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【Jr.ユース】2014オランダ・スペイン遠征レポート(その3)

 2014年8月13日(水)~27日(水)まで実施しているJr.ユースチーム(U-14)のオランダ・スペイン遠征の様子(その3)をお伝えします。

<8月17日(日):第5日目>

7:50体操
8:00朝食
9:30面談
12:00昼食
14:20ユトレヒト行き市営バス乗車
15:15ユトレヒト市内到着→観光
17:30レッカーケルクへ
18:40ホテル到着
19:30夕食

今日は一日フリーな日。午前中はのんびり過ごしました。同じホテルに滞在している日本人の方から「ユトレヒトはまさにヨーロッパという町並みでとてもいい所だよ」と教えてもらったので、昼食後、全員でバスに乗ってユトレヒトまで行くことにしました。これまでは時間も移動手段も全て準備されていましたが、今回は全て自分たちで行わないといけません。緊張していたのは何よりもスタッフです。無事にユトレヒトに着くとあいにくの雨。オランダは本当に雨が多く、ザーッと降ったと思ったらすぐやむ。それを一日多い時は何度も起こります。
最初はショッピングセンター内を探索していましたが、雨が弱くなったので外を歩くことにしました。とても雰囲気のある街で、選手たちは思い思いに買い物をしたり、ポテトを食べたりと楽しんでいました。
帰りのバスにも無事乗り込むことが出来ましたが、バス停に着いたら大雨!ホテルまでは徒歩25分もかかります。
皆びしょ濡れになりながら走って帰りました。これもまた忘れられない経験になりました。



今日は1日オフです

何かを見つけてみんなで撮影します

ユトレヒトの街を散策します

ユトレヒトの街にて1

ユトレヒトの街にて2

ユトレヒトの大聖堂

大聖堂の前で記念撮影

移動手段も自分で手配するのでドキドキです <8月18日(月):第6日目>

6:50体操
7:00朝食
9:00トレーニング
12:00昼食
13:00ホテル出発→Excelsior Maasluisグランドへ
15:00トレーニングマッチ vs Excelsior Maasluis

2-0(0-0、2-0)
◆メンバー(前半):GK:村田,DF:堀江,奥野,白根,高野,MF:高柳,金子,五百藏,横江,篠崎,FW:安島
◆メンバー(後半):GK:眞中,DF:堀江,奥野,白根,吉永,MF:高柳,高野,五百藏,横江,篠崎,FW:森
◆得点者:横江、森

18:30 ホテル到着
19:30 夕食

午前中軽めのトレーニングで体を起こします。その後バスで移動し、ユースに合流していた4人も加わり遠征3試合目を戦いました。相手は町クラブなのですが、フルピッチ4面(人工芝1、天然芝3)と少年用コートを持っており、ロッカールームは12部屋もありました。この環境がオランダでは当たり前であるということ。サッカーが日常に文化として根付いている証拠ですね。
また、実はこのクラブに所属する16歳のGKと母親もオランダーマレーシアの飛行機に乗っており、亡くなられたそうです。非常に深い意味のある試合で、スタッフも含め、試合前には黙祷をし、全員喪章をつけ試合を戦いました。
ゲーム内容は前回の試合の経験からボールを動かしながらもバランスを考えることを意識し、カウンターをくらう場面はほとんどありませんでした。相手のマークがマンツーマンでついてくることから動いてスペースを作り出し、連携からチャンスを作り出し2得点を上げることができました。
明日はオランダ遠征最終戦 Vitesseと対戦です。



素晴らしいスタジアム

スポンサーの看板がたくさん

試合前のミーティング

円陣

試合前の黙祷

Excelsior Maasluisのメンバー

試合の様子1

試合の様子2

試合の様子3

試合の様子4

試合会場入り口

スタンド付きのスタジアム

試合後のクールダウン <8月19日(火):第7日目>

6:50体操
7:00朝食
10:30ホテル出発→Vitesseグランドへ
12:15グランド到着
14:00トレーニングマッチ vs Vitesse

3-2(2-0、1-2)
◆メンバー(前半):GK:村田,DF:堀江,吉永,白根,高野,MF:高柳,森,五百藏,横江,篠崎,FW:安島
◆メンバー(後半):GK:眞中,DF:奥野,白根,吉永,高野,MF:高柳,金子,五百藏,横江,篠崎,FW:森
◆得点者:安島、横江、五百藏

18:30 ホテル到着
19:30 夕食

オランダでの最後の対戦相手はVitesseです。グランドはオリンピック用施設内にあるのですが、その豪華さに驚きました。聞く所によるとオーナーがロシアの大富豪になり、オイルマネーを使って設備を整え、ヨーロッパのビッククラブになろうとしているとのこと。クラブハウスは2年前に新しくなったばかりということで、これまで試合で訪れたクラブの中でも一番の環境でした。
試合は前半こちらのペースで進めることができ、2得点を上げ、後半に入っても3点目を決めることができました。
しかし、ここからがこれまでと違いました。相手のプレッシャーの厳しさが増し、それに伴って単純なミスが増えます。落ち着いてボールをつなぐことができなくなり、攻め急ぎ、単調な攻撃になります。結果的に相手に押し込まれる時間が増えます。結局2点を返され、3-2にまで持っていかれましたが、その後なんとか相手の攻撃をしのぎ、逃げ切りました。
試合後、Vitesseの17歳の選手達のトレーニングが始まり、しばらく見学することに。リラックスした雰囲気の中でも、ポジションを取り続けること、ファーストタッチ、パスの質ということへのこだわりは相当なものでした。重要な要素はいつでも、どこでもぶれない。それを体感し、そして目の当たりにすることで学ぶことはたくさんあります。明日はアムステルダムに移動し、そのままスペインのバレンシアに入ります。ヨーロッパの中でも国によって、文化、風習、サッカーの違いを体感していきたいと思います。




Vitesse クラブハウス

トップチーム練習場

受付

リラックスルーム

人工芝グランド

試合前のミーティング

黙祷

Vitesse 17歳のトレーニング見学

オランダ最後の夕食1

オランダ最後の夕食2

この日のメインはステーキでした。 【Jr.ユース】2014オランダ・スペイン遠征レポート(その1、その2)は下記よりご覧ください。

<【Jr.ユース】2014オランダ・スペイン遠征レポート まとめページ>


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