明治安田生命J2リーグ 第7節
2018.4.1 [SUN] 13:00
松本
松本
- 25' 石原 崇兆
- 33' パウリーニョ
- 47' セルジーニョ
3
-
2
2
前半
0
1
後半
2
大宮
- 67' 大前 元紀
- 87' ロビン シモヴィッチ
試合経過
メンバー
スターティングメンバー
GK 1 守田 達弥
DF 31 橋内 優也
DF 4 飯田 真輝
DF 2 浦田 延尚
90+5'
MF 6 藤田 息吹
MF 47 岩上 祐三
MF 14 パウリーニョ
MF 8 セルジーニョ
81'
MF 20 石原 崇兆
FW 9 高崎 寛之
FW 7 前田 大然
88'
控えメンバー
GK 30 ゴ ドンミン
DF 3 田中 隼磨
DF 29 下川 陽太
MF 5 岩間 雄大
90+5'
MF 10 工藤 浩平
81'
MF 25 前田 直輝
FW 19 山本 大貴
88'
監督
反町 康治
スターティングメンバー
GK 22 笠原 昂史
DF 19 奥井 諒
DF 4 山越 康平
DF 2 菊地 光将
DF 5 中村 太亮
MF 16 マテウス
MF 8 茨田 陽生
68'
MF 7 三門 雄大
MF 17 横谷 繁
75'
FW 9 ロビン シモヴィッチ
FW 10 大前 元紀
82'
控えメンバー
GK 1 加藤 順大
DF 25 高山 和真
DF 13 渡部 大輔
MF 15 大山 啓輔
68'
MF 20 酒井 宣福
FW 11 マルセロ トスカーノ
75'
FW 28 富山 貴光
82'
監督
石井 正忠
試合詳細
13 | シュート | 12 |
---|---|---|
9 | GK | 13 |
3 | CK | 4 |
10 | 直接FK | 9 |
3 | 間接FK | 1 |
0 | PK | 1 |
試合データ
主審
小屋 幸栄
副審
眞鍋 久大
副審
櫻井 大輔
第4の審判員
田中 玲匡
入場者数
15,871人
天候
晴、弱風
ピッチ状態
全面良芝、乾燥
気温/湿度
22.5℃/29%
HIGHLIGHT
大前、シモヴィッチのゴールで2点を取り返すが、あと1点が遠く2-3で敗戦
初顔合わせとなる松本との一戦。連勝を目指すアルディージャは、2-1で勝った前節の福岡戦と同じメンバーでスタートした。
立ち上がりのアルディージャは、マテウスがいる右サイドから攻撃を仕掛けていく。しかし、ターゲットのシモヴィッチが徹底マークに遭い、思うようにボールを動かせない。18分には好位置からFKを得たが、シモヴィッチのヘディングシュートはバーを大きく越えていった。
先制点は松本。25分、松本はFWの高崎を起点に左へすばやく展開。最後は大外から走り込んできた石原に技ありのシュートを決められた。さらに33分には、CKからパウリーニョに2点目を献上する。CKのキッカーは、昨シーズンまでアルディージャでプレーしていた岩上だった。
その後もアルディージャが守勢に回った。ディフェンスラインでボールを回しても、なかなか前への推進力が得られない。2点のビハインドで前半を折り返すと、後半開始早々の47分には松本のセルジーニョに3点目を決められる。0-3。なおも攻撃の手を緩めない松本。50分にはショートコーナーからセルジーニョがミドルシュート。これはGKの笠原がファインセーブで防いだ。
アルディージャがようやく反撃に出る。カギを握るのが、FWのシモヴィッチをいかに生かすかだ。長短のパスを駆使してボールを前へと運んでいった。52分には、茨田との連携からシモヴィッチがシュート。CKを獲得するなど松本のゴール前を脅かす場面が増えてきた。62分には左サイドにポジションを変えていたマテウスのクロスに、シモヴィッチがゴール前で合わせる。しかし、シュートは相手GKの正面。なかなかゴールネットを揺らすことができない。
ボールの支配率はアルディージャが上回っていた。シュートの数も互角だった。セカンドボールの対応も悪くない。果敢に松本のディフェンスラインの裏を狙いにいった。粘りが実ったのは67分、後方からのクロスに、攻め残っていた菊地がヘディングで競り勝つ。折り返したボールに走り込んできたのは大前。豪快に蹴り込み、ようやく1点を取り返した。
これでゲームがアルディージャの方に傾いた。ベンチも動く。茨田から大山にスイッチ。直後の70分には、左サイドの中村が繰り出したクロスにシモヴィッチ、大前が飛び込むなど決定的なチャンスをつかんでいる。残り時間が15分になったところで、マルセロ トスカーノをピッチに送り出した。
アルディージャの狙いははっきりしていた。82分、大前に代わって富山がピッチイン。高さのある選手を前に並べ、攻撃の圧力を増した。これが功を奏した。奥井のクロスにゴール前で競り合ったシモヴィッチがPKを獲得。87分、シモヴィッチが自ら決めて2-3、ついに1点差に詰め寄った。
アディショナルタイムは4分。90分から1分を過ぎた頃、アルディージャにビッグチャンスが訪れる。後方からのロングフィードを受けたマルセロが右サイドを突破。グラウンダーのクロスにマテウスが合わせるが、相手と競り合いながら放ったシュートはバーを越えていった。さらに1分後には中村のクロスをシモヴィッチが競り勝ち、富山がゴール前に詰め寄るものの、直前で相手DFにクリアされる。CKのチャンスも得点ならず、最後は相手にボールを保持されて2-3のまま試合終了を迎えた。
後半は押し込んだ。いい形から2点を奪っている。しかし、あと1点が足りなかった。課題ははっきりしている。アルディージャは開幕から7試合、相手を完封した試合が一度もない。守備の立て直しが何よりも大切だ。
(総評:岩本勝暁/写真:高須力)
立ち上がりのアルディージャは、マテウスがいる右サイドから攻撃を仕掛けていく。しかし、ターゲットのシモヴィッチが徹底マークに遭い、思うようにボールを動かせない。18分には好位置からFKを得たが、シモヴィッチのヘディングシュートはバーを大きく越えていった。
先制点は松本。25分、松本はFWの高崎を起点に左へすばやく展開。最後は大外から走り込んできた石原に技ありのシュートを決められた。さらに33分には、CKからパウリーニョに2点目を献上する。CKのキッカーは、昨シーズンまでアルディージャでプレーしていた岩上だった。
その後もアルディージャが守勢に回った。ディフェンスラインでボールを回しても、なかなか前への推進力が得られない。2点のビハインドで前半を折り返すと、後半開始早々の47分には松本のセルジーニョに3点目を決められる。0-3。なおも攻撃の手を緩めない松本。50分にはショートコーナーからセルジーニョがミドルシュート。これはGKの笠原がファインセーブで防いだ。
アルディージャがようやく反撃に出る。カギを握るのが、FWのシモヴィッチをいかに生かすかだ。長短のパスを駆使してボールを前へと運んでいった。52分には、茨田との連携からシモヴィッチがシュート。CKを獲得するなど松本のゴール前を脅かす場面が増えてきた。62分には左サイドにポジションを変えていたマテウスのクロスに、シモヴィッチがゴール前で合わせる。しかし、シュートは相手GKの正面。なかなかゴールネットを揺らすことができない。
ボールの支配率はアルディージャが上回っていた。シュートの数も互角だった。セカンドボールの対応も悪くない。果敢に松本のディフェンスラインの裏を狙いにいった。粘りが実ったのは67分、後方からのクロスに、攻め残っていた菊地がヘディングで競り勝つ。折り返したボールに走り込んできたのは大前。豪快に蹴り込み、ようやく1点を取り返した。
これでゲームがアルディージャの方に傾いた。ベンチも動く。茨田から大山にスイッチ。直後の70分には、左サイドの中村が繰り出したクロスにシモヴィッチ、大前が飛び込むなど決定的なチャンスをつかんでいる。残り時間が15分になったところで、マルセロ トスカーノをピッチに送り出した。
アルディージャの狙いははっきりしていた。82分、大前に代わって富山がピッチイン。高さのある選手を前に並べ、攻撃の圧力を増した。これが功を奏した。奥井のクロスにゴール前で競り合ったシモヴィッチがPKを獲得。87分、シモヴィッチが自ら決めて2-3、ついに1点差に詰め寄った。
アディショナルタイムは4分。90分から1分を過ぎた頃、アルディージャにビッグチャンスが訪れる。後方からのロングフィードを受けたマルセロが右サイドを突破。グラウンダーのクロスにマテウスが合わせるが、相手と競り合いながら放ったシュートはバーを越えていった。さらに1分後には中村のクロスをシモヴィッチが競り勝ち、富山がゴール前に詰め寄るものの、直前で相手DFにクリアされる。CKのチャンスも得点ならず、最後は相手にボールを保持されて2-3のまま試合終了を迎えた。
後半は押し込んだ。いい形から2点を奪っている。しかし、あと1点が足りなかった。課題ははっきりしている。アルディージャは開幕から7試合、相手を完封した試合が一度もない。守備の立て直しが何よりも大切だ。
(総評:岩本勝暁/写真:高須力)
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選手コメント
MF 7 三門 雄大
何とか追い上げようという気迫で、後半は良いプレーができました。結果的に2点を取り返せたわけですから、非常にもったいない試合ですし、良いプレーを立ち上がりから続けられるかが重要だと思います。
試合の入り方をどうするのか、強い気持ちでプレーできるか、相手に対してどう戦うのかなどは、ピッチに入ったら選手自身が考えなければいけません。しっかりと次に向けて切り替え、上位にいる山口に勝って上との差を詰めていきたいと思います。
アウェイでの試合が続きますが、ぜひ後押ししていただければと思います。
試合の入り方をどうするのか、強い気持ちでプレーできるか、相手に対してどう戦うのかなどは、ピッチに入ったら選手自身が考えなければいけません。しっかりと次に向けて切り替え、上位にいる山口に勝って上との差を詰めていきたいと思います。
アウェイでの試合が続きますが、ぜひ後押ししていただければと思います。
FW 11 マルセロ トスカーノ
ビハインドの状況でしたし、攻撃面で貢献したいと考えてピッチに入りました。具体的には、右サイドで起点を作ってクロスを上げたり、左サイドでの攻撃時に中央に入り込んでいったりというイメージです。
まずまずのプレーができたと思いますが、残念ながら勝点を取ることができませんでした。多くの方が応援に来てくださったことは本当に感謝しています。今は結果が出せていませんが、引き続きサポートしていただきたいですし、苦しい状況を早く脱出できるように一緒に戦っていきたいです。
長いシーズンとはいえ、悠長なことは言っていられないので一試合一試合、勝てるように頑張ります。
まずまずのプレーができたと思いますが、残念ながら勝点を取ることができませんでした。多くの方が応援に来てくださったことは本当に感謝しています。今は結果が出せていませんが、引き続きサポートしていただきたいですし、苦しい状況を早く脱出できるように一緒に戦っていきたいです。
長いシーズンとはいえ、悠長なことは言っていられないので一試合一試合、勝てるように頑張ります。
GK 22 笠原 昂史
先制を許して難しい試合になってしまいました。セットプレーでの失点が続いていますが、マークに付くときの相手との距離や位置などを、もっと詰めていく必要があるかと思います。
厳しいJ2で結果を出すためには、プレスに行くときの迫力など、全員がもっとハードワークしなければなりません。先日の福岡戦で良かった部分が、今日は足りなかったと思います。
次もアウェイで調子の良い山口との対戦ですが、本当にこれ以上負けるわけにはいきません。今度こそ失点をゼロに抑えられるように、こだわっていきたいと思います。
厳しいJ2で結果を出すためには、プレスに行くときの迫力など、全員がもっとハードワークしなければなりません。先日の福岡戦で良かった部分が、今日は足りなかったと思います。
次もアウェイで調子の良い山口との対戦ですが、本当にこれ以上負けるわけにはいきません。今度こそ失点をゼロに抑えられるように、こだわっていきたいと思います。
松本さんはホームスタジアムでの今シーズン初戦でしたので、スタジアムの雰囲気が良かったですし、雰囲気に押されてしまった面もあるかもしれませんが、その中でも自分たちのサッカーを表現したかったです。しかし、それができない中で前半を終えて、後半も早いタイミングで失点してしまいました。そこから3点を返すのは難しい状況だったと思いますが、選手は最後の最後まで諦めずに戦ってくれました。
もし、3点目が入っていれば違う結果になったかもしれませんが、反省して次の試合に向かいたいと思います。