JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ Aグループ 第4節
2017.5.3 [WED] 15:00 NACK

大宮

  • 66' ネイツ ペチュニク
1 - 2
0 前半 1
1 後半 1

仙台

  • 17' 佐々木 匠
  • 57' 西村 拓真
試合経過
メンバー

スターティングメンバー

GK 1 加藤 順大
DF 19 奥井 諒
DF 20 大屋 翼
DF 25 高山 和真
DF 6 河面 旺成
MF 14 清水 慎太郎
MF 15 大山 啓輔
MF 17 横谷 繁
MF 28 長谷川 アーリアジャスール
78'
FW 8 ドラガン ムルジャ
80'
FW 10 大前 元紀
62'

控えメンバー

GK 50 松井 謙弥
DF 4 山越 康平
DF 22 和田 拓也
MF 47 岩上 祐三
78'
MF 27 黒川 淳史
80'
FW 9 ネイツ ペチュニク
62'
FW 11 播戸 竜二

監督

渋谷 洋樹

スターティングメンバー

GK 21 関 憲太郎
DF 4 蜂須賀 孝治
DF 32 小島 雅也
80'
DF 34 椎橋 慧也
DF 5 石川 直樹
MF 31 茂木 駿佑
85'
MF 26 藤村 慶太
MF 7 奥埜 博亮
MF 28 佐々木 匠
FW 8 野沢 拓也
FW 30 西村 拓真
75'

控えメンバー

GK 22 石川 慧
DF 2 永戸 勝也
85'
DF 27 大岩 一貴
80'
MF 16 パブロ ジオゴ
MF 18 三田 啓貴
75'
MF 24 差波 優人
FW 11 石原 直樹

監督

渡邉 晋
試合詳細
8 シュート 7
7 GK 8
4 CK 3
8 直接FK 12
2 間接FK 2
0 PK 0
試合データ

主審

池内 明彦

副審

岡野 宇広

副審

勝又 弘樹

第4の審判員

篠藤 巧

入場者数

8,307人

天候

晴のち曇、弱風

ピッチ状態

全面良芝、乾燥

気温/湿度

24.7℃/35%

HIGHLIGHT

攻撃復活の感触残すも敗戦、公式戦連勝ならず
さいたまダービー勝利の余韻に浸る間もなく、次の試合がやってきた。待ちわびた今シーズン初勝利を味わった明治安田J1第9節から中2日で迎えるのは、ルヴァンカップのグループステージ Aグループ第4節、ベガルタ仙台とのホームゲームだ。

先発は総入れ替えとなったが、1つ勝って勢いを得たチームは序盤から積極的なプレーを見せた。10分、横谷からの浮き球のパスに大前が抜け出ると、相手GKがヘディングでクリア。こぼれ球を拾った奥井がGKの頭上を越すループシュートを狙った。

14分には大山のパスにムルジャが抜け出した後、大前がシュート。16分には左サイドバックの河面が、左足で精度の高いフィードを送ってチャンスを作った。横谷は「前からプレスに行って、ボールを持ったらポゼッションをしていく。去年、渋谷さんが作り上げてきたサッカーでチャンスを作れていた」と、復調の兆しを見せた攻撃面の手ごたえを話した。

ところが、17分にサイドチェンジからカウンターを受けて左右に振り回され、先制点を奪われた。それでも大きく気落ちすることはなく、センターバックでプレーした大屋が、相手の縦パスをカットして大胆に攻撃参加する場面も見られ、積極性を失うことはなかった。

後半も先にチャンスを得た。開始早々に奥井がインターセプトからカウンターを仕掛け、清水がクロス。さらに、大山のスルーパスに抜け出した奥井のクロスに清水が飛び込むなど、両サイドを使って好機を演出した。しかし、またも良いリズムのときに一撃をくらった。57分、右サイド深くに侵入され、カットインからのシュートで西村に追加点を許した。

一気に苦しくなったが、66分に1点を返して意地を見せた。左サイドから河面が上げたクロスにムルジャが飛び込み、その背後にいたペチュニクが相手と競り合いながらも当たりの強さを発揮し、ボレーでゴール。序盤からキックの精度を見せた河面は、「アシストをできたことは自信になる。キックでは自分のプレーが出せた。得点場面では中にネイツがいたので、良いボールを蹴れば競り勝ってくれると思った」と振り返った。

さらにゴールを狙って攻めたが、同点には追いつけなかった。いつもとは違うポジションで奮闘した大屋は、「色々な選手が前で限定してくれていたので、インターセプトはかっさらうだけだった。チームとして先制されても主導権を握ってプレーできていたし、2点目を奪われた後も攻撃的な守備からの攻めを実践できた。ただ、外から試合を見ていた他の選手から攻守の切り替えの遅さを指摘された。プレーしていて感じなかったけど、そう見えたということはそうなのだと思う」と、手ごたえと改善点を語った。

攻撃の形が見えた部分は収穫だが、結果を出して自信を深めたかったという本音を考えれば、悔やまれる。しかし落ち込む間もなく、次戦がまた中2日でやってくる。明治安田J1第10節、札幌とのアウェイゲームだ。総力戦で勝って乗り切れば、自然と勢いも付く。次戦への切り替えが何よりも大切だ。

(総評:平野貴也/写真:早草紀子)

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監督コメント
監督 渋谷 洋樹
選手コメント
FW 9 ネイツ ペチュニク
ゴールシーンは、良いセンタリングが上がってきましたし、自分も良いタイミングで入っていくことができました。良い時間帯に1点を返すことができましたが、1点だけでは不十分でした。今日は、相手の方が少ないチャンスを得点に結びつけたと思います。私たちは多くのチャンスを作りましたが、相手より多く点を取ることはできませんでした。

今日も非常に多くの方に来場いただき、ありがとうございました。皆さんに勝利を届けることができず残念です。次は一緒に勝利の喜びをわかち合えるようにしたいと思います。
MF 15 大山 啓輔
失点シーンも崩されたわけではないので、もったいないゲームだったと思います。どうすれば点を取ることができるかを考えてプレーしていました。相手の左サイドは裏のスペースが空いていたので、そこを使っていきましたが、ゴールネットを揺らすところまで至りませんでしたし、その部分が大事かと思います。毎試合勝ちにいくのは当たり前のことなので、しっかり準備をして次に向かっていきたいです。
DF 25 高山 和真
次のリーグ戦につなげなければいけない試合でしたし、気合を入れてプレーしましたが、結果がついてこなくて残念です。攻撃ではシュートを多く打てましたが、守備の場面で球際や走るところをより意識しないと波状攻撃につながらないので、自分は後ろからもっとコーチングしなければいけませんでした。

ルヴァンカップでは試合に使ってもらって良い経験になっていますが、自分自身もパスミスなどがありましたので、トレーニングから自分を見つめ直してやっていきたいです。
MF 28 長谷川 アーリアジャスール
ルヴァンカップは引分けが続いていた中で勝つことができず、負けてしまい非常に悔しいです。今日も前半から右サイドを中心に良い攻めができていましたが、最後のところで決めきれないと、このようなゲームになってしまうと思います。ダービーでは力のある相手だったので攻撃にいける回数が少なかったですが、今日は攻撃の回数も多かったので得点の部分にこだわっていかないといけません。

今日も大事な試合でしたし、次のリーグ戦となる札幌戦がより大事になってきます。タイトなスケジュールですが、気を引き締めて良い準備をしたいと思います。
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