明治安田生命J2リーグ 第16節
2019.6.2 [SUN] 13:05 レベスタ

福岡

  • 78' ヤン ドンヒョン
1 - 1
0 前半 1
1 後半 0

大宮

  • 34' 菊地 光将
試合経過
メンバー

スターティングメンバー

GK 1 セランテス
DF 3 石原 広教
DF 6 ウォン ドゥジェ
DF 29 吉本 一謙
46*'
DF 39 篠原 弘次郎
MF 8 鈴木 惇
MF 14 前川 大河
71'
MF 16 石津 大介
MF 17 松田 力
MF 19 田邉 草民
62'
FW 9 ヤン ドンヒョン

控えメンバー

GK 31 山ノ井 拓己
DF 5 實藤 友紀
46*'
DF 36 菊地 直哉
MF 25 北島 祐二
FW 10 城後 寿
71'
FW 15 森本 貴幸
FW 18 フェリクス ミコルタ
62'

監督

ファビオ ペッキア

スターティングメンバー

GK 1 笠原 昂史
DF 19 奥井 諒
DF 50 畑尾 大翔
DF 2 菊地 光将
DF 6 河面 旺成
MF 26 小島 幹敏
MF 7 三門 雄大
MF 8 茨田 陽生
82'
MF 11 ダヴィッド バブンスキー
75'
FW 22 フアンマ デルガド
FW 36 吉永 昇偉
66'

控えメンバー

GK 21 塩田 仁史
DF 25 高山 和真
66'
MF 5 石川 俊輝
75'
MF 15 大山 啓輔
MF 41 小野 雅史
FW 10 大前 元紀
82'
FW 28 富山 貴光

監督

高木 琢也
試合詳細
8 シュート 7
9 GK 8
5 CK 4
15 直接FK 14
1 間接FK 0
0 PK 0
試合データ

主審

東城 穣

副審

権田 智久

副審

佐藤 貴之

第4の審判員

中井 恒

入場者数

10,075人

天候

晴時々曇、無風

ピッチ状態

全面良芝、乾燥

気温/湿度

28.4℃/54%

HIGHLIGHT

菊地の今シーズン初ゴールで先制するも、後半に追いつかれてドロー
明治安田J2第16節の福岡戦。ここまで引分けが3試合続くアルディージャの先発に変更があった。前節の柏戦でデビューを飾った吉永がウイングバックに入った。ダブルボランチは三門と小島という今シーズン初めての組合せ。シャドーの一角には、バブンスキーが4試合ぶりの先発に入っている。

慎重な入り方だった。立ち上がりは福岡がボールを動かしながら試合を進めた。アルディージャはフアンマをターゲットにして攻め込むが、厳しいチェックに遭いなかなかボールを前に進められない。

気を吐いたのが吉永だ。12分、左サイドの高い位置からプレッシャーをかけてボールをカット。こぼれ球をバブンスキーが折り返し、茨田が低く押さえたシュートを放った。相手GKのファインセーブに阻まれたが、積極的な姿勢が実を結んだシーンだった。

しかし、その後は我慢の時間が続く。奥井が前線に顔を出してチャンスをうかがった。フアンマも高い位置にポジションを取って攻撃の起点になった。左サイドでアップダウンを繰り返す吉永は攻守にわたって存在感を発揮した。

先制点はセットプレーから生まれた。34分、左からのコーナーキック。キッカーのバブンスキーはショートコーナーを選択した。小島がクロスを入れる。ゴールラインギリギリのところで畑尾が頭で折り返した。これに反応したのが菊地だった。低いボールを頭で押し込んでゴールネットを揺らした。

その後もアルディージャがボールを持つ時間が長くなった。バブンスキーが隙を見てシュートを狙いにいく。攻撃から守備への切り替えもスムーズで、危険なスペースはボランチの三門が消した。センターバックの菊地を軸に最終ラインをコントロール。落ち着いた試合運びを見せ、1点のリードで前半を終えた。

この試合はホームの福岡にとって、レベルファイブスタジアムで行われる今シーズン初めての試合だった。モチベーションは極めて高い。後半が始まると、福岡が攻撃の圧力を高めてきた。球際のプレーも激しくなっていった。

高木監督が動いた。66分、吉永に代わって今シーズン初出場となる高山がピッチに入る。さらにバブンスキーから石川にスイッチ。攻守を安定させ、試合を締めくくりにかかった。しかし、福岡に同点ゴールを奪われる。78分、右サイドを突破され、ヤン ドンヒョンにピンポイントで押し込まれたものだ。

1-1。大前がピッチに入った。これで攻撃に迫力が生まれた。直後には波状攻撃からコーナーキックを奪った。両チームともすでにカードは使い切っていた。気力を振り絞って戦った。ともに1点を取りにいっていた。狙っているのは勝点3しかなかった。

最後のコーナーキック。時計の針は、アディショナルタイムの5分を過ぎていた。大前が蹴ったボールが相手に跳ね返される。タイムアップのホイッスルが鳴った瞬間、両チームの選手がひざから崩れ落ちた。最後まで戦い切ったが、1-1で試合を終えた。

勝点3は逃したが、内容の濃い試合だった。6試合ぶりに先制点を奪った。初先発の吉永が左サイドで存在感を示すなど好材料も多い。あとは、最後に勝ち切ること。NACK5スタジアム大宮で行われる次節の京都戦は、何がなんでも勝利をつかみ取りたい。

(総評:岩本勝暁/写真:高須力)

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監督コメント
監督 高木琢也
先制点を奪ってからのドローなので、勝点2を失ったゲームだと評価されても仕方ないと思います。最後の地力は福岡の方が出たと思います。もちろんホームゲームであり、ここでのゲームが中々できなかった状況の中で、やはり本来の家に帰ってくれば元気になるのと同じで、最後はかなりパワーを持って来られたと感じています。

通常、得点が入ってからゲームが動くことはよくありますが、それもしっかり伝えておきながら同点にされたことは、私自身も反省するのと、こういった結果にならないよう次から準備をしていかなくてはならないと思います。
選手コメント
MF 7 三門 雄大
なかなか出場機会がなく悔しい思いがあった中で、どうやってチームに貢献しようかを考え続けていました。偶然にも古巣・福岡戦でチャンスをもらえてうれしかったですし、勝利に結び付けられれば、もっと良かったです。チームとして勝利をつかむためには、互いの特徴を把握しながら助け合うことが大事だと思います。また、より声を掛け合って、よりアラートに戦いたいです。

サポーターの皆さんもフラストレーションがたまっていると思いますが、今日も最後まで熱い応援をしてくださいました。皆さんの気持ちに応えられるように、ホームで勝てるように全力で戦っていきたいです。
DF 19 奥井 諒
久しぶりに先制することができたのは良かったですが、その後の試合運びは反省しなければいけません。1点を大事にしすぎて、チームとして後ろに重くなってしまいました。2点目を取りに行く姿勢を、もっと出さなければいけませんし、ああいう展開では相手にチャンスを作られる可能性が高くなってしまうと思います。

僕たちとしては4試合勝てていない中、ホームで2試合戦えます。次の京都は勝点の近い上位のチームなので、90分で勝点3を取り切る戦いを、もっと自信を持って表現したいと思います。
DF 25 高山 和真
今シーズン初めての出場でした。先制後、後半は押し込まれる時間が長かったので、2点目を意識しつつも、まずは失点しないことを考えてピッチに入りました。その中で1点を取られてしまったので、映像で振り返って次につなげたいと思います。あまり経験のないアウトサイドでの出場でしたが、パスで攻撃を組み立てたり、相手にクロスを上げさせないなどは、ある程度できたと感じます。

ケガの選手が多い状況なので、センターバックだけでなくアウトサイドもできるように日々のトレーニングから励み、試合で良いプレーができるようにしたいです。
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