明治安田生命J2リーグ 第9節
2019.4.14 [SUN] 14:00 NACK

大宮

  • 29' フアンマ デルガド
  • 54' フアンマ デルガド
2 - 1
1 前半 0
1 後半 1

横浜FC

  • 86' 戸島 章
試合経過
メンバー

スターティングメンバー

GK 1 笠原 昂史
DF 19 奥井 諒
DF 50 畑尾 大翔
DF 3 河本 裕之
DF 6 河面 旺成
MF 15 大山 啓輔
85'
MF 5 石川 俊輝
MF 8 茨田 陽生
69'
MF 20 酒井 宣福
FW 22 フアンマ デルガド
FW 10 大前 元紀
90+6'

控えメンバー

GK 21 塩田 仁史
DF 2 菊地 光将
90+6'
DF 13 渡部 大輔
MF 26 小島 幹敏
69'
MF 11 ダヴィッド バブンスキー
FW 28 富山 貴光
85'
FW 9 ロビン シモヴィッチ

監督

高木 琢也

スターティングメンバー

GK 21 竹重 安希彦
DF 39 伊野波 雅彦
DF 33 川﨑 裕大
71'
DF 20 カルフィン ヨン ア ピン
DF 2 藤井 悠太
69'
DF 26 袴田 裕太郎
MF 5 田代 真一
MF 8 佐藤 謙介
MF 40 レアンドロ ドミンゲス
FW 23 斉藤 光毅
FW 10 イバ
79'

控えメンバー

GK 18 南 雄太
DF 19 乾 大知
DF 14 北爪 健吾
69'
MF 24 渡邊 一仁
MF 6 中里 崇宏
FW 13 瀬沼 優司
79'
FW 9 戸島 章
71'

監督

タヴァレス
試合詳細
5 シュート 4
6 GK 3
4 CK 3
14 直接FK 15
4 間接FK 6
0 PK 0
試合データ

主審

山岡 良介

副審

秋澤 昌治

副審

細尾 基

第4の審判員

勝又 弘樹

入場者数

9,865人

天候

曇、弱風

ピッチ状態

全面良芝、乾燥

気温/湿度

17.8℃/43%

HIGHLIGHT

フアンマが2ゴール、ホームで4連勝飾る
開幕から5試合で1勝2分け2敗。序盤はエンジンが掛からなかったが、アウェイで長崎を下した第6節から勝利を重ね、浮上の流れはつかんだ。3連勝で迎える明治安田J2第9節は、横浜FCを迎えるホームゲームだ。

序盤は互角だった。前線のフアンマにボールを入れてから攻撃する形は作れていたが、なかなかシュートを打たせてもらえなかった。しかし、10分が過ぎると少しずつペースを手繰り寄せ、セットプレーの好機が増加。26分には大前が左CKから直接ゴールを狙う場面もあった。

この時間帯に注目したいのは、茨田、大山、奥井、大前らが頻繁にコミュニケーションを取っていたことだ。キックオフ前の準備は大事だが、試合中の確認や修正は、より重要になる。

「特に右サイドで組む選手と、互いに気付いたことについて声を掛け合った。攻撃では、相手の選手が自分に寄ってきていたので、自分に引きつけることでイーニョくんは、いつもより中央寄りでパスを受けて、クロスにもシュートにも行ける形にできると思った」。茨田は、相手の動きを確認しながら攻略を図っていたという

そうした努力が、惜しいチャンスを次の段階へ進ませた。29分、フアンマを起点にして左から右へ攻撃を移すと、ボールを持った奥井が、中央の茨田にパスを預けてスピードアップ。リターンを受けてシュートを狙った。そして、こぼれ球に飛び込んだフアンマが、相手と競り合いながらシュートを突き刺し、先制に成功した。

後半は、反撃ムードの相手に押し込まれる展開から始まったが、見事なカウンターアタックがさく裂した。54分、相手の左FKを防いだ直後、石川が猛然とダッシュ。大前が落ち着いてパスをつなぐと、石川がドリブルでカウンターを仕掛け、呼応してかけ上がった茨田へパス。石川はさらに前に走り、右サイトで茨田のスルーパスを受けてクロスを送ると、ファーサイドへ走り込んだフアンマがGKの逆を突いて追加点を奪った。

2点のリードが呼び込んだのは、激しい競り合いだった。相手のコンタクトが強くなり、競り合いや、それに伴う警告が増えていった。相手も簡単には勝たせてくれない。86分、クロスからのヘディングシュートで1点差に詰め寄られた。パワープレーを仕掛ける相手は、7人がペナルティーエリアに入って来るなど、目安5分のアディショナルタイムは冷や汗をかいたものの、高木監督はDF菊地を投入して守り切り、4連勝を飾った。

次節は、町田とのアウェイゲーム。大前は「4連勝で、誰も満足していない。まだ首位にもなっていない。ホームでも勝ち続けて、NACKでやるのは嫌だと、相手に思われる雰囲気にしていきたい」と力強く語った。虎視眈々と狙うは、5連勝だ。

(総評:平野貴也/写真:早草紀子)

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監督コメント
監督 高木琢也
連戦を終えてリセットした後のゲームでした。横浜FCの映像を見ていても特に前線に個の力があって、なおかつマッチアップしたゲームになることも含めて、全体がオーガナイズした状態の中でプレーをしなればいけないと思っていました。

このようなミラーゲームの中で大事になるのはセカンドボールや切り替えのところで、自分たちがボールを拾える時間もありましたが、ミスもありました。それでも全体を通して言えば、先制して追加点を取ってという流れの中で、ゲームをうまくコントロールしてくれました。

ただ、最後の失点に関しては僕自身も学ばなくてはいけないですし、何かしら手を付ければクリアにできる問題だったかなと思います。選手たちは最後まで頑張ってくれましたし、勝ちたいという気持ちを出してくれました。ただ、次のゲーム、これからのゲームでまた同じ失敗をしてはいけないと思いますので、しっかりと準備をしていきたいです。
選手コメント
GK 1 笠原 昂史
チームとして、2点目を奪えたことが大きかったです。押し込まれた時間帯にも、決定的な場面はほとんど作られなかったですし、良い部分を継続しながら修正していきたいです。セットプレーの守備は、試合の勝敗を分ける重要な場面です。自分がリーダーシップを取り、『絶対に弾き返すんだ』という強い気持ちを、みんなに持たせたいと思って声掛けしています。

ゴール裏の熱い声援を一番近くで感じながらプレーできるのは幸せなことだと思います。皆さんの期待に応えるためにも、もっと失点を減らして勝利に貢献していきたいです。
MF 20 酒井 宣福
僕やイーニョくんが、前へ動き出して相手の背後を狙っていくことで、チャンスが広がると考えていました。全体的に選手同士の距離感が良く、出足も早かったので、セカンドボールを拾うことができていました。自分たちの時間帯があれば相手の時間帯もありますし、リードしていれば終盤に押し込まれてしまうこともあります。

1失点してしまいましたが、全員で耐えて逃げ切ることができて良かったです。4連勝していますが、毎試合毎試合、気を引き締めて勝利を積み重ねていきたいと思います。
FW 22 フアンマ デルガド
立ち上がりから良い入りをしようという意識が全員にあり、前線から良い守備ができました。前半にコンビネーションから先制でき、良い流れの中で、後半に素晴らしいカウンターから追加点。終盤に押し込まれた時間帯はありましたが、全体的にゲームコントロールができていたと思います。今日のようなゴールを決め続けたいですし、この連勝を続けていきたいです。

一人ひとりが自分の役割を果たせているから、勝利につながっていると思います。4連勝に満足することなく、勝ち続けていきたいです。
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