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大宮アルディージャは、7月2日（月）、ロンドンオリンピック日本代表メンバーに選出された東 慶悟選手の会見を行いましたので、その模様をお伝えいたします。
Q:選ばれた率直な感想を。東：素直にうれしいです。
Q:発表はどこで聞いたのか？どんな気持ちで聞いたか？東：家で寝ていたら、クラブから連絡が来て「18名に入ったよ」と言われました。寝起きだったのですが（笑）、すごくうれしかったです。
Q:緊張することなく発表の日を迎えたのか？東：緊張していてもどうしようもないですし、信じて待つだけでした。今はとてもうれしいですし、まだ本大会までにも試合があるので、そこでしっかりまた結果を残して、オリンピックの舞台に立ちたいと思います。
Q:今日の発表を迎えるまでの心境は？東：味わったことのない経験でした。非常に大きな大会ですし、僕自身絶対に出場したいと思っていた大会だったので、非常にうれしいですし、ちょっとほっとしています。
Q:予備登録メンバー発表後、「本大会メンバー発表までに結果が欲しい」と話していたもののJリーグでは結果が残せていないが、その辺の心境はどうだったか？東：僕自身、今シーズンまだゴールがないですし、大宮も下位にいるのですが、そういった苦しい中でもこうやって代表に呼んでくれるのはとてもうれしいですし、感謝したいです。その分、恩返しではないですけど、ロンドンの舞台で結果を出したいという気持ちです。
Q:自身にとって初めての世界の大きな舞台となるが？東：世界で戦える大会はFIFAワールドカップやオリンピックしかないと思っています。自分にとってもとてもいい経験になると思うので、チーム一丸となっていい結果を残してきたいと思います。



Q:予選を戦ってきながら今回の選出に外れた選手もいるが、そういった選手たちの分も戦いたい、という思いか？東：バックアップも含め、今回のメンバーに選ばれなかった人の分も、僕自身責任持って戦わなければいけないと思います。今回選ばれなかった選手は悔しい思いをしていると思うし、選ばれた責任を負ってプレーしたいです。
Q:メンバー発表後、同様に選ばれた選手たちと連絡を取り合ったりしたか？東：いや、まだ特に話してないです。
Q:攻撃的なポジションにはオーバーエイジ枠の起用がなく、関塚監督から信頼されているとの印象を受けたが？東：僕自身も攻撃の選手なので素直にうれしいです。そこで結果を残さないと批判されることもあるだろうし、責任を持ってプレーしたいと感じています。
Q:このチームにどのように貢献したいか？どのようなプレーを見せたいか？東：チーム一丸となって戦うのが、今の五輪チームのすごくいいところだと思っています。関塚監督にはずっと呼んでいただいているし、僕自身もチームのまとめ役に徹することもやらなければいけないことがあると思っています。なかなか厳しい試合になると思いますが、チーム一丸となって戦いたいと思います。
Q:関塚監督は今日の会見で「攻守一体のサッカー」というチームコンセプトを話していたが、そのコンセプトの中で自身の力をどう発揮していきたいか？東：アジア大会からチームのベースは変わっていませんし、みんなで守備してみんなで攻撃する、というのが今のチームのいいところだと思っています。世界と戦う上では、その質をもっと上げてやっていくことが必要だとトゥーロンで感じました。今後の親善試合などは、そういうことを意識しながら取り組んでいきたいと思っています。
Q:ベルデニック監督に交代以降、守備のタスクも増え「価値観が広がった」という話をしていたが、それをオリンピックにどう生かしていきたいか？東：ベルデニック監督に代わって、また違ったサッカーの価値観が経験できていると感じています。世界と戦う上では、守備に追われる時間帯も増えると思います。そういう意味では、僕自身もこのチームでいい経験ができていると思っています。
Q:今度はここから先発メンバー争いが始まるが？東：選ばれたことはうれしいですが、その中で先発で出ることが次の課題だと思っています。それにはやはり、大会までのＪ１リーグ戦残り2試合や親善試合で結果を残していかなければいけないと思います。選ばれたことに満足せずに、先に向かっていきたいです。
Q:背番号10として、どんなプレーを見せたいか？東：10番を背負ってプレーできるのは、僕自身にとってとてもうれしいことですが、同時に責任を持ってプレーしなければならないし、10番に見合ったプレーをしなければいけません。そのためにも、これからしっかり準備していきたいです。
Q:自身の「10番像」は？東：今までの歴代の10番の方々もいろいろな個性があると思います。僕自身も、守備で献身的に走ること、攻撃でボールのない時の動きという自分のいいところをどんどん出していきたいです。



Q:今回グループリーグではスペイン、モロッコ、ホンジュラスと対戦するが、一番のカギとなるのはどの試合か？東：この前のトゥーロン国際大会で、初戦がとても大事だということがわかりました。初戦でトルコに0-2で敗れ、非常に厳しいグループリーグになってしまったと感じました。初戦の相手となるスペインは、ユーロ2012でもA代表が優勝したばかりの強豪国ですが、失うものは何もありません。その1試合目に全力で臨みたいと思います。
Q:さいたま市のJクラブからは唯一のメンバー選出となった。地元のファン・サポーターの方々にメッセージを。東：大宮アルディージャというチームを背負って戦うことになりますし、さいたま市の皆さんも応援してくださると思うので、その方々のためにも全力で戦い、しっかり結果を残して帰ってきたいです。
Q:チームとして、そして個人としての目標は？東：個人としては、チームのために全力で戦ってゴールを決めたいと思います。チームとしては優勝を狙っていきたいです。

皆さま、大宮アルディージャを代表してロンドンオリンピックに臨む東 慶悟選手に、アツイご声援をよろしくお願いします。