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ちょい出しVAMOS

大宮アルディージャマガジン『VAMOS』では、塚本泰史クラブアンバサダーの活動を連載という形で追いかけてきました。次号では、病気が発覚してから10年という節目の年を迎えた塚本氏の思いを聞いているのですが、連載担当者の目には塚本氏の10年がどう映っているのでしょうか。編集担当の河合拓氏に、その思いをつづってもらいました。

ジレンマを抱えながらも、「感謝」の念が衝き動かす

 10年という決して短くない時間を、塚本泰史クラブアンバサダーは「あっという間だった」と、振り返った。

 2010年3月10日、塚本氏は右膝の手術を受けた。プロ2年目の2009シーズンには、右サイドバックのレギュラーに定着。2つのゴールも記録していた。さらなる飛躍が期待されていた中、将来を嘱望されていた背番号2は、シーズン開幕前のメディカルチェックで膝の痛みを伝える。MRI(磁気共鳴画像)検査の結果、右大腿骨骨肉腫と診断された。

塚本 泰史1

 骨肉腫は、骨に癌ができる病気だ。放置しておけば、生命に影響を及ぼしかねない大病である。しかし、彼が行う手術は、腫瘍ができていた骨の一部を切除し、その部分を人工骨で補うというもの。手術後は、プロサッカー選手としてプレーすることはもちろん、最悪の場合、再び自分の足で歩くことさえできない可能性があることも伝えられていた。それでも生きるために、選択の余地はなかった。

 手術から約2年後の2012年にクラブアンバサダーに就任し、近年はクラブスタッフとしての業務でスクールキャラバンなども担当している。大宮アルディージャマガジン『VAMOS』では連載企画があり、今回は彼自身にこの10年を思い返してもらった。

 2012年に東京マラソンを完走したのを皮切りに、塚本氏は数々のチャレンジを行ってきた。2016年には大宮から九州まで1週間をかけて自転車で走破し、2018年には大宮アルディージャOBとして、NACK5スタジアム大宮のピッチで浦和レッズOBとのクラブ創立20周年記念OBマッチにも出場した。現役時代の話や過去のチャレンジの話を生き生きとする一方で、未来の話をするときは、何度も言葉を詰まらせた。

 癌は手術後5年が経てば、根治したと言われている。だが、Jリーガーとしてピッチに戻ることがかなわない彼は、サッカー選手としての自分にどう区切りをつけるべきなのか、そして、元プロサッカー選手として同じ病気に苦しむ人たちのために、もっと何かできるのではないだろうかと、多くのジレンマを抱えているのだろう。

 目指すゴールが明確になったとき、塚本氏は人々に感動を与えるという大きなことを成し遂げてきた。その原動力には、『VAMOS』における彼の連載テーマである「感謝」の気持ちがある。例えば、病気でプレーができなくなってからもスタッフとして自分を迎えてくれたクラブには、「ここまで自分のことを思い、支えてくれるクラブは、他になかったと思います。大宮アルディージャには感謝しかありません」と、思いを語った。

 もちろん、病気を発表してから現在まで支え続けてくれている方々への感謝の言葉も、これまでの取材で何度も耳にしてきた。「本当にきついなと思うと、ちょうどサポーターの方がいてくれて、パワーをいただきました」とは、東京マラソンを振り返ってのものだ。

 これからの10年、塚本氏は何をゴールに見据えて歩んでいくのか。きっと10年後にも再び彼は「あっという間だった」という密度の濃い時間を過ごすに違いない。

塚本 泰史2


河合 拓(かわい たく)
『週刊サッカーマガジン』編集部、『ゲキサカ』編集部を経て2015年よりフリーランスとして活動している。フットサルの専門サイト『FUTSALX』の立ち上げメンバーであり、フットサルにも造詣が深い。大宮アルディージャマガジン『VAMOS』では、塚本泰史クラブアンバサダーや秋元利幸プロジェクトマネージャーの連載などを担当している。