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オフィシャルライターコラム「春夏秋橙」

ピッチで戦う選手たちの素顔や魅力を伝えたい。これまで書き切れなかった情感を伝えたい。『Vamos』やマッチデープログラムなどの取材から映る景色を、クラブオフィシャルライターの視点で、たまに広報・プロモーション担当の視点で、お届けします。


春夏秋橙タイトル



Vol.011 岩本 勝暁

過去最高

 きっと僕だけじゃない。“ライターあるある"だと思っている。

 インタビューの後には、“テープ起こし”と呼ばれる作業が待っている。録音した音声をパソコンの文書作成ソフトに打ち込んでいくのだが、これが実に煩わしい。何が煩わしいかって、自分の声を聞くのがたまらなく憂鬱なのだ。聞き取りづらい自分の声や拙い質問に、自己嫌悪に陥るのである。

 ただ、厄介なことばかりでもない。時として、文字を打ち込むキーボードが軽快な音を奏でることがある。VAMOS 115号で三門雄大にインタビューしたときがそうだった。一度聞いた話なのに、イヤホンから聞こえてくる言葉に「なるほど」と何度も膝を打った。

 話が少し横道にそれても、思いの丈を語ってくれた。一つ、聞きたいことがあった。メディアやファン・サポーターに対して、とてもオープンなことだ。戸塚啓さんも前回のコラムで言及されていたように、アルディージャの選手は一様にメディア対応が丁寧だ。三門選手もその一人。

 なぜか。彼の答えはこうだった。

 「シンプルに、話すのって楽しくないですか? メディアの皆さんが、僕に対してどう思っているのか。あるいは、チームに対してどう思っているのかを聞いたり話をしたりするのが楽しいんです。僕はこう思っている、だけどメディアの皆さんは違うふうに思っている。公式戦の採点でも、自分としてはいい内容だったと思っているのに、点数が低かったということもあれば、あまり良くなかったと思っているのに、意外といい点だったこともある。見ている観点が違うというだけでも、僕の中では楽しいんです。試合後の取材でもそう。メディアの方が話し掛けてくれて、『今日はこうだったね』と言われると、そういう考えもあるんだと感じることもある。そこから『僕はこう思っていて』と言うと、相手も真剣に話をしてくれます。もちろん、話せることと話せないことはありますよ。そこはお互いの信頼が大事になってくる。というわけで、一人の人間として、話をするのが楽しいという感じですね」

 頭が下がる思いだった。シーズン序盤の勝ち切れない時期も、記者の呼び掛けにしっかりと足を止めて話をしてくれた。中でも「現実を受け入れなければいけない」という言葉が印象に残っている。VAMOSでも、「みんなの心の中に『俺らは大丈夫だ』『一つ勝てば順位が上がるんだ』という感じが見受けられ、それがあるうちは苦しむと思っていた」と語っている。

 そして今、勝点を重ね、第23節・大分トリニータ戦で8戦無敗とした。J2優勝に向かって、首位が見える位置までたどり着いている。一人ひとりのやるべきことが明確になり、チームが少しずつ一つにまとまっていった。

 大分戦の後に、再び聞いてみた。
  •  「あそこで現状を受け入れず、もしも『俺たちは強いから何とかなるでしょう』というチームだったら、やはりJ1には上がれないと思います。シーズン最初の段階で、現状を受け入れることが非常に大事だった。そこを受け入れた上で、どこを良くしなければいけないかをみんなで話し合ってきたからこそ、今があるんだと思います。無敗といった記録はいつか止まってしまうので、その準備をしながらも『これからも負けなしでいくんだ』という気持ちを常に強く持ち続けたい。今はいい状況ですけど、これからも色々なものを受け入れたり噛み砕いたりしながら、チームは良くなっていくんだと思います」
  • 三門 雄大
 三門は多弁だ。しかも、無駄な言葉がほとんどない。だから、インタビューは自然と長くなる。

 ちなみに通常の会話の場合、文字に置き換えると5分で1,000字ほどになる。30分でおよそ5,000字、1時間も話していれば10,000字になるイメージだ。背番号7のVAMOSのインタビューは、話がはずんで1時間に及んだ。直感で、「10,000字を軽く越えるくらいかな」と思っていた。

 ところが、予想を大幅に上回る16,000字。この数字、僕がインタビューしたアスリートの中で、おそらく過去最高である。


岩本 勝暁 (いわもと かつあき)
2002年にフリーのスポーツライターとなり、サッカー、バレーボール、競泳、セパタクローなどを取材。2004年アテネ大会から2016年リオ大会まで4大会連続で現地取材するなど、オリンピック競技を中心に取材活動を続けている。2003年から大宮アルディージャのオフィシャルライター。