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ピッチで戦う選手たちの素顔や魅力を、アルディージャを“定点観測”するオフィシャルライター陣の視点で、毎月1回程度お届けします。

Vol.034 粕川 哲男

親近感

 褒められるのが苦手だ。そんな機会はほとんどないが、持ち上げられると恥ずかしくて、「何かすみません」と頭を下げたくなる。認めてほしい気持ちはあるものの、目立たず自分の仕事に没頭というのが、性に合っているのだと思う。

 小島幹敏も似たタイプではないだろうか。

 薄々気づいてはいた。思い返せば、高山和真、小野雅史との座談会のときも、動じない精神面、どんなときも慌てないプレーを2人から称賛されると、途端に居心地が悪そうな表情を浮かべて、「俺のメンタルを知らないだろ」と否定していた。

 先日、初めて1対1のインタビューをさせてもらい、その思いが確信に変わった。僕は彼のプレースタイルが好きだし、独特のボールタッチや創造性のある左足での仕事、そのセンスを心底すごいと思っている。だから、決しておべっかではなく、感じたままの言葉を並べたのだが、素直に受け止められることはなかった。笑いで濁すか、矛先を変えるかの高等戦術でかわされまくった。個人的には自信満々で強気の言葉を並べたてる選手よりも、はるかに好感が持てるので、ますます親近感を持ったしだいだ。

 例えば、FC岐阜戦で見せた決勝アシストについて。後半のアディショナルタイム、試合も残りわずかという緊迫感の中、クロスボールを上げずにグラウンダーのパスを選択した感覚を称賛すると、「すげえ褒めてくれるじゃないですか」と驚きを示し、「あれはバブンスキーのスルーがあったから。気持ち良かったのは絶対にミカさん(三門雄大)」と、2人を持ち上げていた。
  •  例えば、序盤に失点に絡んだミスを帳消しにしようとする愛媛FC戦での奮闘ぶりについて。最後まで運動量を落とさず、普段より果敢にシュートを放っていた姿に心を動かされたと伝えると、「あんなプレーをしたから、どんなことをしてもこれ以上落ちることはないと思ったんですよ。ここから上がるだけだって。やらかした以上は、自分で尻拭いをしないと」と、恥ずかしそうに笑っていた。
  • 小島 幹敏
 例えば、高木琢也監督の評価について。「(小島が)入ると流れが変わる。うちでは、そういった選手は珍しい」と言っていたと伝えると、「展開ですよね。みんなが疲れているところで、途中出場でフレッシュなので、アイツは走れているって見えやすい。あとはあれ、いつも付けている走行距離とかが分かるやつ。あのデータに救われているんです」と、最後まで自分の頑張りを認めようとしなかった。

 だからといって、浮ついた印象はない。発せられる言葉はみなオリジナリティーが強く、面白く、それでいて揺るぎない信念と確かな自信が透けて見える。受け答えは軽やかだが、芯は強く、何を言われても動じない重みが感じられるのだ。

 たぶん、自分の言葉によってカッコがつくことを避けたいのだろう。シャイで控え目な小島とのやり取りを通じて、そんなことを考えた。


粕川 哲男(かすかわ てつお)
1995年に週刊サッカーダイジェスト編集部でアルバイトを始め、2002年まで日本代表などを担当。2002年秋にフリーランスとなり、スポーツ中心のライター兼エディターをしつつ書籍の構成なども務める。2005年から大宮アルディージャのオフィシャルライター。