明治安田生命J2リーグ 第8節
2018.4.7 [SAT] 15:00
みらスタ
山口
- 2' オナイウ 阿道
- 84' 小野瀬 康介
2
-
1
1
前半
1
1
後半
0
大宮
- 25' マテウス
試合経過
メンバー
スターティングメンバー
GK 44 藤嶋 栄介
DF 6 前 貴之
DF 3 渡辺 広大
DF 26 ヘナン
DF 16 瀬川 和樹
MF 8 小野瀬 康介
MF 24 山下 敬大
MF 29 三幸 秀稔
MF 7 大﨑 淳矢
80'
FW 18 高木 大輔
90+4'
FW 19 オナイウ 阿道
控えメンバー
GK 1 村上 昌謙
DF 2 坪井 慶介
MF 28 髙橋 壱晟
80'
MF 11 鳥養 祐矢
MF 15 池上 丈二
FW 32 丸岡 満
FW 27 大石 治寿
90+4'
監督
霜田 正浩
スターティングメンバー
GK 22 笠原 昂史
DF 13 渡部 大輔
DF 4 山越 康平
DF 2 菊地 光将
DF 6 河面 旺成
MF 17 横谷 繁
86'
MF 15 大山 啓輔
MF 7 三門 雄大
MF 16 マテウス
FW 11 マルセロ トスカーノ
88'
FW 10 大前 元紀
75'
控えメンバー
GK 21 塩田 仁史
DF 5 中村 太亮
DF 19 奥井 諒
MF 8 茨田 陽生
75'
MF 39 嶋田 慎太郎
86'
FW 28 富山 貴光
88'
FW 14 清水 慎太郎
監督
石井 正忠
試合詳細
13 | シュート | 8 |
---|---|---|
5 | GK | 10 |
9 | CK | 11 |
11 | 直接FK | 11 |
2 | 間接FK | 3 |
0 | PK | 0 |
試合データ
主審
大坪 博和
副審
塩津 祐介
副審
若槻 直輝
第4の審判員
先立 圭吾
入場者数
5,353人
天候
曇時々晴、中風
ピッチ状態
全面良芝、水含み
気温/湿度
7℃/68%
HIGHLIGHT
開始早々の失点が最後まで響き、1-2で敗れる
苦しい戦いが続いている。7試合を終えて2勝1分け4敗。特にアウェイでは3連敗と一つも勝点が取れていない。明治安田J2第8節は山口と対戦。アルディージャは前節の松本戦から4人のメンバーを入れ替えた。マルセロ トスカーノは今季初スタメンだ。ネイビーのセカンドユニフォームに袖を通したアルディージャが、維新みらいふスタジアムに登場した。
試合がいきなり動いた。2分、アルディージャのゴール前に、相手のクロスがふわりと上がった。空中で競り合ったが、クリアし切れない。こぼれ球に対する寄せも遅れた。反転した山口のオナイウ阿道にシュートを打たれ、早くも先制点を与えてしまった。
この日のアルディージャは前線にシモヴィッチを欠いた布陣。しかし、やるべきことに変わりはない。マルセロが前線でボールを引き出すことで、20分を過ぎた頃から攻撃のリズムがうまく回り始めた。同点ゴールは25分。左からのCKだった。大前が蹴ったボールを、うまくマークを外したマテウスがゴール前でヘディングシュート。ゴールネットを揺らし、1-1の同点に追いついた。
その後もアルディージャが優勢にゲームを進める。積極的にボールも動かした。しかし、前線からプレッシャーをかけてくる山口に対してなかなかチャンスがつかめない。気を吐いたのがマテウスだ。守備でのハードワークが光った。ボールを持てば果敢に仕掛け、隙を突いてシュートを狙いにいった。
拮抗したまま前半の45分を折り返した。山口のボールで始まった後半、アルディージャは大前が積極的にボールに絡んでいく。セカンドボールへの対応も早かった。セットプレーのチャンスも数多く得た。しかし、ゲームの流れが変わる。それまで攻撃の中心として効果的な動きを見せていたマテウスが2枚目のイエローカードを提示されて退場処分となったのだ。
74分、スルーパスに抜け出した山口の山下に至近距離からシュートを打たれるが、これはGK笠原がファインセーブで防いだ。一人少ないアルディージャは、FWの大前に代えてMFの茨田を投入。その直後には、マルセロのミドルシュートがバーをたたいた。
終盤は山口にボールを支配された。右へ左へボールを動かされるたびにアルディージャの守備陣が揺さぶられる。風向きも山口に有利に働いた。そして、84分、山口の小野瀬にシュートを決められて勝ち越し点を許した。
1-2。再び追いかける立場になったアルディージャは、嶋田、富山を続けて投入した。富山をターゲットに、シンプルにゴール前にボールを入れていく。サイドバックの河面も積極的に攻撃参加。しかし、最後は山口にボールを保持され、1-2のまま試合終了を迎えた。
厳しい敗戦になった。早い時間帯での失点が最後まで響いた。マテウスの退場もマイナスの要因となった。アウェイは今季、4戦全敗。次節はホームで迎える岡山戦だ。上位のチームに勝って、浮上のきっかけをつかみたい。
(総評:岩本勝暁/写真:高須力)
試合がいきなり動いた。2分、アルディージャのゴール前に、相手のクロスがふわりと上がった。空中で競り合ったが、クリアし切れない。こぼれ球に対する寄せも遅れた。反転した山口のオナイウ阿道にシュートを打たれ、早くも先制点を与えてしまった。
この日のアルディージャは前線にシモヴィッチを欠いた布陣。しかし、やるべきことに変わりはない。マルセロが前線でボールを引き出すことで、20分を過ぎた頃から攻撃のリズムがうまく回り始めた。同点ゴールは25分。左からのCKだった。大前が蹴ったボールを、うまくマークを外したマテウスがゴール前でヘディングシュート。ゴールネットを揺らし、1-1の同点に追いついた。
その後もアルディージャが優勢にゲームを進める。積極的にボールも動かした。しかし、前線からプレッシャーをかけてくる山口に対してなかなかチャンスがつかめない。気を吐いたのがマテウスだ。守備でのハードワークが光った。ボールを持てば果敢に仕掛け、隙を突いてシュートを狙いにいった。
拮抗したまま前半の45分を折り返した。山口のボールで始まった後半、アルディージャは大前が積極的にボールに絡んでいく。セカンドボールへの対応も早かった。セットプレーのチャンスも数多く得た。しかし、ゲームの流れが変わる。それまで攻撃の中心として効果的な動きを見せていたマテウスが2枚目のイエローカードを提示されて退場処分となったのだ。
74分、スルーパスに抜け出した山口の山下に至近距離からシュートを打たれるが、これはGK笠原がファインセーブで防いだ。一人少ないアルディージャは、FWの大前に代えてMFの茨田を投入。その直後には、マルセロのミドルシュートがバーをたたいた。
終盤は山口にボールを支配された。右へ左へボールを動かされるたびにアルディージャの守備陣が揺さぶられる。風向きも山口に有利に働いた。そして、84分、山口の小野瀬にシュートを決められて勝ち越し点を許した。
1-2。再び追いかける立場になったアルディージャは、嶋田、富山を続けて投入した。富山をターゲットに、シンプルにゴール前にボールを入れていく。サイドバックの河面も積極的に攻撃参加。しかし、最後は山口にボールを保持され、1-2のまま試合終了を迎えた。
厳しい敗戦になった。早い時間帯での失点が最後まで響いた。マテウスの退場もマイナスの要因となった。アウェイは今季、4戦全敗。次節はホームで迎える岡山戦だ。上位のチームに勝って、浮上のきっかけをつかみたい。
(総評:岩本勝暁/写真:高須力)
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選手コメント
MF 8 茨田 陽生
数的不利で同点の状況での投入でしたので、まずは勝点1を目指しながら、勝点3を狙うという考えでした。途中からピッチに入った分、攻撃にも守備にも顔を出せるように意識していましたが、チームのためにもっともっと走り回れれば良かったと思います。
苦しい状況であるというのは全員が感じているはずですし、何とか勝ちを目指して真摯に取り組んでいくしかありません。自分の持っている力を、自分のプレーを発揮して、チームに貢献していきたいと思います。
苦しい状況であるというのは全員が感じているはずですし、何とか勝ちを目指して真摯に取り組んでいくしかありません。自分の持っている力を、自分のプレーを発揮して、チームに貢献していきたいと思います。
DF 13 渡部 大輔
試合の入りが良くなく、あっさりと失点してしまったことが一番の反省点です。守備では選手同士の距離感を良くして、相手が入ってきたところにしっかりとプレッシャーを掛けようという意図を持っていて、失点後はある程度の対応ができていました。
なかなか結果を出すことができず、ファン・サポーターの皆さんにも苦しい思いをさせてしまって非常に申し訳なく思います。次は勝てるように全員で準備していきますので、ホームで一緒に戦ってくださればうれしいです。
なかなか結果を出すことができず、ファン・サポーターの皆さんにも苦しい思いをさせてしまって非常に申し訳なく思います。次は勝てるように全員で準備していきますので、ホームで一緒に戦ってくださればうれしいです。
MF 15 大山 啓輔
相手が積極的に前から来ていた中、ヤマとの連係からサイドハーフを前向きにすることができた場面もあったので、最終ラインの裏を突きながらプレーできれば、もっと良い流れにできたと思います。
1-1の状況で退場者が出て、守り切るのか勝ちにいくのか、もう少し意思統一が必要だったかもしれません。
毎回同じ言葉になってしまいますが、来週はホームで戦えますので、ファン・サポーターと皆さんと一緒に勝てるように、良い準備をしたいと思います。
1-1の状況で退場者が出て、守り切るのか勝ちにいくのか、もう少し意思統一が必要だったかもしれません。
毎回同じ言葉になってしまいますが、来週はホームで戦えますので、ファン・サポーターと皆さんと一緒に勝てるように、良い準備をしたいと思います。
前半は攻撃も守備も狙った形でプレーできていた部分が比較的多かったと思いますが、後半に入り、守備のところで少し対応が遅れ、押し込まれる状況になってしまいました。それは一人少なかったことによって、体力的なところもあり、寄せるべきところで寄せれなくなったことが大きいと感じています。選手は最後まで追いつこうと戦ってくれましたが、得点に結びつけることができませんでした。
会場に駆けつけてくれた大宮のサポーターの皆さんに、勝利を届けようという思いで試合に入りましたが、それができずに非常に残念に思います。