明治安田生命J2リーグ 第21節
2018.6.30 [SAT] 19:00 NACK

大宮

  • 31' 大前 元紀
1 - 1
1 前半 1
0 後半 0

愛媛

  • 37' 近藤 貴司
試合経過
メンバー

スターティングメンバー

GK 22 笠原 昂史
DF 20 酒井 宣福
DF 4 山越 康平
DF 3 河本 裕之
DF 6 河面 旺成
MF 8 茨田 陽生
85'
MF 15 大山 啓輔
MF 7 三門 雄大
MF 16 マテウス
FW 28 富山 貴光
82'
FW 10 大前 元紀
75'

控えメンバー

GK 21 塩田 仁史
DF 25 高山 和真
DF 19 奥井 諒
MF 17 横谷 繁
85'
MF 39 嶋田 慎太郎
82'
FW 14 清水 慎太郎
FW 9 ロビン シモヴィッチ
75'

監督

石井 正忠

スターティングメンバー

GK 1 岡本 昌弘
DF 23 林堂 眞
DF 4 西岡 大輝
DF 5 前野 貴徳
MF 17 小暮 大器
MF 16 田中 裕人
MF 6 野澤 英之
MF 20 河原 和寿
58'
FW 7 近藤 貴司
FW 9 有田 光希
82'
FW 15 丹羽 詩温
89'

控えメンバー

GK 22 原 裕太郎
DF 2 山﨑 浩介
DF 3 玉林 睦実
MF 11 神田 夢実
82'
MF 14 小池 純輝
58'
FW 18 西田 剛
89'
FW 26 上原 慎也

監督

川井 健太
試合詳細
10 シュート 7
4 GK 10
3 CK 5
11 直接FK 13
3 間接FK 3
0 PK 0
試合データ

主審

飯田 淳平

副審

馬場 規

副審

中澤 涼

第4の審判員

松澤 慶和

入場者数

9,886人

天候

晴、中風

ピッチ状態

全面良芝、乾燥

気温/湿度

29.8℃/41%

HIGHLIGHT

前半戦ラストを飾れず。大前が先制するもドロー
明治安田J2第21節の愛媛FC戦。シーズン初の4連勝を懸けた一戦は、前半戦の集大成でもある。直近5試合は4勝1分と負けなし。12得点と攻撃陣が好調だ。GK笠原を軸に守備が安定し、結果に結びついている。

最初の10分は愛媛にゲームを支配された。3バックが予想された愛媛は、4-4-2の3ラインでブロックを形成し、局面で人数を掛けてボールを奪いに来る。しかし、アルディージャは落ち着いていた。大前と富山が前線でボールを引き出してペースを取り戻すと、マテウスが左サイドで存在感を発揮。河本と山越を軸に最終ラインを高く保ち、三門と大山が中盤の危険なエリアを消した。

流れが変わったのは25分頃だ。流れの中で、サイドハーフのマテウスと茨田がポジションを入れ替えた。功を奏したのは31分、左サイドで大山のパスを受けた茨田がドリブルで中央に侵入。ペナルティーエリア手前で縦パスを受けた大前が、相手DFの股の間を抜くシュート。ゴール左隅に流し込み、先制点を奪った。

しかし、リードは長く続かない。37分、1本の縦パスでディフェンスラインの裏を取られ、近藤に決められて同点に追いつかれる。その後も、攻めた。38分には酒井が放ったミドルシュートが相手GKの正面をついた。41分には、相手DFがトラップした隙を狙って大前がボールを奪取。ゴール前でうまくシュートにつなげたが、ボールはクロスバーを越えていった。

後半、ボールの動きが激しくなる。アルディージャが縦パスを入れる回数が増えたのだ。愛媛のベンチが動いた。河原に代えて小池を投入。これで愛媛の守備時は5バックになった。それに対して三門のポジションを上げ、細かいパスで狭くなった前線を攻略。62分には、三門と大前のコンビネーションからチャンスを生み出した。

75分、高さのあるシモヴィッチをピッチに送り出す。さらに、負傷退場した富山に代わって嶋田がピッチイン。横谷も投入し、攻撃の厚みを増した。88分にはマテウスが得意のドリブルで突破したが、シュートは惜しくも相手GKに阻まれる。アディショナルタイムは4分。FKのチャンスで、シモヴィッチの折り返しを嶋田がダイビングヘッド。しかし、ボールは無情にもゴール右に外れていった。1-1のままタイムアップ。勝点1を分け合う結果となった。

前半戦の最後を、勝利で飾ることはできなかった。しかし、勝点1は確保した。内容も決して悪くない。「前半戦は自分がイメージしていた順位ではなく、勝点も取れなかった。しかし、ここ数試合は、これから先の戦い方を示せるような形で試合ができている。ここからしっかり勝点を積み重ね、最終的にトップに上がりたい」。石井監督は試合後の会見でこう振り返った。反撃の後半戦へ――。まずは次節、アウェイの千葉戦でしっかりと勝点3を積み上げたい。

(総評:岩本勝暁/写真:早草紀子)

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監督コメント
監督 石井正忠
前半戦最後の試合となったホームゲームに、たくさんの方が応援に来てくださいました。勝って終わりたかったのですが、それができず非常に残念です。

試合は前半の途中まで相手の攻撃のオーガナイズが良く、対応できるまでに少し時間がかかりました。対応できてからは自分たちのペースで試合を進められるようになり得点も取れたのですが、守備のバランスが崩れたときに失点してしまいました。
後半もある程度は自分たちの形で試合を進めることはできたと思いますが、最後のところで得点につなげることができませんでした。

前半戦が終わったので、ここまでをしっかり反省して後半戦に向かいたいと思います。
選手コメント
MF 7 三門 雄大
試合の途中で、僕とトミが元紀の後ろに入って啓輔がアンカーに入るような形に変えました。役割がはっきりしましたし、先制することもできましたが、失点の場面では僕とトミでプレッシャーをかけることができていれば、後ろを助けることができたと思います。

上にいくために勝ち切って勝点3を取りたかったですが、修正すべき点は修正し、継続すべき点はしっかりと積み重ねていきながら、今日のように一瞬の隙きが生まれないように戦っていきたいです。
FW 9 ロビン シモヴィッチ
残念です。今日の試合は勝点3を取らないといけない試合だったと思います。

中央にポジションを取るようにという指示を受けてピッチに入りました。試合終盤には、前線に積極的にボールを入れることでチャンスを作れていましたが、決め切ることができませんでした。

サポーターの皆さんは、ホームでもアウェイでも非常に良いサポートをしてくれて感謝しています。後半戦も良いサポートを続けてくれると嬉しいです。
MF 15 大山 啓輔
立ち上がりは上手くハマらなかったですが、監督からの指示もあってシステムを変えたことで、プレッシャーがかかるようになりました。

ただ、後ろと前線の距離が開いたときに失点してしまいました。少し隙きがあったと思います。今日の結果は反省するところがありますが、ここ最近の試合では失点も減り、立て直すことができていると思います。負けなしで戦えていることをポジティブに捉え、後半戦も戦っていければと思います。
FW 28 富山 貴光
しっかり勝ち切ることができずに残念です。序盤はあまりうまくいかず、難しい展開でした。システムを変えてから主導権を握れていたので、あの時間に失点しなければ自分たちのリズムで試合を進めることができたと思います。

今日は勝てなかったですが、最低限の勝点を積み上げることはできました。次節から後半戦に入りますが、勝点を積み重ね続けて、ファン・サポーターの皆さんに、もっと喜んでもらえる戦いをしていきたいです。
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