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プロスポーツ界初! JICAの総合情報サイト「PARTNER」に登録
 大宮アルディージャではプロスポーツクラブ、ひいてはスポーツ業界を通じて初めて、国際協力機構(JICA)が運営する総合情報サイト「PARTNER」に登録を行いました。同サイトは国際協力の実績を有している団体や個人のみが登録可能で、アジア各国におけるこれまでの活動が認められた格好です。

 JICAと大宮アルディージャでは、ラオスで地元産業の振興を目的に“うちわ”を製作したり、クラブとして現地で開催されたイベントにも参加させていただくなど、関係を深めてまいりました。2016年5月には、サモアに派遣予定だったJICA青年海外協力隊員の事前研修として、大宮アルディージャでのインターンシップに参加いただき、各年代に適した指導方法や選手育成方法を学んでいただきました。

 そのような中で6月21日(火)、JICAの高島宏明 国際協力人材部部長ら関係者5名がクラブハウス“オレンジキューブ”に来館し、鈴木茂 代表取締役社長らとの会談の場を設けました。終始、活発な議論が交わされ、互いの強みを生かして今後の活動に協力し合うことを確認しました。なお、今回の総合情報サイト「PARTNER」への登録により今後、国際協力をする際に対象国に精通した人材に協力を得られたり、アジア各国にコーチやクラブスタッフを派遣したりすることがより強化される見通しです。

■国際協力機構(JICA) 高島宏明 国際協力人材部部長のコメント
「JFA、JリーグとJICAでは包括協定を結んでいますが、大宮アルディージャがJICAの取り組みを理解いただき、プロスポーツクラブの先駆けとなってくれたことを非常にうれしく思います。JICAでは発展途上国への協力を行っていますが、それを支えてくれているのは人です。スポーツ分野での活動はまだあまり多くありませんが、今回の大宮アルディージャのPARTNERへの登録によって、人の輪が広がることにつながってくれるとありがたく思います」

■大宮アルディージャ 鈴木茂 代表取締役社長のコメント
「近年、アルディージャが海外での活動を進めてきた中で、昨年のシンガポール・スポーツ・スクールとの提携に続き、JICA”PARTNER”への登録をする運びとなり大変うれしく思います。これまでのアジアを中心とした国際貢献活動が認められてきた証しだと感じています。我々は、トップチームに加えて育成普及分野にも力を入れてきましたが、今後は国際貢献・交流活動もクラブの柱として成長してくれればと思います。今回のJICAとの関係の深化は、クラブの人材育成の観点からも非常に有意義ですし、いずれクラブがAFCチャンピオンズリーグなど世界の舞台に出場した際に大輪の花となって咲いてくれることを切に願っています」

■JICAの総合情報サイト「PARTNER(パートナー)」とは
JICAが運営するWEBサイト。既存の人材を有効活用するシステムを構築するために立ち上げられた、国際協力を志す個人や団体のための情報プラットフォームで、2016年6月15日時点で1,115団体、20,517人が登録している。

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