明治安田生命J2リーグ 第15節
2018.5.19 [SAT] 16:00 NACK

大宮

0 - 2
0 前半 1
0 後半 1

岐阜

  • 24' 古橋 亨梧
  • 53' 竹田 忠嗣
試合経過
メンバー

スターティングメンバー

GK 22 笠原 昂史
DF 20 酒井 宣福
DF 2 菊地 光将
DF 3 河本 裕之
85'
DF 6 河面 旺成
MF 39 嶋田 慎太郎
MF 15 大山 啓輔
MF 7 三門 雄大
MF 33 奥抜 侃志
58'
FW 9 ロビン シモヴィッチ
58'
FW 10 大前 元紀

控えメンバー

GK 21 塩田 仁史
DF 4 山越 康平
DF 19 奥井 諒
MF 8 茨田 陽生
MF 16 マテウス
58'
FW 11 マルセロ トスカーノ
85'
FW 28 富山 貴光
58'

監督

石井 正忠

スターティングメンバー

GK 25 ビクトル
DF 2 阿部 正紀
DF 15 田森 大己
DF 3 竹田 忠嗣
DF 16 福村 貴幸
MF 14 風間 宏矢
71'
MF 31 宮本 航汰
84'
MF 23 小野 悠斗
54'
FW 7 田中 パウロ淳一
FW 10 ライアン デ フリース
FW 11 古橋 亨梧

控えメンバー

GK 21 原田 祐輔
DF 26 長沼 洋一
MF 6 三島 頌平
54'
MF 20 禹 相皓
84'
MF 30 中島 賢星
71'
FW 9 山岸 祐也
FW 24 難波 宏明

監督

大木 武
試合詳細
5 シュート 12
7 GK 10
5 CK 1
16 直接FK 15
2 間接FK 4
0 PK 0
試合データ

主審

岡 宏道

副審

藤井 陽一

副審

日高 晴樹

第4の審判員

橋本 真光

入場者数

7,133人

天候

晴、中風

ピッチ状態

全面良芝、乾燥

気温/湿度

26.1℃/20%

HIGHLIGHT

劣勢の前半に課題。終盤の猛攻も及ばず敗戦
5月も半ばを迎え、「暑い」という言葉が口を突く季節になった。シーズンは中盤戦に入り、試合は厳しさを増す。明治安田J2第15節は、岐阜を迎え撃つホームゲームだ。試合前の順位は14位。前節・山形戦は先制に成功したが、セットプレーで失点を喫して引分けた。勝利を逃した印象があるものの、連敗は避けられた。夏場は勝点を着実に積み上げながら、シーズン終盤で総力戦に挑めるチームに磨き上げていくことが肝心だ。

試合序盤は、互いがパスを丁寧につなぎながら攻め合う展開で、決して悪くなかった。ただ、攻守ともに迫力や脅威を欠いた。前線のシモヴィッチにパスを入れて押し込む形はあったが、公式記録では前半のシュート数はゼロだった。

大前との連係が噛み合わなかった嶋田は、「距離感は悪くなかったと思うけど、相手が前から奪いに来ていたので、もっとシンプルにロビンを生かしたり、スペースに飛び出したりした方が良かったのかもしれない。前半は相手の圧力に圧倒された」と悔しがった。

守備でも気迫を欠き、次第に試合のペースを奪われた。ボランチが最終ラインに下がり、数的優位を作る岐阜のパス回しは巧みだった。ボールを奪い切れず後手を踏んだ。そして24分、スローインから自陣右サイドをコンビネーションで崩され、先制点を奪われた。

後半に入ると、大前がハイプレスを掛けてボールを奪うなど、ようやく勢いが出た。51分には、三門が相手の隙を突いて高い位置でボールを奪いクロス。大前が飛び込んでチャンスとなった。ところが、53分にセットプレーで追加点を奪われた。58分、石井監督は富山とマテウスを同時に投入。85分には最終ラインの河本に代え、マルセロを前線に投入した後は猛攻を見せた。

89分、マテウスのクロスに大前が飛び込むもゴール左に外れた。アディショナルタイムにも、大前のボレーや右CKからの富山のヘディングでゴールを狙い続けた。マルセロも短時間で活躍。マテウスのクロスに飛び込んだ場面や、左足の低いシュートをゴール左に飛ばした場面は惜しかった。

しかし、得点は最後まで奪えなかった。試合後はファン・サポーターからブーイングを浴びた。思い当たるところがあるから一層、悔しいのだろう。試合後の三門の言葉は、自責と憤慨に満ちていた。

「相手の戦術にはまったとか、そういう話じゃない。外されたら相手を2度追うとか、互角のボールに飛び込んで自分や味方の前に必ず転がすという気持ちでプレーするとか。そうやって一生懸命にプレーした後なら、サポーターの方からああいう声は出ないと思う。非常に申し訳ない気持ち。前半に戦う姿勢が足りなかったことが悔やまれる。自分も周りをそうさせられなかった。こういう試合の後でポジティブになるのは難しいけど、『頑張れ』と言ってくれたり、拍手をしてくれたりした方々もいる。とにかく、少しでも良くなるように練習から全力を尽くすだけです」

次戦は、栃木とのアウェイゲーム。試合の立ち上がりから、アグレッシブに戦う姿を期待したい。

(総評:平野貴也/写真:早草紀子)

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監督コメント
監督 石井正忠
今日の試合は前半のプレーがポイントになりました。後半のような戦い方を前半の頭からできていればこのような展開にはならなかったと感じています。

試合後、サポーターへの挨拶のときに選手がブーイングを受けていましたが、それは私自身が受けるべきだったと思います。選手は最後の最後まで戦ってくれましたし、試合の立ち上がりに戦う姿勢という意味でのスイッチを入れられなかったのは私の責任だと思っています。
選手コメント
MF 7 三門 雄大
暑い中でパスを回されましたが、もっと我慢強く戦えれば良かったです。劣勢だった時間帯の戦い方に課題が残りました。

ボールを握って勝つのが理想ですが、時には割り切ることも必要ですし、細かな部分での対応を間違えなければ、その積み重ねで結果も違うものになっていたと思います。プロである以上、厳しい声も受け止めないといけませんが、誰か一人が悪いわけではありません。

チームとして結果を出しながら、皆さんに応援してもらえるプレーにこだわっていきますので、引き続きサポー卜をお願いします。
GK 22 笠原 昂史
岐阜は出足が早かったですし、そこで負けていました。確かに相手に勢いはありましたが、自分たちも相手が嫌がることを前半からできていれば結果は違ったと思います。

風が強く守るのが難しい場面もありましたが、やられてはいけませんし勇気をもって判断しないといけません。全員が歯を食いしばってひたむきにやるしかありません。

プレーできる喜び、原点に立ち返って、来週からトレーニングをしていきたいです。
FW 28 富山 貴光
サポーターの皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。前線でボールを収めて、裏へのランニングをしてほしいという指示を受けてピッチに入りました。2枚替えでしたが、一緒に入ったマテウスも仕掛けてから早めにクロスを上げると言っていたのでそれに合わせられればと思っていました。

全体的に運動量が少なかったですし、もっと勝利への執念をみせないといけません。J2は甘くないですし、自分たちを見つめ直してやっていきたいです。
MF 33 奥抜 侃志
相手が前から早いプレスをかけてくるのはわかっていましたが、はまってしまうことが多かったです。プレスを外すためにも、自分も含めて前線の選手がもっと駆け引きをしたりすることが足りなかったと思います。

試合に出始めた頃は、シュートを打てていましたが、最近はシュートを打てていませんし、もっと攻撃に絡まないといけません。次こそは勝点3を取れるよう戦いますので、応援よろしくお願いします。
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