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ピッチで戦う選手たちの素顔や魅力を、アルディージャを“定点観測”するオフィシャルライター陣の視点で、毎月1回程度お届けします。

Vol.035 岩本 勝暁

本質を伝える力

 言葉を扱うという意味で、シンパシーを感じる部分が多かった。通訳のマルコ・グスタボさんである。通訳の矜持と僕たちライターのそれに、共通するものをずっと感じていたのだ。念願かなって、8月16日に発行される『VAMOS』の「OFFICIAL WRITERS COLUMN」でインタビューさせてもらった。

 本編では書き切れなかったが、個人的に印象に残るシーンがあった。昨シーズンまで所属していたマテウスがゴールを決めた後、真っ先にベンチに向かって走り出し、マルコさんと抱き合うシーンだ。試合後に2人で仲良く写真に収まる姿も微笑ましかった。

 「ベンチから一番早く飛び出すのは僕、という自信があります(笑)。誰よりも長く、濃い時間を一緒に過ごしていますから。僕らはピッチには入れないですけど、彼らが点を取ったら一緒になって喜びますよ」

 来日したばかりの外国人は皆、多かれ少なかれ私生活に不安を抱えている。そうした選手たちをサポートするのも通訳の仕事だ。2012年から計4シーズン在籍したカルリーニョスがいた頃は、夜中に突然連絡が来て、体調を崩した子どもを病院まで連れて行ったという。

 「皆さんが想像もしないようなことが多々ありますよ。異国の文化を伝えることも大事です。『日本ではこういうことをやっちゃダメだよ』『その態度は失礼になるよ』『こういうとき、日本人はこうするんだよ』と伝えてなじませる。ただ、全部を僕がやってしまうと家政婦さんみたいになってしまいます。教育しながら伝えていくのが僕のやり方。最初に伝えて、あとは自分で調べてもらうこともあります」

 難しいのは状況に応じた言葉の使い分けだ。ただ直訳すればいいというものではない。これは僕たちがインタビューを原稿にするときの状況に似ている。話した言葉をそのまま活字に落としても、読みづらいものになってしまったら原稿として成り立たない。読みやすくするために言葉を付け足したり、あるいは削ったり、前後の文章を入れ替えたりすることもある。

 「直訳で伝えても、スッと入っていかないことがあります。大事なのは、どうやって伝えるか。監督やコーチが言いたいことをいかに理解させるかが大事ですね。ちゃんと伝えたつもりでも、指示を理解してプレーしなかったら意味がないですから。あとは、選手がどんな状態でいるのか。イライラしているのか、集中が切れているのか、8年もやっているので、そういうことにも気づくようになりました。時には言葉を変えたり、時にはポイントを強調したり、時には短い一言で伝えることもあります。選手たちは結果が求められるので、言ったけどできなかったでは話になりません。意識しているのは理解力です」

 8年というキャリアが通訳にとって長いのか短いのかは分からない。ただ言えるのは、マルコさんが訳す日本語はとても分かりやすく、そのスキルの高さに驚かされるばかりであるということだ。
  •  ポルトガル語が母国語のマルコさんは現在、スペイン語を話すフアンマ デルガドの通訳を担当している。類似点も多いというが、それでもやはり「違うといえば違う」らしく、「時にはゆっくり話す」など、互いに助け合いながらコミュニケーションを取っているそうだ。テレビでフアンマがインタビューを受けているとき、その横にいるマルコさんの存在を思い浮かべながら聞いてみると面白いかもしれない。

     「フアンマはすごく優しいですよ。強面で、ピッチに入ったら重戦車のような選手ですけど、普段はとても紳士です」
  • マルコ グスタボ
 8月号のVAMOSでは、マルコさんの出自や日本とのつながりについても触れている。ぜひ、ご一読ください。


岩本 勝暁 (いわもと かつあき)
2002年にフリーのスポーツライターとなり、サッカー、バレーボール、競泳、セパタクローなどを取材。2004年アテネ大会から2016年リオ大会まで4大会連続で現地取材するなど、オリンピック競技を中心に取材活動を続けている。2003年から大宮アルディージャのオフィシャルライター。


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