明治安田生命J2リーグ 第30節
2022.8.6 [SAT] 19:00NACK

大宮

  • 3' 柴山 昌也
  • 48' 柴山 昌也
  • 64' 富山 貴光
3 - 2
1 前半 1
2 後半 1

横浜FC

  • 14' 亀川 諒史
  • 50' サウロ ミネイロ
試合経過
監督コメント

決して悪くない流れがあったなかでこういう結果であることは、チームとしてエネルギーが下がりがちになると思いますので、そこをまずは下がらないようにすることが大事ですし、ここからどうやって舵を切っていくか考えなければいけません。状況が状況ですので、一手一手が大事になると考えていますし、中身は同じでも選手への伝え方の部分を見直す必要も感じています。もちろん顔を上げて戦わなければ勝ち星は取れませんし、方向性の部分は固まっていて相手の嫌がるプレーを続けなくてはいけませんが、細かい部分での変化は必要です。

前節は岩手が横浜FCに勝ったように、特にJ2リーグは戦ってみないとわかりませんし、紙一重の違いが結果を変えますが、我々は今まで紙一重の部分を自分たちのものにできずに来ています。横浜FCはシーズン当初とサッカーが変わっていると思いますし、相手は昇格争いをしていて勝点3を取りに来ます。前節の敗戦で改めて気を引き締めて向かってくると思いますので、我々はそれを打ち破らないといけません。そして我々は選手がピッチでエネルギーを破裂させられるよう、できる準備はすべてやったという状況を作って、この試合に臨みます。

選手コメント

チームが苦しい状況のなかで合流して、チームの良いところも悪いところも自分が一番見えていると思うので、練習で自分からそういった部分を変えていくことを考えていました。水戸戦はほぼぶっつけ本番で戦いましたし、まだチームのことをすべて把握していませんが、監督が求める戦う部分や走る部分は常に意識して出せたと思っています。ただ、試合には負けてしまい、クロスでも決定機を作ることができなかったので、練習からすり合わせていきたいです。

下位に沈むチーム力や選手の質ではないのですが、まだチームには厳しさが足りなかったり、メンタル面でネガティブになってしまうことが多かったりすると感じています。だからこそ、ピッチ内外で自分がもっと声をかけて、全員で戦えるチームになれば勝点は積み上げられると思います。

首位のチームとの対戦ですが、自分たちは絶対に勝点をと取らなくてはいけないチーム状況です。ホームで勝つことでよりチームはまとまれると思いますし、自分はこのチームを救うために来たので、気持ちを前面に出して戦います。

水戸戦で初出場ができましたが、チームとして試合ではもっとゴールに向かっていく姿勢を出さなければいけなかったと思います。リーグ戦は残り13試合ではありますが、まずは日々のトレーニングをもっとこだわって取り組み、相馬さんが求めるものを実直に選手一人ひとりがやった上で、個々の特長を出していきたいです。

横浜FCでは3年間プレーさせていただきましたが、自分のプロサッカー人生をスタートさせてくれて、成長させてくれたチームですので、その恩返しとして絶対に勝ちたい相手です。まずはいい準備をして、試合に出られるようにトレーニングからアピールしたいです。

NACK5スタジアム大宮は雰囲気が良いスタジアムで、大宮のサポーターは熱いイメージがあります。最近は勝てていないですし、相馬監督とホーム初勝利を手にして、みんなで喜び合いたいです。

メンバー

スターティングメンバー

84'
84'
46*'
71'
59'

控えメンバー

84'
84'
71'
46*'
59'

監督

相馬 直樹

スターティングメンバー

GK 49 スベンド ブローダーセン
DF 3 中村 拓海
DF 22 岩武 克弥
DF 5 ガブリエウ
MF 20 イサカ ゼイン
73'
MF 2 ハイネル
80'
MF 6 和田 拓也
MF 19 亀川 諒史
73'
FW 18 小川 航基
FW 13 サウロ ミネイロ
80'
FW 7 松浦 拓弥
63'

控えメンバー

GK 44 六反 勇治
DF 4 高橋 秀人
DF 17 武田 英二郎
73'
MF 16 長谷川 竜也
63'
FW 48 山下 諒也
73'
FW 15 伊藤 翔
80'
FW 39 渡邉 千真
80'

監督

四方田 修平
試合詳細
8 シュート 11
12 GK 7
2 CK 6
7 直接FK 9
1 間接FK 1
0 PK 0
試合データ

主審

佐藤 隆治

副審

金井 清一

副審

長谷川 雅

第4の審判員

國吉 真吾

入場者数

6,633人

天候

曇、弱風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

27.4℃/49%

HIGHLIGHT

柴山が2得点、富山の決勝点で首位を撃破
明治安田J2第30節の相手は、首位の横浜FCだ。今季、たった4試合しか負けていない強敵だが、どこが相手であろうと降格圏の21位から脱するために勝利は譲れない。先発はGK志村、4バックは右から岡庭、新里、袴田、小野。中盤は栗本と菊地がダブルボランチを組み、右に柴山、左に矢島慎。前線は、河田と奥抜が2トップを組んだ。

試合の立ち上がりは、積極的に敵陣に押し込んだ。3分、右サイドから奥抜のドリブル、岡庭のクロスと攻め立てると、逆サイドまで流れたところを矢島慎が拾ってクロス。スライディングで飛び込んだ柴山が合わせ、早々に先制点を奪った。「今までは、どうしても(小柄な)自分が行っても……というところもあって、どうしてもセカンドボールを意識してしまっていたけど、クロスに対して、中に入って行けと言われていたことがようやくできた」と振り返った一撃だった。

守備も前線からプレッシャーをかけ、相手がロングボールで押し込んできても、中盤でブロックを作りつつ、サイドチェンジを封じて対応。菊地は「中盤の4枚が連動して良い距離間で守備ができていたし、そこからショートカウンターを出せている場面もあった」と手応えを語った。

しかし、14分に中央を突破されクロスを上げられると、競り合ったあとのこぼれ球をDF亀川に狙われ、シュートブロックで軌道が変わったボールにGK志村が反応し切れず、同点に追いつかれた。

それでも大きくリズムが崩れることはなかった。MF栗本を中心としたパスワークで敵陣に押し込み、19分には最終ラインのDF新里がハーフウェーライン付近から思い切ったミドルシュートを打つ場面もあった。その後、縦パス1本でシュートに持ち込まれたり、セットプレーからシュートを打たれたりするプレーもあったが、互角の展開で前半を終えた。

相馬監督は、後半から矢島慎に代えて泉澤を左SHに投入し、攻撃の活性化を狙った。すると、早くも左サイドから点が生まれた。中盤の守備でボールを奪い返すと、泉澤が奥抜へパス。奥抜は得意のドリブルでエンドライン際をえぐってゴールに近付き、マイナスのパス。柴山がワンタッチで合わせてゴールを決めた。

ところが、喜びも束の間、2分後には自陣中央を短いパス交換で破られ、横浜FCのFWサウロ・ミネイロのミドルシュートで同点に追いつかれた。それでもチームの士気は高く、57分に奥抜が高い位置で相手からボールを奪ってカットインシュート。決定機に持ち込んだが、クロスバーに嫌われた。

59分、河田に代わって富山がピッチへ。すると、この交代も見事に的中。64分、新里が相手の背後へロングボールを送ると、前半から何度もペナルティエリア外まで出てきていた相手GKが判断ミス。背後に待っていた富山がボールをコントロール。無人のゴールへ押し込んで勝ち越し点を奪った。ラッキーに見えた場面だが、前半に布石があった。パスを送った新里は、前半にロングシュートを狙った辺りから「試合が始まってすぐ、GKの位置取りが不安定だと思ったし、後半はプレーが切れたときに相手の集中が切れていると感じるところもあった」とチャンスを狙い続けていたことを明かした。この場面でもリスタート後、すぐにボールを要求してロングパスを送り込んでいた。

終盤は押し込まれる展開になったが、相馬監督は田代と茂木の投入で5バックにして最終ラインを強化した。後半途中に両チームの選手がヒートアップして中断した場面があったため、アディショナルタイムの目安は7分と長かったが、全員で体を張ってゴールを死守。3-2で勝利を物にした。

相馬監督にとっては、就任後初めてとなるホームゲームの勝利。喜びもひとしおだ。しかし、1勝で順位が大きく上がるわけではない。次節は、3位の仙台とのアウェイゲーム。上位を連続撃破して浮上の勢いを加速させたい。

(総評:平野 貴也)

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監督コメント
まずは、ホームでもなかなか勝てていないなかでも、我々を、選手たちを、チームを信じて集まってくださったサポーターの皆さん、本当にありがとうございました。ようやく喜ぶことができて嬉しいです。

今日は選手たちにだいぶリスクがあることをやってもらったのですが、お互い助け合いながら、本当に最後まで戦い抜いて勝ちをもぎ取ってくれた、本当によくやってくれたので、その姿勢に感謝したいと思います。

自分たちが先制する形で取って取られてという、これまでにはあまりなかった展開になったのですが、首位の横浜FCを相手に我々がチャレンジャーとして奪いに行く姿勢を出して、前に重心をかけて戦ってくれました。そこには当然リスクも含まれているのですが、そのカバーも含めて、本当によくやってくれたと思います。

細かいことを言えば、2点目を取ったあとの失点の時間なども当然ありますが、最後に3点目を取り、そしてだいぶ長いアディショナルタイムになりましたけれども、自信を持って守り切ったようにも感じました。

そういった部分を含めて、今日は選手たちが勝つということを表現してくれたと思いますし、サポーターの力も大きかったと思います。これを次にしっかりとつながる1勝にしていきたいです。
選手コメント

僕たちは相手の背後を狙っていることから、相手GKDFラインの背後をケアしてくるので、前半から相手GKの出方を気にしてみていました。前半からプレーが切れた時に相手の動きが止まることが見受けられたので、侃志(奥抜)やカワ(河田)には早いリスタートを狙うように話していました。決勝点のシーンは、自分たちが水を飲んでいるときに相手を見たら2ラインになっていてアラートさに欠けているように感じたので、俊介(菊地)に声をかけてすぐボールを受けて、相手の背後を狙いました。ミスキックでしたがゴールにつながって良かったです。

なかなか勝てていないこともあって、選手たちは自信を持って相馬さんのサッカーにトライしきれていなかったですし、自分も覚悟を決めきれていないところがあるのかなと考えていました。どのサッカーが良い悪いという問題ではなく、僕たちは勝たなくてはいけない状況なので、今週はチームのエネルギーをどうやって一つにするのか、みんなで意識して取り組んできました。

今日に関しては相手のサッカーに対して相性が良かったと感じています。相手によって自分たちのサッカーは変えませんが、対戦相手は変わりますので、選手が試合中に変化を加えながら次節も勝点3を取りたいです。

ゴールシーンは1点目も2点目も、慎也くん(矢島)と侃志くん(奥抜)が本当にいいボールを上げてくれたので、それをうまくワンタッチで流し込むことができました。

チームがこのような状況のなかで、今日もたくさんのサポーターが来てくれて、それが本当に力になりました。自分も試合に出場しているので責任はかなり感じていましたし、得点という結果を残して、チームを勝たせられたことはよかったです。

同サイドの岡くん(岡庭)とは普段からコミュニケーションをしっかり取っています。面白くて絡みやすいので、ピッチのなかでも話を聞きやすい関係が作れていますし、これからもっと連携を深めていけると思います。岡くんとの右サイドでの連携であったり、今日のようなゴールを増やすためにどんどんゴール前に入っていくという部分は、これからの試合でも生かしていきたいです。

今日はひさしぶりに勝利することができましたが、自分たちは全然満足していませんし、アウェイの仙台戦で必ず勝って帰って来て、またNACKで勝点3を取って、今日のような雰囲気でサポーターと喜び合いたいです。

得点シーンは亮(新里)と目が合ったのでちょうど良いところにボールを入れてくれて、相手の連係ミスもありましたが、落ちついて決めることができました。

ファン・サポーターの皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいだったので、どんな内容でもいいから勝点3を取りたかったです。勝てて本当に良かったですし、正直、試合終了の笛がなったときはホッとしました。

前半からみんな走って戦っていましたし、上手くいかない時間帯がありながら粘り強く戦えたことが勝ちにつながったと思います。みんな本当に勝ちたいという気持ちを前面に出していましたし今日の勝ちを喜んでいいと思いますが、まだまだ負けられない戦いが続きます。全選手がどんな状況でもピッチに立ったときにそれぞれが活躍できるように、力を合わせてやっていきたいです。

フォトギャラリー

(写真:早草紀子)

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