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オフィシャルライターコラム「春夏秋橙」

ピッチで戦う選手たちの素顔や魅力を伝えたい。これまで書き切れなかった情感を伝えたい。『Vamos』やマッチデープログラムなどの取材から映る景色を、クラブオフィシャルライターの視点で、たまに広報・プロモーション担当の視点で、お届けします。


春夏秋橙タイトル



Vol.023 戸塚 啓

裏にあるもの

 試合後の記者会見に臨む監督が、冒頭に必ず言うことがある。

 「今日も多くのファン・サポーターの皆さんが、スタジアムにかけつけてくれました。彼らに勝利を届けるために…」といったフレーズだ。

 正直に告白すれば、自分の仕事には使いにくい。文字数の限られた原稿を書くことが多く、どうしても本題──試合について触れたコメントを使うことになる。枕詞的な監督たちの謝辞は、取材ノートにメモしていない。

 10月21日に行なわれた明治安田生命J2リーグ第38節でも、石井正忠監督はファン・サポーターへの謝辞から記者会見をスタートさせた。いつもなら無意識のうちに聞き流してしまうフレーズが、この日はストレートに胸へ響いた。

 ニッパツ三ツ沢球技場の記者席は、室内と室外の二種類がある。メインスタンドの一角に用意された室外の記者席は、スペースがちょっと手狭だ。試合を見ながら原稿を書くわけではない自分が座るのは、同業者に申し訳ない。僕は室内の記者席へ向かう。

 フリーランスに割り当てられるのは2列ある席の後列だが、どこに座ってもどちらか一方のコーナー付近が死角になってしまう。ずいぶんと悩んだ末に、前半はアルディージャの攻撃方向が見えるポジションを選んだ。守備側の左コーナー付近の攻防は、室内のモニターで確認するしかない。笠原昂史選手の背中がオレンジ色に埋まっているのも、画面を通じてしか見ることができない。

 それがどうだろう! 試合開始前から、アルディージャのファン・サポーターの声援がはっきりと、それも絶えることなく届いてくる。大げさではなく、NACK5スタジアム大宮にいるようだった。
  •  横浜FCと対戦した一戦は、昇格争いの行方を左右する直接対決だ。ファン・サポーターの皆さんの応援にも、いつも以上に熱が入っていたのかもしれない。

     だとしても、休日の午後に時間を作るのは、決して簡単ではないと思うのだ。ファン・サポーターの皆さんだって、スタジアムを離れればお父さんやお母さん、あるいは旦那さんや奥さん、息子さんや娘さんである。家族のためにやらなければいけないことは日々あって、週末に片付けたいことが山積みな場合もあるはずだ。
  • 横浜FC戦
 それでも、スタジアムにはいつも変わらない声援が響く。ホームでもアウェイでも、チームの背中を押してくれる。当たり前の裏側にある大変さに思いを寄せたら、監督は、選手は、何よりもまず、「今日も応援してくれてありがとうございます」と言いたくなるのだろう。それは決して儀式とかルーティンではなく、心の底から湧き上がる素直な気持ちなのだと思う。

 ピッチに降り注ぐ声援がなければ、スタジアムは寒々しいものになってしまう。仕事でスタジアムにいるとはいえ、僕も気持ちが昂らない。ファン・サポーターの皆さんと、石井監督の選手たちと、しっかりと心を合わせて、僕も残り4試合に臨みたい。


戸塚 啓 (とつか けい)
1991年から1998年までサッカー専門誌の編集部に所属し、同年途中よりフリーライターとして活動。2002年から大宮アルディージャのオフィシャルライターを務める。取材規制のあった2011年の北朝鮮戦などを除き、1990年4月から日本代表の国際Aマッチの取材を続けている。


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