つまり骨の切除)を行い、その部分を人工骨で補うという説明がありました。その手術をすることは、今後、サッカーを続けることは難しいということも説明されました。  その後、塚本選手、ご家族は、手術をしない、もう少し長くサッカーを続けられる道を希望し、全国の専門医の元を訪れましたが、どの専門医も最終的には手術が必要になるという話になり、最終的に塚本選手本人が手術を受ける決断をしました。
  今後は専門医の手術を受け、リハビリに取り組む予定となっております。

■渡邉 誠吾代表コメント
  クラブとしての想いをお話しいたします。
  サッカーの神様はかくも非情か、といった無念さでいっぱいです。塚本選手は、豊かな才能を開花させ、主軸としての地位を築きつつあった中で、このようなことになった事は、本当に無念であると思います。また、深い愛情で育ててきたご両親、塚本選手を支えたファン・サポーター、そういった人たちの気持ちを考えると、本当に無念な気持ちで言葉が出てきません。

  塚本選手はチームの一員です。

  これから病魔と闘う塚本選手はチームとともに闘い、チームは背番号2・塚本泰史と今シーズンを闘います。長い葛藤の末、手術という決断を下した塚本選手に対して、私はサッカーの神様は、塚本選手の希望する道へ導いてくれると確信してますし、我々も塚本選手が望む道へ進めるよう、これからも全力でサポートしていきます。