明治安田生命J2リーグ 第19節
2018.6.16 [SAT] 18:00 Ksスタ

水戸

  • 60' 伊藤 涼太郎
1 - 2
0 前半 0
1 後半 2

大宮

  • 47' 富山 貴光
  • 55' マテウス
試合経過
メンバー

スターティングメンバー

GK 31 長谷川 凌
DF 2 田向 泰輝
DF 5 伊藤 槙人
DF 24 細川 淳矢
DF 6 ジエゴ
MF 13 田中 恵太
76'
MF 18 白井 永地
85'
MF 8 前 寛之
MF 10 木村 祐志
MF 46 伊藤 涼太郎
FW 15 宮本 拓弥
69'

控えメンバー

GK 1 本間 幸司
DF 3 浜崎 拓磨
85'
DF 17 冨田 大介
MF 14 佐藤 祥
MF 27 茂木 駿佑
76'
FW 40 岸本 武流
69'
FW 49 齋藤 恵太

監督

長谷部 茂利

スターティングメンバー

GK 22 笠原 昂史
DF 20 酒井 宣福
DF 4 山越 康平
DF 3 河本 裕之
DF 6 河面 旺成
MF 8 茨田 陽生
MF 15 大山 啓輔
MF 7 三門 雄大
MF 16 マテウス
74'
FW 28 富山 貴光
FW 10 大前 元紀
90'

控えメンバー

GK 21 塩田 仁史
DF 25 高山 和真
DF 19 奥井 諒
MF 17 横谷 繁
90'
MF 39 嶋田 慎太郎
74'
FW 11 マルセロ トスカーノ
FW 9 ロビン シモヴィッチ

監督

石井 正忠
試合詳細
11 シュート 12
10 GK 4
4 CK 6
10 直接FK 11
2 間接FK 1
0 PK 0
試合データ

主審

鶴岡 将樹

副審

蒲澤 淳一

副審

藤井 陽一

第4の審判員

大友 一平

入場者数

5,468人

天候

曇、弱風

ピッチ状態

全面良芝、乾燥

気温/湿度

16.3℃/69%

HIGHLIGHT

富山の豪快ミドルで先制!マテウスも決めて2-1でリーグ戦2連勝!
前節の横浜FC戦で4-0と快勝し、勢いをつかんだ。順位も暫定ながら9位に浮上。プレーオフ出場圏を視野にとらえた。明治安田J2第19節の水戸戦は、敵地で行われるアウェイゲームだ。横浜FC戦で2得点を挙げた茨田が、リーグ戦では第7節松本戦以来となる先発出場を果たした。勝点3を持ち帰り、つかんだ手応えを確実なものにしたい。

立ち上がりから激しい攻防が続いた。ともに4-4-2のミラーゲーム。守備時はFWからDFまで鮮やかな3ラインをピッチ上に描いた。先にボールを支配したのはアルディージャ。しかし、ボールホルダーに対して、水戸は前線から厳しくプレッシャーをかけてくる。さらに2列目のボールに対する寄せも早い。アルディージャが狙ったのは、前がかりになった水戸のディフェンスラインの裏だ。大前とマテウスのポジションが流動的に入れ替わり、タテに速い攻撃を展開した。

しかし、なかなか水戸の守備を崩せない。我慢の時間が続いた。右サイドの茨田がボールをキープし、酒井が追い越す動きで前線に侵入する。富山も積極的にボールを呼び込んだ。ピンチもあったが、アルディージャは粘り強く守った。高い集中力を見せたのがGKの笠原だ。古巣との対決に意気込む「22」番が、ゴール前で圧倒的な存在感を示した。

ゲームが動いたのは、後半が始まってすぐだ。47分、右サイドで酒井が相手のパスをカット。前にいた富山にすばやく預ける。ボールを受けた富山は振り向き様に右足を振り抜いた。ゴールまでの距離はおよそ30メートル。無回転のボールが豪快にゴールネットを揺らした。

勢いに乗ったアルディージャが55分に追加点を奪う。まさに狙った形から生まれたゴールだった。中盤まで降りてきた富山にくさびを打ち込んだ。そこから右サイドに展開。酒井が茨田とのコンビネーションで右サイドを突破すると、ゴールラインの手前でグラウンダーのパスをマイナスに折り返す。そこに走り込んだマテウスがダイレクトでシュート。ボールは相手GKの手を弾き、ゴールマウスに吸い込まれていった。ニアに走り込んで相手DFを引き寄せ、スペースを作った大前の動きも見逃してはいけない。流れるような展開から生まれたゴールだった。

アルディージャが2-0とリードを広げた。しかし、サッカーにおいて2点差はもっとも危険な点差だと言われている。水戸も一気にギアを上げてきた。失点は60分。ビルドアップの場面でボールを奪われ、相手2人に対してアルディージャのDFは1人。最後はGKの笠原がかわされて無人のゴールに流し込まれた。

残り時間は30分。その後もアルディージャは、3点目を狙いにいった。しかし、水戸も攻撃の手を強めてくる。77分に許した水戸の茂木のシュートは、ゴールポストに救われた。83分には岸本にゴールネットを揺らされたが、その前にオフサイドがあった。90分には大前に代わって横谷が入った。あとは、1点を守り切るだけだった。

4分のアディショナルタイムをしのぎ切り、相手のロングフィードをGK笠原がキャッチ。その瞬間、試合終了を告げるホイッスルが鳴った。2-1で勝点3をゲット。苦しみながらも手にした勝利の価値は大きい。次なる戦いは、第20節の京都戦だ。アウェイの戦いが続くが、このまま上昇気運に乗っていきたい。

(総評:岩本勝暁/写真:早草紀子)

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監督コメント
監督 石井正忠
今日はアウェイゲームにも関わらず、たくさんのファン・サポーターの皆さまが駆けつけてくれました。今日からの3試合で前半戦が終わりますので、アウェイでも勝点3を取ろうという話をしてゲームに入りました。相手はハードワークしてくる上に、組織的に整ったチームですので、打ち破ることは簡単ではないと思っていました。
 
前半は拮抗した試合展開になりましたが、後半は富山の素晴らしいゴールをきっかけに追加点を奪うことができ、その後もチャンスを作ることができました。1点を失った後に少し押し込まれる状態になり、最後はそれを守り切るような形になってしまいましたが、目標だった勝点3をアウェイの地で取ることができたのはプラスだと思います。今月の残り2試合も勝点を獲得し、後半戦につなげていきたいです。苦しい戦いでしたが、勝点をしっかり取ることができた良い試合だったと思います。
選手コメント
DF 4 山越 康平
アウェイということもあり、先制点を許さないことをいつも以上に意識していました。また、自分たちが攻めているときは、常に数的優位を維持してカウンターを受けないように気を付けていました。

以前より良い対応ができていると思いますが、危険な場面はありましたし、まだまだ改善していきたい部分です。前半戦は残り2試合ですし、しっかりと勝点を伸ばしていけるように、また明日から一つずつ積み上げていきたいです。
MF 16 マテウス
得点シーンは、日々のトレーニングで取り組んでいる形でした。元紀がニアに走り込んでくれたことでスペースが空き、ノリが良いパスをくれました。

横浜FC戦の先制点もそうだったように、サイドを突破したときには、逆サイドからゴール前へ入っていくように意識しています。

次もアウェイで難しい試合になると思いますが、この勢いを継続して連勝を伸ばして良い形でシーズンを折り返せるように、しっかり準備をしていきたいです。
GK 22 笠原 昂史
勢いのある相手だったので難しい時間帯がありましたが、後半の立ち上がりに先制できましたし、良い流れで追加点を奪うことができました。

ミスからカウンターを受ける場面はありましたが、チームとしてゴール前で安定した対応ができていたと思います。

今日はアウェイでしたが、多くの方が応援に来てくださり、ホームのような素晴らしい雰囲気を作ってくださいました。次も勝てるように頑張りますので、引き続きサポートをよろしくお願いします。
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