明治安田生命J2リーグ 第38節
2018.10.21 [SUN] 14:00
ニッパツ
横浜FC
- 76' 北爪 健吾
1
-
1
0
前半
0
1
後半
1
大宮
- 52' 河本 裕之
試合経過
メンバー
スターティングメンバー
GK 18 南 雄太
DF 2 藤井 悠太
86'
DF 5 田代 真一
DF 20 カルフィン ヨン ア ピン
MF 14 北爪 健吾
MF 24 渡邊 一仁
90+5'
MF 8 佐藤 謙介
MF 7 野村 直輝
MF 22 永田 拓也
MF 40 レアンドロ ドミンゲス
FW 10 イバ
81'
控えメンバー
GK 36 辻 周吾
DF 33 川﨑 裕大
86'
MF 17 武田 英二郎
FW 27 齋藤 功佑
FW 39 瀬沼 優司
81'
FW 9 戸島 章
90+5'
FW 11 三浦 知良
監督
タヴァレス
スターティングメンバー
GK 22 笠原 昂史
DF 13 渡部 大輔
DF 50 畑尾 大翔
DF 3 河本 裕之
DF 6 河面 旺成
MF 16 マテウス
MF 15 大山 啓輔
MF 7 三門 雄大
86'
MF 8 茨田 陽生
FW 9 ロビン シモヴィッチ
73'
FW 10 大前 元紀
83'
控えメンバー
GK 21 塩田 仁史
DF 2 菊地 光将
DF 20 酒井 宣福
MF 17 横谷 繁
MF 24 ダビド バブンスキー
86'
MF 39 嶋田 慎太郎
83'
FW 28 富山 貴光
73'
監督
石井 正忠
試合詳細
8 | シュート | 13 |
---|---|---|
6 | GK | 11 |
5 | CK | 7 |
17 | 直接FK | 16 |
2 | 間接FK | 1 |
0 | PK | 0 |
試合データ
主審
佐藤 誠和
副審
山際 将史
副審
関谷 宣貴
第4の審判員
藤澤 達也
入場者数
9,680人
天候
晴、中風
ピッチ状態
全面良芝、乾燥
気温/湿度
24.1℃/23%
HIGHLIGHT
昇格争いの直接対決、アウェイでドロー
J1復帰を懸けた戦いは、いよいよ大詰めだ。今日を含めて残り5試合。明治安田J2第38節は、昇格争いの直接対決となった。こちらは5位、相手は勝点で並ぶ6位・横浜FC。優勝を狙い続けるためにも、プレーオフ出場圏の6位以上を死守するためにも、譲れない一戦だ。アウェイだが、メインスタンドにもオレンジ色のユニフォームをまとった観客が多く見られるほどのサポーターがかけ付け、決戦に臨んだ。
試合の序盤は、拮抗した展開だった。大山は「互いに、このゲームの大切さを認識していて、リスクを負わない戦い方で我慢の時間が長かった。自分たちの落ち着きどころが、なかなかできず、イメージ通りにできたという感じではない」と振り返った。
10分、マテウスが右から左へドリブルして縦パスを送り、攻撃参加した河面のクロスにシモヴィッチが飛び込んだのが、最初のチャンス。16分には左サイドで得たFKを河面が蹴り、河本が左ボレーを合わせる場面もあった。ただ、オフサイドでゴールにはならなかったが、イバにゴールネットを揺らされる場面があるなど一進一退だった。
守備では「外国籍選手の2トップに自由にやらせないように意識した」という河本が、大型FWイバとの激しいマッチアップで意地を見せた。他の選手も球際で厳しく争うシーンが続き、互いにヒートアップ。両チームがこの一戦に懸ける意気込みが随所にあふれ出ていた。見応えのある展開の中、スコアレスで前半を折り返した。
試合は、後半が開始して間もなく動いた。52分、マテウスが右サイド中央寄りで得たFKで自らゴールを狙うと、強烈なシュートを相手GKがパンチング。続く左CKを大前が蹴ると、河本が頭で合わせてゴールへ流し込んだ。しかし、先制したことで相手の圧力が増し、サイドから押し込まれる場面が増えた。
石井監督は、73分にシモヴィッチを下げて富山を投入。前線からプレスを掛けることで守備の強化を図った。だが直後の76分、クロスのこぼれ球からミドルシュートを決められ、同点に追いつかれた。その後は、互いに選手交代を繰り返して最後まで1点を争う展開となったが、結果は1-1の引分けとなった。
先制した分、勝利を逃した印象は強く、悔しさは大きい。しかし、内容面は互角。三門は「内容を考えると妥当な結果。勝点を持って帰れることは、悲観することではない。これからは下位に沈んでいるチームとの対戦が続くけど、そういうチームほど危険なものはない」と、すぐに気持ちを切り替えていた。
次節は、ホームで京都を迎え撃つ。優勝、自動昇格の可能性を追い続けるためには、下を向く時間こそ惜しい。とにかく一つでも多くの勝点を得るために戦い続けるのみだ。
(総評:平野貴也/写真:早草紀子)
試合の序盤は、拮抗した展開だった。大山は「互いに、このゲームの大切さを認識していて、リスクを負わない戦い方で我慢の時間が長かった。自分たちの落ち着きどころが、なかなかできず、イメージ通りにできたという感じではない」と振り返った。
10分、マテウスが右から左へドリブルして縦パスを送り、攻撃参加した河面のクロスにシモヴィッチが飛び込んだのが、最初のチャンス。16分には左サイドで得たFKを河面が蹴り、河本が左ボレーを合わせる場面もあった。ただ、オフサイドでゴールにはならなかったが、イバにゴールネットを揺らされる場面があるなど一進一退だった。
守備では「外国籍選手の2トップに自由にやらせないように意識した」という河本が、大型FWイバとの激しいマッチアップで意地を見せた。他の選手も球際で厳しく争うシーンが続き、互いにヒートアップ。両チームがこの一戦に懸ける意気込みが随所にあふれ出ていた。見応えのある展開の中、スコアレスで前半を折り返した。
試合は、後半が開始して間もなく動いた。52分、マテウスが右サイド中央寄りで得たFKで自らゴールを狙うと、強烈なシュートを相手GKがパンチング。続く左CKを大前が蹴ると、河本が頭で合わせてゴールへ流し込んだ。しかし、先制したことで相手の圧力が増し、サイドから押し込まれる場面が増えた。
石井監督は、73分にシモヴィッチを下げて富山を投入。前線からプレスを掛けることで守備の強化を図った。だが直後の76分、クロスのこぼれ球からミドルシュートを決められ、同点に追いつかれた。その後は、互いに選手交代を繰り返して最後まで1点を争う展開となったが、結果は1-1の引分けとなった。
先制した分、勝利を逃した印象は強く、悔しさは大きい。しかし、内容面は互角。三門は「内容を考えると妥当な結果。勝点を持って帰れることは、悲観することではない。これからは下位に沈んでいるチームとの対戦が続くけど、そういうチームほど危険なものはない」と、すぐに気持ちを切り替えていた。
次節は、ホームで京都を迎え撃つ。優勝、自動昇格の可能性を追い続けるためには、下を向く時間こそ惜しい。とにかく一つでも多くの勝点を得るために戦い続けるのみだ。
(総評:平野貴也/写真:早草紀子)
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選手コメント
DF 13 渡部 大輔
試合序盤は落ち着かない時間が続きピンチも迎えましたが、みんなで集中して守り失点しなかったことは良かったと思います。ただ、勝ち切ることができずに残念です。僕たちは残り試合に全部勝つしかありません。
横浜までたくさんのサポーターの方が応援に来てくれて、本当に力になりました。今日は悔しい想いをさせてしまったので、残り4試合に4連勝してJ1に復帰できるように頑張ります。最後まで応援よろしくお願いします。
横浜までたくさんのサポーターの方が応援に来てくれて、本当に力になりました。今日は悔しい想いをさせてしまったので、残り4試合に4連勝してJ1に復帰できるように頑張ります。最後まで応援よろしくお願いします。
MF 15 大山 啓輔
落ち着きどころを作れずに苦しい時間が続きましたし、お互いにセーフティなプレーが多い硬い展開になりました。その中で、セットプレーから先制することができましたが、最低限の勝点にとどまりました。残り試合も少なくなりましたが、最後まで諦めないことが大事だと思います。
サポーターの皆さんの声援のおかげで、今日はまるでホームのような感覚でプレーさせてもらいました。その熱い思いに勝点3で応えたかったです。次はホームで戦えるので、必ずや勝利で皆さんの気持ちに応えたいと思います。
サポーターの皆さんの声援のおかげで、今日はまるでホームのような感覚でプレーさせてもらいました。その熱い思いに勝点3で応えたかったです。次はホームで戦えるので、必ずや勝利で皆さんの気持ちに応えたいと思います。
MF 24 ダビド バブンスキー
相手が主導権を握っていましたし、難しい試合でした。自分が投入された時間は、ロングボールも多くタイトで難しい状況でした。
残り4試合はすべて決勝戦のつもりで戦わないといけません。改善すべきところは改善し、チーム一丸となって勝利を目指していきたいです。
勝利するためには、得点を奪う必要がありますから、ゴールを意識したプレーを心掛けたいと思います。
残り4試合はすべて決勝戦のつもりで戦わないといけません。改善すべきところは改善し、チーム一丸となって勝利を目指していきたいです。
勝利するためには、得点を奪う必要がありますから、ゴールを意識したプレーを心掛けたいと思います。
試合に関しては、相手の堅い守備を崩し切れなかった場面や、慌て過ぎてミスになってしまった場面が多かったので、しっかりと修正して次に向かわなければなりません。セットプレーでの得点はトレーニングした成果が出たので、その点は良かったですが、一方でボールへの寄せが一瞬、甘くなって失点してしまった部分は、すぐに修正しなければならないと思います。選手たちは90分間ハードワークしてくれましたが、勝点2を失ったという気持ちが大きいです。