明治安田生命J2リーグ 第20節
2018.6.23 [SAT] 18:00 西京極

京都

0 - 3
0 前半 1
0 後半 2

大宮

  • 40' 茨田 陽生
  • 54' 大前 元紀
  • 75' マテウス
試合経過
メンバー

スターティングメンバー

GK 21 清水 圭介
DF 6 本多 勇喜
DF 15 染谷 悠太
77'
DF 24 増川 隆洋
DF 30 石櫃 洋祐
MF 8 重廣 卓也
MF 14 仙頭 啓矢
MF 22 小屋松 知哉
69'
MF 35 福岡 慎平
FW 10 エスクデロ 競飛王
62'
FW 13 岩崎 悠人

控えメンバー

GK 27 キム チョルホ
DF 2 磐瀬 剛
DF 17 牟田 雄祐
77'
MF 7 田村 亮介
MF 11 湯澤 洋介
69'
MF 18 望月 嶺臣
FW 19 大野 耀平
62'

監督

ジュロヴスキー

スターティングメンバー

GK 22 笠原 昂史
DF 20 酒井 宣福
DF 4 山越 康平
DF 3 河本 裕之
DF 6 河面 旺成
MF 8 茨田 陽生
85'
MF 15 大山 啓輔
MF 7 三門 雄大
MF 16 マテウス
FW 28 富山 貴光
90+2'
FW 10 大前 元紀
80'

控えメンバー

GK 21 塩田 仁史
DF 25 高山 和真
DF 19 奥井 諒
MF 17 横谷 繁
85'
MF 39 嶋田 慎太郎
90+2'
FW 34 佐相 壱明
80'
FW 9 ロビン シモヴィッチ

監督

石井 正忠
試合詳細
2 シュート 13
12 GK 11
3 CK 7
9 直接FK 7
2 間接FK 0
0 PK 0
試合データ

主審

柿沼 亨

副審

金井 清一

副審

塩津 祐介

第4の審判員

松本 大

入場者数

4,218人

天候

曇、無風

ピッチ状態

全面良芝、水含み

気温/湿度

21.6℃/83%

HIGHLIGHT

茨田、大前、マテウスのゴールで今季2度目の3連勝!
攻撃陣が好調だ。直近4試合で9得点。大前が3得点、茨田が2得点、マテウスが2得点、富山が1得点、酒井が1得点とバランスもいい。ポジションに関わらず、取るべき選手が確実にゴールをゲットしている。同じ4試合でクリーンシートが2試合と、GK笠原を軸に守備陣も乗ってきた。第16節の栃木戦で負傷退場した菊地に代わって入った山越が、躍動感の溢れるプレーを見せている。

暫定ながら第19節を終えて9位に浮上。プレーオフ出場圏が見えてきた。しかし、歩みを止めるわけにはいかない。目指すは1年でのJ1昇格、そして、J2優勝だ。

明治安田J2第20節の京都戦は2試合連続のアウェイゲーム。アルディージャは積極的に前に出た。中盤で相手のボールを奪ってショートカウンターを展開。スリッピーなピッチに苦戦する場面も見られたが、徐々に京都に圧力をかけていった。

守備の意識も高かった。ショートカウンターが功を奏したのは17分、マテウスのパスを受けた大前が決定的なシュートを放つ。しかし、これは相手GKの好セーブに防がれた。さらに19分にはCKから河本がヘディングシュート。アルディージャの攻撃が確実に京都の守備にダメージを与えていく。

先制点は目の覚めるような攻撃から生まれた。40分、ハーフウェーライン付近から河本が左前方にパス。それを河面がワンタッチで前に流す。パスを受けたマテウスがドリブルで突破。ゴールライン付近からクロスを入れると、ファーサイドに飛び込んだ茨田が強烈なヘディングシュートをたたき込んだ。いい時間帯に先制点を奪い、アルディージャが1点をリードして前半を折り返した。

後半もアルディージャのペースで進行した。追加点は54分、ペナルティエリアの外で大前が直接FKを獲得した。キッカーは大前。低い弾道のシュートはジャンプした壁の下をすり抜け、ゴール右隅に突き刺さった。現在行われている2018 FIFAワールドカップ ロシアで、コロンビアのキンテロが日本戦で決めた直接FKを彷彿させるゴールだった。鮮やかなゴールで、アルディージャがリードを2点に広げた。

追いかける京都がギアを上げて攻めてくる。しかし、アルディージャは体を張ってはね返した。カウンターからチャンスも演出。72分には河面、マテウスとつなぎ、相手ディフェンスラインの裏に抜け出した富山がシュート。惜しくも枠を外したが、決定的なシーンだった。

とどめを刺したのはマテウスだ。左サイドでボールを受けると、ペナルティエリアの手前で急加速。相手DFを振り切って左足をフルスイングし、強烈なシュートをゴールに突き刺した。

80分には、佐相が大前に代わってピッチイン。期待のルーキーが、ついにデビューを果たす。84分にはゴールのチャンスもあった。茨田のタテパスを受けたマテウスが右サイドをドリブル突破。クロスに佐相が走り込むが、わずかに合わなかった。

あとは落ち着いて試合を終わらせるだけだった。横谷を投入して右サイドを活性化。京都のセットプレーもゴール前にブロックを築いて守り切った。アディショナルタイムには富山と嶋田をスイッチ。最後まで集中力を途切らせることなく3-0で完封勝ち、今季2度目の3連勝を飾った。

完勝と言っていいだろう。京都のストロングポイントを消し、効果的な攻撃から得点を量産した。守備も安定していた。全員がハードワークを見せ、京都に決定的なチャンスを与えなかった。

前半戦の折り返しを目前にして、アルディージャが本来の強さを取り戻しつつある。プレーオフ出場権をはっきりとその視野にとらえた。次節は3週間ぶりにホームで行われる愛媛FC戦。このまま白星を積み重ね、一気にトップまで駆け上がっていきたい。

(総評:岩本勝暁/写真:早草紀子)

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監督コメント
監督 石井正忠
今月の試合が終わると前半戦が終わります。6月の残り試合を連勝して終わろうという話をしていました。アウェイゲームを無失点で勝利できたことは非常に大きいと思います。

天候が悪い中、遠く京都まで応援に来てくれた方、大宮のパブリックビューイング会場で応援してくださった方、声援を送っていただいた皆さまからの大きな期待に応えるゲームを見せることができて良かったです。
選手コメント
DF 3 河本 裕之
試合の立ち上がりは相手が前からプレッシャーを掛けてきましたし、僕らの前でボールを持たれるシーンもありましたが、しっかりと耐えることができたことで良い結果につながりました。

3点目の起点になった場面のように、後半は流れがウチに来ていましたし、積極的に前へ出てボールを奪うこともできたと思います。

せっかく連勝できていますので、上位との勝点差を詰められるように、良い準備を続けていきたいです。
DF 6 河面 旺成
地元での試合ということで、両親も見に来ていました。僕は高校から京都を離れているので、直接プレーする姿を見せることができて少し親孝行できたかなと思います。

今日は対面の右サイドバックに攻撃力のある選手がいたので、マテウスと連係を取って対応することを意識していました。

4連勝してシーズン前半戦を終えて、後半戦へ良い流れをつなげていくためにも、ホームで戦う愛媛戦も結果にこだわって戦いたいと思います。
FW 34 佐相 壱明
プロデビューをすることができました。やってやるぞ!という気持ちでいましたが、最初はすごく緊張して体が動かなかったです(苦笑)。

マテウスのラストパスを決め切れなかったことが悔やまれます。相手の背後への動きを評価してもらっていると思いますので、自分の長所だと思って続けていきたいです。

ファン・サポーターの方が自分の応援をしてくれ本当にうれしかったですし、その声援に応えられるように頑張っていきたいと思います。
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