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ピッチで戦う選手たちの素顔や魅力を、アルディージャを“定点観測”するオフィシャルライター陣の視点で、毎月1回程度お届けします。

Vol.038 粕川 哲男

サッカーもラグビーも

 このところは、どっぷりとラグビー漬けの日々だった。ワールドカップの試合は日本戦以外も全て面白く、取材で出会ったラガーマンたちは全員(本当に全員!)好青年で、ピッチ外の話題も豊富だったので、毎日がものすごく充実していた。

 これだけ長いことラグビーに関わったのは人生初。だから、いろいろな発見があった。最後までルールを覚えきることはできなかったが、ラグビーの魅力を存分に味わえた。と同時に、多くのことを考えさせられた大会でもあったと思う。

 ダイバーシティー、異議を唱えない選手の姿、友好的な観客席の様子、ノーサイドの精神、期間中、各国代表の選手たちが子どもたちと交流する姿や、台風による試合中止の判断には驚いた。そして、戦わずして最下位が決まったカナダ代表が、釜石で泥をかき集めるなどのボランティア活動を行ったというニュースに、涙。

 さらに、同代表で3試合に出場したファンデルメルベのツイッター、「成田空港に一人で座っていたときに、また日本に心を動かされた。次々に『昨日、釜石で協力してくれてありがとう』とお礼を言われたんだ。釜石はここから530kmも離れているというのに。驚きだよ」に、また涙。

 たくさんの感動があり、日本人の“おもてなし”に対する好意的な評価に触れるたびに、誇らしい気持ちになった。

 なぜか、サッカーと比較する声をいくつも聞いた。その多くが否定的なものだった。

 「サッカー選手は汚い、ずる賢い、嘘つきだ」

 「少しの接触で痛がり過ぎだ」

 「レフェリーに対するリスペクトがない」

 確かに、と思う部分もあったので「そもそも競技が違うし、それはそれで魅力でも」という言葉は飲み込んだ。イギリスに「ラグビーは紳士がやる野蛮なスポーツ。サッカーは野蛮人がやる紳士的なスポーツ」という格言があることも、初めて知った。それはもう完全なサッカー劣勢……。

 だから、ラグビーワールドカップ決勝の4日後、そんなことはないはずだと自分に言い聞かせて、台風で延期されていたアビスパ福岡戦に足を運んだ。

 すると、やっぱりサッカーはサッカーで魅力的だった。
  •  前半こそ得点の入らない展開にやきもきしたが、後半は数日後に高木琢也監督が「ここ最近の数試合でパワーが増したというか、成長を感じ取りました」と語ったとおりの試合運びで、安心して見ていられた。

     河本裕之は要所で必ず体を投げ出し、酒井宣福はしっかりとカバーしている。奥抜侃志のドリブルはすごみを増しており、茨田陽生のテクニックと落ち着きは相変わらず。フアンマ デルガドとイッペイ シノヅカの決定力は頼もしかったし、途中出場の大前元紀は積極的にボールを引き出し、自陣まで戻って必死のチェイシングをしていた。
  • 三門 雄大
 そして何より僕の心を動かしたのが、三門雄大の運動量だ。どこに、あれだけの体力を備えているのか。2点リードで迎えた終盤、相手のバックパスを追いかけ、GKのクリアをチャージした姿には唸らされた。時計に目をやると、83分! あの時間帯に、あそこまで走れるなんて。どれだけの運動量と精神力があれば、あんなプレーができるのか。ボールを蹴ったことがある人ならば、三門のすごさに身が震えるはずだ。

 選手個々が自身の特長をピッチで表現し、チームとしても一体感を持って戦えている。そんな大宮アルディージャを見て、気分が良くなった。取材からの帰り道、こう思った。「サッカーかラグビーか」はナンセンス。「サッカーもラグビーも」でいい。そうすれば倍楽しむことができる。


粕川 哲男(かすかわ てつお)
1995年に週刊サッカーダイジェスト編集部でアルバイトを始め、2002年まで日本代表などを担当。2002年秋にフリーランスとなり、スポーツ中心のライター兼エディターをしつつ書籍の構成なども務める。2005年から大宮アルディージャのオフィシャルライター。


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