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オフィシャルライターコラム「春夏秋橙」

ピッチで戦う選手たちの素顔や魅力を伝えたい。これまで書き切れなかった情感を伝えたい。『Vamos』やマッチデープログラムなどの取材から映る景色を、クラブオフィシャルライターの視点で、たまに広報・プロモーション担当の視点で、お届けします。


春夏秋橙タイトル



Vol.008 戸塚 啓

真っ直ぐ

 ロシア・ワールドカップの取材に来ている。6月16日の水戸ホーリーホック戦はハイライト映像しか見ることができていないが、第16節から4戦負けなしで、現在は連勝中だから、チーム状態は上向きと想像している。

 渡航前に金澤慎に話を聞いた。

 アルディージャの選手たちはメディア対応がとても丁寧だが、中でも彼は特別だ。声を掛けて断られたことが一度もない。聞かれたくない質問に口をつぐむことはなく、答えを濁すこともないのだ。クラブ初のアカデミー出身選手としての自覚や責任感といったものが、彼の体を貫いているからだと思う。

 横浜FCに快勝する前のタイミングで聞いていることを、あらかじめお断りしておく。それでも、彼の言葉は真っ直ぐに伝わってくる。

「J2優勝でJ1復帰、というのが自分たちの目標です。チームとして波に乗れていないときや、負けた試合の後は、どうしても目の前の試合に集中しがちです。もちろん、一試合一試合をしっかり戦っていくのは大事ですが、シーズン前に掲げた自分たちの目標は、どんな状況になっても持ち続けていくもの、と僕は思っています」

 混戦模様の明治安田J2を抜け出すには、何が必要なのだろうか。プロ17年目のシーズンを過ごす経験者は、迷うことなく答える。

「目標を達成するために全員が努力しているときは、チームの雰囲気が試合内容に反映されていると思うんです。相手をはっきりと上回るぐらい力の差を見せつけるとか、そういう気持ちが見えるとか。J2も優勝するのは簡単じゃない。強い気持ちで目標に向かっていかなければいけない」

 今シーズンは、ここまで出場機会がない。メンバー入りも2試合にとどまる。ただ、4月下旬に発症したケガは回復に向かっており、「もう大丈夫です」と控えめな笑みを浮かべた。
  • 金澤慎
  • 「ケガをしてチームを外から見ることで、色々なものを整理して考えられるようになりました。チームに貢献できていないので、自分のために必要な時間だったとは言いたくありません。でも、無駄な時間にしたくはない。とにかく、もっといいプレーができるように練習からやっていくだけです」

     たくさんのものを背負わされてきた選手である。その中には、僕らメディアが背負わせてしまったものも含まれている。
 クラブのシンボルと見なされることは、実はそれほど居心地のいいことではないのかもしれない。多分そうではないかな、という気がする。僕ら取材陣に頼りにされることも、ひょっとしたら苦痛かもしれない。悔しさ、歯がゆさ、不甲斐なさといった種類の感情を呑み込めない瞬間は、彼にだってあるだろう。

 それでも、金澤は表情を変えない。暖色系のオーラで、チームを包み込んでいる。“ミスター”と呼ばれる選手がいる幸福を、僕たちは感じることができる。


戸塚 啓 (とつか けい)
1991年から1998年までサッカー専門誌の編集部に所属し、同年途中よりフリーライターとして活動。2002年から大宮アルディージャのオフィシャルライターを務める。取材規制のあった2011年の北朝鮮戦などを除き、1990年4月から日本代表の国際Aマッチの取材を続けている。


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