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大宮アルディージャを支えてくださる皆さまへ

 日頃より大宮アルディージャに対し熱いご支援・ご声援を賜り誠にありがとうございます。シーズンを通して、皆さまには多くのご声援をいただき、誠にありがとうございました。深く御礼申し上げます。
 昨日行われたJ1リーグ戦 第34節をもって、来シーズンのJ2降格が決定いたしました。皆さまのご期待に沿うことができず、心よりお詫び申し上げます。来シーズンに向けては、クラブ一丸となり1年で「J1復帰」を果たせるよう全力を尽くしてまいります。
 2014シーズンを振り返りメッセージをお伝えさせていただきます。

<チームの未来>
 2014シーズンはJ1での10年目のシーズンとして、チーム目標を「勝点53以上、ACL出場権獲得」とし、アグレッシブに闘うチームを目指し新たなチーム統括本部長、強化部長、監督を迎えスタートをいたしました。開幕直後の3月こそ2勝2敗1分け、10位という順位につけましたが、その後はなかなか結果が出ず、8月には監督交代を行い、チーム目標を「J1残留」として再出発を図りました。渋谷監督就任後はリーグ戦6試合で5勝1敗、順位も第28節終了時点で14位まで上昇することができましたが、最終的には勝点35、16位という結果となりました。シーズンを通じて皆さまに喜んでいただける結果を出せなかったことについて、改めてお詫び申し上げます。2015シーズンは、1年での「J1復帰」を果たせるよう全力を尽くし、新たな歴史を刻む一年にするべく、チーム体制を整え、すべての試合において勝利を目指す心構えで闘ってまいります。
 トップチームの将来を見据えてのアカデミーの活動については、来シーズンのトップチームの新戦力として髙山 和真選手、小島 幹敏選手の加入が内定しております。近年は継続的にトップチームの戦力となる選手が育ってきており、今後はトップチームの中心となっていけるよう強化と育成の連携を深めていきたいと思っております。
 また現在ユースチームは「高円宮杯U-18サッカーリーグ 2014プリンスリーグ関東」で首位に位置し、プレミアリーグ参入戦への出場が決定しております。今月13日~15日に行われるプレミアリーグ参入戦で昇格につながる結果を残せるよう、ぜひご声援のほどお願い申し上げます。
 アカデミー全体では年代別の日本代表や選抜に選出される選手は10名にのぼります。また各年代のチームはそれぞれオランダ・スペイン・ベルギー・トルコでの海外遠征を行っており、チームの強化・選手の育成とともに海外経験を通じて青少年の健全育成を推進してまいります。

<クラブの未来>
 昨年完成したクラブハウス"オレンジキューブ"は今シーズンも多くの皆さまにご来場いただきました。トップチームのトレーニングの際は熱い激励をいただくとともに、地域の皆さまにより研修会や会合、スポーツ教室など多岐にわたる活用をいただき2,500名を超える皆さまにご利用いただきました。これからもクラブに関わる皆さまの交流活性化のお手伝いをさせていただき、"地域の発展に貢献する"とともに"社会に開かれたクラブ"の具現化を推進してまいります。
 2011年以降、継続的に行っている東日本大震災復興支援活動については、今年も多くの方々にご協力いただきまして6月・8月に岩手県釜石市にてふれあいサッカーを実施させていただき、8月には監督・選手も参加し大変喜んでいただいたと感じております。これからも被災地の皆さまのご要望を伺いながら継続的に活動を行ってまいります。
 現在アンバサダーとして活動をしてくれている塚本 泰史についても、夢の実現に向けて様々なチャレンジを行っており、クラブとしてしっかりサポートしていきたいと考えております。
 また今年はJリーグおよび全Jクラブが、「ピッチ上のフェアプレー」、「ファイナンシャル・フェアプレー」、「ソーシャル・フェアプレー」という『3つのフェアプレー』がJリーグおよびJクラブを発展させる基盤となる重要な概念であることに合意し、様々な活動を通じて推進をいたしました。地域社会で活動する企業市民として社会的責任・影響力を自認し、これからも真摯さ・誠実さをもって活動を続けてまいります。

<地域の未来>
 今シーズン行われたJ1リーグ戦ホームゲーム全17試合では合計183,791人の皆さまにご来場いただきました。改めまして厚く御礼申し上げます。クラブでは「すべてはスタジアムから」という言葉のもと、大宮アルディージャに関わる全ての方々とともにスタジアムにご来場いただく全ての方へ「安心・安全なスタジアム」と「おもてなしの心」をもって運営し、スタジアムでは日本一の明るい笑顔と元気な声を届けられるよう取り組んでおります。これからもご来場いただく皆さまにとって安心・安全・快適なスタジアムづくりを進めてまいります。
 地域の皆さまとの活動については、日々様々な活動を一緒に行わせていただくことで、大宮アルディージャは地域に支えられていることを強く感じた一年でありました。ホーム初戦に向けて行わせていただいた「038大作戦」では、クラブ・パートナー・ホームタウンが一体となり開幕に向けての応援企画を実現することができ、さらに2004年から継続している大宮クリーン大作戦は皆さまのおかげで今年280回を数えるまでになりました。重ねて御礼申し上げます。
 ホームタウン内の幼稚園・保育園・小学校を訪問しスポーツの楽しさや仲間との絆づくりの大切さを伝える「スクールキャラバン」は60カ所以上、4,000人近くの子供たちと交流いたしました。さらに県内11カ所で展開しているサッカースクールについても、サッカーの楽しさ、仲間と協力し合う大切さをフィールドで学ぶ場を提供し約1,800人のスクール生の皆さまにご入会いただいており、これからもJクラブならではのスクールとして更なる充実を図ってまいります。
 また今シーズンの新たなチャレンジとして、クラブとして初めて海外でのサッカー教室を行い、ラオスとタイで合計250人の子供たちに参加いただきました。また一般財団法人 日本国際協力センター(JICE)と協力し、アジア5カ国から129名の高校生を埼玉に招待し「JENESYS2.0 ASEAN青少年サッカー交流(アジア5カ国)」を行いました。これからも国際交流、社会貢献活動の一環として東南アジア諸国を対象に各国地域の子供たちにサッカー教室を開催して参ります。
 これからも地域の皆さまとの交流を通じて、より良い地域社会の実現に向けて少しでもお役に立てるよう様々な活動を行ってまいりたいと思います。

 最後になりますが、シーズンを通じて厳しい闘いが続く中でも、常に熱いご声援をくださいましたこと、改めて御礼申し上げます。これからも「Ardija Vision 2020 "未来を、ともに。"」の実現に向けて様々な取り組みを積極的に行ってまいります。
 引き続き熱いご声援を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

大宮アルディージャ
 代表取締役社長
 鈴木 茂



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