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ファインダーの向こうに

クラブ公式サイトなどで目にするアルディージャの写真は、その多くがプロのカメラマンが撮影したものです。彼らが試合中に見ている選手たちの姿は、スタンドから見ているそれとは少し違います。ファインダー越しにしか見えない風景を、クラブオフィシャルカメラマンが綴ります。

「ファインダーの向こうに」メイン画像


Vol.003 早草 紀子

親心

 第12節・愛媛FC戦で失点に絡んでしまった小島幹敏の凹みようは、かなりのものだった。しかし、挽回のチャンスは翌節のレノファ山口FC戦ですぐにやってきた。試合終盤に訪れた渾身の逆転ゴールに、彼は何度もその拳を握り締めた。空に突き上げる派手なガッツポーズではないところが実に、らしい。

 アカデミー出身選手のプレーを見るとき、うっかり親目線が入ってしまうのはファン・サポーターの皆さんだけではない。もれなく私にも染みついた感覚で、今シーズンのはじめは彼を見て「大人になったなあ……」なんて、しみじみ思うことを避けては通れなかった。

 けれど、その時期を通り過ぎると、いろいろなことが見えてくるもので。

 プレーはいたって冷静。相手にしてみれば、嫌な位置に顔を出す曲者に他ならない。そして、ピッチ上では感情が漏れにくいタイプ――と感じていた小島が、自らのゴールを確認するやいなや、喜びを素直に表現している。

 一通り祝福を受けた後、「行って来い」というように奥井諒に背中を押されてかけ出した先は、同じように喜びに沸くベンチ前。その先頭には、小島と交代で退いた大山啓輔の姿があった。

 迷うことなく大山を目掛けて飛び込んでいく。このときの小島の表情はあどけなさ全開で、それまで奥底に閉じ込めていた葛藤を解き放っているようだった。

 アカデミー出身の選手たちには、使命や責任を背負わなければならないときがある。彼らにしか分からないプレッシャーがあるのは間違いない。小島はこのゴールで確実に最初の試練を超えた。その苦しみを誰よりも分かっている大山が、最前線で小島をしっかりと受け止めていた。大宮イズムを紡いでいくであろう二人を中心に、広がっていく歓喜の輪をカメラで収めながら、何とも言えないホッコリした気持ちになった。


早草 紀子 (はやくさ のりこ)
兵庫県神戸市生まれ。東京工芸短大写真技術科卒業。1993年よりフリーランスとしてサッカー専門誌などへ寄稿する。2005年から大宮アルディージャのオフィシャルカメラマン。