今野浩喜の「タダのファン目線記」特別編「今野さんプロデュースデー」②

突撃インタビューシリーズ 今野浩喜の「タダのファン目線記」 特別編

いよいよ今週末に近づいた「今野さんプロデュースデー」。その全貌が明らかに!

今野さんがタダのファン目線でクラブ関係者に逆取材を敢行する本コーナー。前回に引き続き特別編として、今野さんのプロデュースデーとなる第35節・ギラヴァンツ北九州戦について、今野さんとクラブのプロモーションを担当する美馬さんにお話しを伺いました。
前回の様子はこちら


本人にロゴをお披露目

美馬「10月23日(土)のギラヴァンツ北九州戦で行う今野さんプロデュースデーですが、まずはロゴが完成しました(拍手)」



今野「おぉ」

美馬「そして企画名、今野さんは選抜メンバーを前にというお話でしたが、すみません。ここだけは今野さんを前面に出す形で」

今野「前面?」

美馬「このコーナー、『ただのファン目線記』とのコラボレーション企画だということを伝えたい思いで、こんな感じにしました。見えますか?」

今野「へへへ……。ちょっと」

美馬「以前このコーナーにも出ていただいたイラストレーターのタカハラユウスケさんに似顔絵を描いてもらって、『今野浩喜がただのファン目線deプロデュースしましたデー』。あれ、苦笑いですか?」

今野「いや、ただただ恥ずかしいなって(笑)」

美馬「堪えてください」

今野「まぁまぁまぁ、ここに関しては何も言えないところなんでしょう」

美馬「はい」

今野「最後の関西弁感が気になりますね」

美馬「やっぱり、『そこに愛はあるんか?』のインパクトが強くて」

今野「あぁ、それでなんだ」

美馬「とってもいいものができました!」

今野「わかりました」

美馬「次に、一番気になるデジタルVAMOS選抜メンバーは、こちらの7名で決定しました!」

ENTRY NO.1 大宮銀座通り商店街 会長 栗原俊明さん
ENTRY NO.2 FM NACK5「ARDIJA HOTLINE」パーソナリティー 國領浩子さん
ENTRY NO.3 オーダースーツSADA 大宮駅前店 店長 福田哲さん
ENTRY NO.4 アルディージャ練習場グラウンドキーパー 勝矢真美さん
ENTRY NO.5 アンダーアーマー ユニフォームデザイナー 平野明日香さん
ENTRY NO.6 クラブオフィシャルライター 粕川哲男さん
ENTRY NO.7 ホームタウン&マスコット担当 クラブスタッフ 渡邉尚哉


美馬「グラウンドキーパーの勝矢さんに『拒否権ないですよね?』と聞かれたので、『はい』と返事をして」

今野「拒否権はありますけどね」

美馬「神セブンです」

今野「この企画、おそらく振り返りがメインになるでしょうね」

美馬「ほぼ反省(笑)」

今野「本番も前振りみたいなところですね」

美馬「あははは……。それで、イベント内容は前回お話ししたとおり、パレード、除菌会、PK合戦なんかもやります」


今野「ふんふん」

美馬「パレードは大宮駅東口の銀座通りから、オレンジロード、氷川神社の参道を通って、スタジアムまで音楽を流しながら練り歩くイメージです」

今野「はい」

美馬「グッズも、今野さんに描いていただいたイラストを生かして、こういった感じに。それとNACK5スタジアム大宮のロゴの使用も、ご厚意で許可が下りました」


今野「え~、それはすごい」

美馬「あと……Tシャツがこちらです」


今野「NACK5スタジアム大宮のキーホルダーが一番売れそうですね」

美馬「スタジアムグッズは出したことがないので、新鮮さがあると思います」

今野「うん。いいと思うな」

美馬「どれも最終版ではないんですが、こういう形で製作を進めているところです」

今野「わかりました」


スター感をいかに出せるか

美馬「とにかく、どの企画も楽しもうとするファン・サポーターの方々の演技力次第、というところは改めて強調したいですね。主演なのか助演なのか分かりませんけど(笑)」

今野「総力戦ですね」

美馬「今野さんが率いるVAMOSチームとの演技合戦です」

今野「協力がないと、どうにもならない。ハーフタイムは何をするんでしたっけ?」

美馬「具体的な中身は考えているところです」

今野「なるほど」

美馬「前回は、本気でアップしてみるとか言ってましたけどね(笑)」

今野「実際にフィジカルコーチみたいな人がいるといいですね」

美馬「あははは……」

今野「そこはちゃんとしたいかな」

美馬「イベントタイトルはどうしましょう?」

今野「なんだろう。何も言わずにアップしてるのもいいかも」

美馬「そっか(笑)。あの人たち何?って感じですか」

今野「何も言わずに動いている感じですかね」

美馬「ボヤかしますか」

今野「ハーフタイムのアップ体験ショー、かな(笑)」

美馬「面白いと思います。あと、集合写真も撮りますか?」

今野「何分くらいあるんですか?」

美馬「長くても7、8分じゃないですか」

今野「じゃ、大丈夫ですね。アップして写真撮ってはけるまで5分。だったら、そんなに痛手も負わなさそう」

美馬「なんだ?っいう間に終わると思います」

今野「見逃す人は見逃してもいい」

美馬「はい」

今野「散々話したわりに、最終的に出たとこ勝負な感じはしますね」

美馬「完全にそうです」

今野「出演者のみなさんに、これだけは出してほしいっていうところは“スター感”。みんな待ってたよねっていう」

美馬「いやぁ、どうなるかなぁ?」

今野「日にちが近づいてくると嫌ですね」

美馬「胃がキリキリしてきます(笑)」

今野「なんでこんなことになっちゃったんだろう?」

美馬「そんなに長い時間やらないので、大丈夫だと思います」


除菌会を妄想してみた

今野「除菌会は……」

美馬「そうだ。除菌会の参加券なんですけど、グッズを買ってくれた方に限らず、お買い物をしてくれた方に広げてもいいですか?」

今野「いいと思います。グッズを買わない人が、果たして除菌してもらいたいか、という疑問はありますけど」

美馬「へへへ……」

今野「グッズを2つ買った人も1枚? それとも2つだったら2枚?」

美馬「2枚にしましょう」

今野「券の転売はしないでください、と書いておかないと」

美馬「(笑)。それは書きましょう。発覚した場合には厳しく対応します、と」

今野「恐いですからね、転売が」

美馬「メルカリとかはやめて欲しいですね(笑)」

今野「そうです」

美馬「あとはスタッフを1人、トラメガを持たせて“剥がし屋”として」

今野「佐々木則夫さんとかにやってほしいですね。ムリでしょうけど」

美馬「真面目そうな40代男性スタッフを配置しようと思います。あまりにも長い人には、『そろそろお時間なんで……』と剥がしてもらう」

今野「除菌って、そもそもそんな時間かけないですけどね」

美馬「除菌しつつ、お話しつつ……」

今野「『もう菌取れてますよね!』と言いながら剥がす(笑)」

美馬「(爆笑)」

今野「流れで『写真いいですか?』って人もいると思いますけど」

美馬「写真はいいと思いますけど」

今野「もちろんいいんですけど……OKの方向で面白くならないかと思いまして」

美馬「スターっぽく、気さくに対応してもらうとか」

今野「剥がし屋の人に『ダメです!』って言ってもらって『いいんだよ』ってふりほどく。『別にいいだろ、ファンあっての俺たちなんだからさ!』って(笑)」

美馬「茶番だとわかってないと、揉めてると勘違いされませんか?」

今野「いや、カッコよく映るかなと思って」

美馬「笑いをこらえるのが大変そうです」

今野「みなさん、俺に言われたからやっているということでいいと思うんですけど、俺が一番しんどいです」

美馬「当日、今野さんが一番素でいるかも。演じることを忘れて」

今野「それをやると冷めちゃうので、演じ切りたいと思います」

美馬「どんな1日になったらいいですかね?」

今野「そうですね……。結局、チームが勝てば、すべて丸く収まるんじゃないかと(笑)。あわよくば3点くらい取って勝ってもらえたら、何もかも忘れてもらえるから」

美馬「そうですね」

今野「そういう意味では、今年一番チームを応援する日になるかもしれないですね」

美馬「あははは……」

今野「そんな想定はしたくないですけど、前半負けててやるハーフタイムの『アップ体験ショー』、やばくないですか?」

美馬「……そうですね」

今野「受け取り方が変わってくるような気がする」

美馬「ぜひ、リードして前半を終えてもらって」

今野「まぁ、いま言ったこともすべて書いてもらえれば、保険にはなるので(笑)」

美馬「それは必要ですね」

今野「とにかく、この書面でみんながスターぶってるってことが伝わればいいと思います。本当に天狗じゃないんだよって」

美馬「そこを誤解されたら大変です」

今野「このコーナーを読んでない人の反応が恐いです(笑)」


インタビュアー・構成:粕川哲男

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