明治安田生命J2リーグ 第17節
2018.6.2 [SAT] 16:00 NACK

大宮

  • 28' 酒井 宣福
  • 38' 大前 元紀
2 - 2
2 前半 1
0 後半 1

讃岐

  • 21' 木島 徹也
  • 55' 中島 大貴
試合経過
メンバー

スターティングメンバー

GK 22 笠原 昂史
DF 20 酒井 宣福
69'
DF 4 山越 康平
DF 3 河本 裕之
DF 6 河面 旺成
MF 39 嶋田 慎太郎
75'
MF 15 大山 啓輔
MF 7 三門 雄大
MF 16 マテウス
FW 28 富山 貴光
59'
FW 10 大前 元紀

控えメンバー

GK 21 塩田 仁史
DF 25 高山 和真
DF 19 奥井 諒
69'
MF 8 茨田 陽生
MF 17 横谷 繁
FW 11 マルセロ トスカーノ
75'
FW 9 ロビン シモヴィッチ
59'

監督

石井 正忠

スターティングメンバー

GK 1 清水 健太
DF 22 武田 有祐
DF 3 中島 大貴
DF 25 岡村 和哉
DF 31 アレックス
MF 23 西 弘則
84'
MF 10 高木 和正
MF 8 渡邉 大剛
MF 11 森川 裕基
44'
FW 13 木島 徹也
78'
FW 17 佐々木 匠

控えメンバー

GK 16 ソン ヨンミン
DF 5 麻田 将吾
DF 15 市村 篤司
84'
MF 14 佐々木 渉
44'
FW 9 我那覇 和樹
78'
FW 19 重松 健太郎
FW 20 原 一樹

監督

北野 誠
試合詳細
12 シュート 3
2 GK 12
2 CK 4
10 直接FK 12
1 間接FK 1
1 PK 0
試合データ

主審

榎本 一慶

副審

村田 裕介

副審

金次 雄之介

第4の審判員

俵 元希

入場者数

8,085人

天候

晴、無風

ピッチ状態

全面良芝、乾燥

気温/湿度

28.8℃/30%

HIGHLIGHT

大前と酒井が得点も勝ち切れず、CKから2失点
FIFAワールドカップ開催期となる6月に入った。いよいよ夏の戦いが始まる。明治安田J2は中断期間がなく、戦いは続く。全員で夏場を乗り切り、リーグ終盤戦に向けて順位を上げていきたいところだ。

明治安田J2第17節は、かつて大宮に在籍した渡邉大剛を擁する讃岐とのホームゲーム。前節で菊地が負傷したセンターバックには、山越が起用された。前線は、前節でJリーグ通算100試合出場を達成した富山と、得点ランク2位につける大前の2トップだ。

試合は、非常に良い滑り出しだった。5分、相手陣内でパスカットした左サイドバックの河面が送ったラストパスを富山が狙う。続けて、右からのクロスを大前がバイシクルシュート。良いリズムだった。

ところが、何気なく自陣に持ち込まれた場面が失点につながった。23分、右サイドで与えたCKのショートコーナーから展開され、木島が折り返すように打ったヘッドがゴール。先制を許す、思わぬ展開となった。

それでも攻撃を続けることはできた。28分に河本が右サイドへフィードを送ると、右サイドバックの酒井が中央に切り返し、左足で逆サイドに突き刺す豪快なシュート。「前節から石井さんには思い切っていけと言われていた。相手にとっても、その方が怖いと思う。いつもならクロスを送る位置だったけど、なかなかうまくいっていなかったので、思い切ってゴールに向かうボールを蹴ったら、思った通り最高の形で入った」という酒井の一撃で、すぐさま同点に追いついた。

37分には、右サイドから押し込む。ボランチの大山がオーバーラップしてパスを受けて中央へ。パスを受けた富山がペナルティーエリアに力強く侵入したところで倒され、PKを獲得。大前がシーズン9点目となるゴールを挙げて逆転した。勢いは止まらず、前半終了間際にはマテウスのクロスを河面がシュート。クロスバーに嫌われたが、惜しい場面だった。

このまま攻めて追加点を奪えれば、勝利は近付くものと思われた。しかし後半は、試合の立ち上がりを思い出す展開となった。嶋田の長距離ドリブルなどで攻め込んだが、55分に失点。またも右サイドで与えたCKのショートコーナーから佐々木匠にクロスを上げられ、ヘディングシュートを決められた。

大前は「セットプレーの失点が多いから、後半最初の1本目を注意しようと話していたけど、集中力が切れてしまっていたと思う」と肩を落とした。30℃近い気温の中、暑さに負けずにクオリティーを保つ戦いが必要になる。

失点後、石井監督は前線に長身のシモヴィッチ、右サイドバックにクロスが得意な奥井を投入してサイド攻撃を強化。しかし、連敗ストップに向けて守りを固める相手を崩すのは容易ではなく、目安6分のアディショナルタイムでも3点目を奪うことはできなかった。セットプレーの対応だけでなく、主導権を握った時間帯にセットプレーを与えたこと自体が反省材料だ。

加入後初ゴールを決めた酒井は、「本当にもったいない失点。セットプレーだけでなく、そこに至る過程も課題になる。調子が良いときこそ引き締めないといけない」と苦々しい表情。攻撃時のリスクマネジメントに課題が見えた試合だった。天皇杯をはさんで3連戦となるが、次節もホームで横浜FCを迎え撃つ。今度こそ勝ち切りたい。

(総評:平野貴也/写真:早草紀子)

続きを読む

監督コメント
監督 石井正忠
なかなかホームゲームで勝てていない中、天皇杯も含めた3連戦の1つ目の試合で、しっかり勝って次につなげようと臨みましたが、勝点2を失う試合になりました。
 
前半のうちにゲームを決めることができた展開でしたが、そこで決めきれなかったことが最後まで影響してしまい、非常に残念な引き分けだと感じています。
選手コメント
DF 3 河本 裕之
勝たないといけない試合でしたし、もったいない試合でした。相手は前線からプレッシャーをかけてくる感じではなかったので、状況を見ながら前線で空いているところにパスを出せればと考えていました。

勝たないと意味がないですし、今日は次につながる勝点1というわけではないと思いますが、次の試合はしっかり勝てるようにしたいです。
FW 11 マルセロ トスカーノ
積極的にボールを受けて、ゴールを狙うようにと指示を受けてピッチに入りました。必ず勝たないといけない試合でした。ベストを尽くしましたが、結果には悔いが残ります。

苦しいときには、一人ひとりが自分を見つめ直して、チームのために役割を果たさないといけません。サポーターの皆さんへは、お願いばかりですが、私たちを信じて一緒に戦い、いるべき順位に戻れるように後押ししてくれると嬉しく思います。
MF 15 大山 啓輔
相手は守備では引いて守り、攻撃ではカウンターとセットプレーが狙いだったと思います。少ないチャンスを確実に決められ、もったいない試合になりました。

前半は崩せたシーンもありましたが、後半は単調な攻めになってしまい、もう少し連動した動きを出すことができれば良かったです。

手話応援デーに来てくれた皆さんに、勝利する姿を見せたかったです。最後はどういう形でも得点を奪いたいと思ってプレーしましたが、本当に残念です。
MF 39 嶋田 慎太郎
自分たちがボールを持つことができ、優位にゲームを進めることができていたので、残念な結果になってしまいました。

今日もたくさんの声援を送ってくれて力になりましたし、声援を送ってくれた皆さんへ申し訳なく思います。

自分にも何度かチャンスがありました。あのような場面を決めて、3-1の状況にすることができるように、レベルアップしていきたいです。
フォトギャラリー

カテゴリー


X

パートナーバナー