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ピッチで戦う選手やスタッフの素顔や魅力を、アルディージャを“定点観測”するオフィシャルライター陣の視点で、毎月1回程度お届けします。

Vol.041 戸塚 啓

基準

 2020年2月9日は、大宮アルディージャというクラブにとってターニングポイントになるかもしれない。

 さいたまシティカップで来日したクラブ・ナシオナル・デ・フットボール、通称ナシオナル・モンテビデオは、世界一に輝いたこともあるウルグアイ屈指の名門クラブだ。創成期から現在に至るまで、同国代表選手が歴史を彩っている。

 1990年代以降で言えばFWアルバロ・レコバやFWルイス・スアレス(現バルセロナ)、あるいはGKフェルナンド・ムスレラ(現ガラタサライ)やDFディエゴ・ゴディン(インテル・ミラノ)らが、ナシオナルでヨーロッパ進出への地歩を固めた。歴代の所属選手には、かつてアルディージャに所属したデリー・バルデスやサウール・マルティネスの名前もある。

 今回来日した18人は、平均年齢21.06歳という若いチームだった。強い風が吹きつけるピッチに立つと、どこか頼りなさそうに映る選手もいたのだが、プレーぶりは堂々たるものだった。

 ウルグアイ伝統の激しさと縦への速さを継承しつつも、攻守において局面を制することのできる「個」の力を持っていた。数年後にヨーロッパでプレーしている姿を想像させる選手が、少なく見積もっても4、5人はいた。

 個人的にさすがだなと感じたのは、彼らの「基準」である。局面や時間帯に応じた個々のプレーにバラつきがなく、ポジションごとに求められるプレーも見事に整理されていた。チーム内に明確な基準がある、ということである。

 試合後のアルディージャの選手たちからは、「今まで経験したことのないプレッシャーだった」とか「Jリーグとの違いを感じた」といった言葉が聞かれた。それこそが、この試合の意義である。

 ナシオナルというクラブの「基準」を肌で感じたことで、選手たちは自分自身とチームに何が必要なのかを、明確に知ることができたはずだ。ファン・サポーターに勝利を届けられなかったのは残念だが、国際試合だからこそ得られるものがあったのは間違いない。成長につながる気づきが、ナシオナル戦には詰まっていたと思う。

 オフ・ザ・ピッチにおいても、クラブは貴重な時間を過ごしたのではないだろうか。

 僕らメディアにまつわるものでいえば、試合前日に公式記者会見が開かれた。AFC(アジアサッカー連盟)やFIFA(国際サッカー連盟)の大会ではスケジュールの一部となっているもので、両チームの監督とキャプテンが出席した。

公式記者会見

 クラブハウスで試合に向けた会見が開かれ、ウルグアイ人記者がスペイン語で質問をする。会見場への動線に貼られた案内には、日本語だけでなくスペイン語で表記されていた。

 前日会見で複数の言語が飛び交うのも、アウェイチームの母国語によるインフォメーションがあるのも、国際大会では当たり前のことである。

 実はそれが、素晴らしく価値のある経験だ。クラブ全体が国際大会の「基準」に触れることができたのは、とても大きな意味を持つ(個人的には試合前の選手紹介に、スペイン語によるものを加えたら素晴らしかったと思う)。

 ナシオナルのユニフォームの選手名がカタカナ表記だったことには驚かされた。クラブ首脳の国際感覚(サービス精神と言うべきか)は、さすがに南米屈指の伝統を持つクラブである。

試合

 ACLと呼ばれるアジアチャンピオンズリーグに出場したJクラブには、様々な意味で変化が訪れると聞く。アジアで戦っていこう、アジアを勝ち抜こうとの意欲が高まり、チームだけと言わずクラブ全体の地力が高まっていく、と。

 ナシオナルとのゲームを通して、「次は海外クラブと公式戦を戦いたい」との思いが、クラブとその周囲のあちらこちらで芽生えたのではないかなと想像する。今はまだ小さなものでしかないとしても、のちに振り返ればとても貴重な一歩を、私たちは2020年2月9日に踏み出したと思うのだ。

サポーター



戸塚 啓(とつか けい)
1991年から1998年までサッカー専門誌の編集部に所属し、同年途中よりフリーライターとして活動。2002年から大宮アルディージャのオフィシャルライターを務める。取材規制のあった2011年の北朝鮮戦などを除き、1990年4月から日本代表の国際Aマッチの取材を続けている。


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