明治安田生命J2リーグ 第17節
2019.6.8 [SAT] 18:00 NACK

大宮

  • 12' 奥抜 侃志
  • 39' 河面 旺成
  • 62' フアンマ デルガド
3 - 1
2 前半 1
1 後半 0

京都

  • 25' 仙頭 啓矢
試合経過
メンバー

スターティングメンバー

GK 21 塩田 仁史
DF 19 奥井 諒
DF 50 畑尾 大翔
DF 2 菊地 光将
DF 6 河面 旺成
MF 5 石川 俊輝
MF 7 三門 雄大
MF 8 茨田 陽生
MF 33 奥抜 侃志
62'
FW 22 フアンマ デルガド
66'
FW 36 吉永 昇偉
79'

控えメンバー

GK 32 加藤 有輝
DF 25 高山 和真
MF 15 大山 啓輔
MF 26 小島 幹敏
79'
MF 11 ダヴィッド バブンスキー
FW 10 大前 元紀
62'
FW 9 ロビン シモヴィッチ
66'

監督

高木 琢也

スターティングメンバー

GK 21 清水 圭介
DF 5 黒木 恭平
66'
DF 6 本多 勇喜
DF 16 安藤 淳
DF 30 石櫃 洋祐
53'
MF 8 重廣 卓也
MF 14 仙頭 啓矢
MF 22 小屋松 知哉
MF 31 福岡 慎平
FW 13 宮吉 拓実
86'
FW 23 一美 和成

控えメンバー

GK 1 加藤 順大
DF 4 田中 マルクス闘莉王
66'
DF 28 冨田 康平
MF 10 庄司 悦大
53'
MF 20 ジュニーニョ
FW 19 大野 耀平
86'
FW 39 エスクデロ 競飛王

監督

中田 一三
試合詳細
7 シュート 8
5 GK 9
1 CK 3
10 直接FK 14
1 間接FK 3
0 PK 0
試合データ

主審

小屋 幸栄

副審

植田 文平

副審

若槻 直輝

第4の審判員

塚田 健太

入場者数

9,879人

天候

曇、弱風

ピッチ状態

全面良芝、乾燥

気温/湿度

21.8℃/70%

HIGHLIGHT

上位対決に勝利! 奥抜が初得点、河面、フアンマが追加点を挙げる
4位・京都をホームに迎えた明治安田J2第17節は、一つの分岐点になり得る。12試合連続無敗で5位につけるが、前節は寸前で勝利を逃して4戦連続の引分け中。上位対決に勝って、優勝争いに残れるかどうかを問われる試合だからだ。試合前の練習を全て非公開にして臨んだことからも、この一戦に懸ける強い意気込みが伝わる。

先発メンバーには、変化が見られた。塩田と奥抜がシーズン初先発。布陣も変わり、フアンマと奥抜の2トップに、茨田、石川、三門が3ボランチを形成した。試合の立ち上がりは、互いにプレッシャーを掛け合う展開となり、ともにシュートチャンスは少なかった。

そんな中、12分にチャンスが訪れた。前線からプレスを掛け、相手の選択肢を狭めた状況でのパスを奥井が奪い、すかさず縦パス。フアンマが右サイドに持ち出して背面パスでボールを残すと、茨田がペナルティエリア角からゴール方向へパスを流す。

これにタイミングを合わせて飛び出した奥抜は、「点が欲しかったので、迷わなかった」と、イメージ通りにツータッチでシュート。倒れ込みながらもファーサイドへ流し込み、リーグ戦初ゴールで先制に成功した。

しかし、今度はボールを保持しながら攻めようとしたところで、重心が後ろに重くなって押し込まれてしまう。25分、仙頭にカットインからワンツーで崩され、同点シュートをたたき込まれた。大きな反省点だが、試合のペースを渡すことなく、もう一度ギアを入れ直した。

前線では奥抜が得意のドリブルで攻撃の時間を作り出し、両ウイングバックが果敢に攻め上がった。そして39分、奥井のクロスに吉永が競り、フアンマがこぼれ球を拾うと、三門のバックパスから河面が左足を強振。ゴール左上へ突き刺さった弾丸のようなミドルシュートで勝ち越し。会場がどよめいた。

後半は相手の圧力を受けて自陣に押し込まれたが、3ボランチが巧みにバランスを保って持ちこたえた。茨田は「後ろからのコーチングや、2トップの機動力もあったから」と仲間に感謝を示したが、相手のビルドアップに対して中央のパスコースを消しつつ、インターセプトやボール奪取を狙い、さらに攻撃参加もするという幅広い役割を担い続けた。高木監督も「中盤3枚で交代枠を使うことを考えていたが、最後までプレーしてくれて感謝している」と話す活躍ぶりだった。

後半も守るだけではなく、攻撃の意欲を失わなかった。62分、石川の縦パスを受けた奥抜がさらに縦へ渡すと、フアンマが相手に競り勝ち、前に出て来たGKをかわすシュートを流し込んで3点目を奪った。その後も京都の攻撃に苦しんだが、85分にはゴールライン上で石川がクリアしてピンチをしのぐなど、最少失点にとどめて3-1で勝ち切った。

試合終了間際の「無敵大宮」をコールする声量の大きさに、ここから上昇するための勝利を、誰もが強く望んでいたことが伝わった。そして、タイムアップと同時に、「我々は、勝って上へ行く」という雰囲気に会場が包まれた。次節の岐阜戦もホームゲーム。狙うのは、もちろん連勝だ。

(総評:平野貴也/写真:高須力)

続きを読む

監督コメント
監督 高木琢也
ここ数試合は引分けが多かった中で、ホームでなんとかその流れを切りたいというゲームでした。

選手たちにも「勝つんだ」ということを強く伝えましたし、トレーニングもよくやってくれて、その結果が今日こうやって表れたと思います。
選手コメント
DF 6 河面 旺成
ミカさんが、シュートを打てというメッセージのこもった優しいパスをくれ、思い切って振り抜きました。引分けが続いていた中で今日はホームゲームでしたし、いつも以上に勝つんだという強い気持ちで、チーム全員が臨めたと思います。相手の攻撃陣は勢いがあったので、選手同士の距離感を大切にしながら、前線から奪いに行く意識を合わせることができました。

今日の勝ちを無駄にせず、良い流れにつなげるためにも、次の試合が大事です。来週もホームで戦えるので、たくさんの方にスタジアムに来ていただき、一緒に勝利をつかみたいと思います。
GK 21 塩田 仁史
常に良い準備を続けながら、出場機会が来たときは良い仕事がしたいと思っていますし、12試合負けなしの流れを止めたくありませんでした。相手にボールを持たれる時間があることは想定していました。中央を締めながら、うまく守れたと思います。

サポーターの皆さんがウォーミングアップから良い雰囲気を作ってくださり、後半の苦しい時間帯でも大きな声で後押ししてくださったことが、僕たちの力になりました。また来週の岐阜戦も一緒に戦って、連勝できるように頑張りたいです。
MF 33 奥抜 侃志
3月の第5節・水戸戦以来の出場で、今日の試合に懸ける気持ちはチームの誰よりも強かったと思います。結果を出さなければいけない世界なので、絶対に結果を出したかったですし、ある程度は自分の良さを発揮することができました。途中で足が止まってしまい、僕のところで交代枠を1つ使ってしまったのは課題です。

今日のゴールは皆さんの声援があってこそですし、皆さんの後押しのおかげで、スムーズに試合の流れに乗っていくことができました。本当に感謝しています!
フォトギャラリー

カテゴリー


X

パートナーバナー