明治安田生命J2リーグ 第32節
2019.9.15 [SUN] 18:00 ニッパツ

横浜FC

0 - 0
0 前半 0
0 後半 0

大宮

試合経過
メンバー

スターティングメンバー

GK 18 南 雄太
DF 14 北爪 健吾
DF 39 伊野波 雅彦
DF 20 カルフィン ヨン ア ピン
DF 17 武田 英二郎
MF 5 田代 真一
MF 46 中村 俊輔
MF 40 レアンドロ ドミンゲス
MF 27 中山 克広
MF 37 松尾 佑介
80'
FW 10 イバ
74'

控えメンバー

GK 21 竹重 安希彦
DF 2 藤井 悠太
MF 24 渡邊 一仁
MF 22 松井 大輔
MF 15 齋藤 功佑
FW 23 斉藤 光毅
80'
FW 9 戸島 章
74'

監督

下平 隆宏

スターティングメンバー

GK 1 笠原 昂史
DF 45 櫛引 一紀
DF 3 河本 裕之
DF 6 河面 旺成
MF 5 石川 俊輝
MF 7 三門 雄大
MF 18 イッペイ シノヅカ
MF 8 茨田 陽生
82'
MF 33 奥抜 侃志
69'
MF 20 酒井 宣福
FW 22 フアンマ デルガド
62'

控えメンバー

GK 32 加藤 有輝
DF 2 菊地 光将
MF 26 小島 幹敏
MF 11 ダヴィッド バブンスキー
69'
FW 36 吉永 昇偉
FW 28 富山 貴光
82'
FW 9 ロビン シモヴィッチ
62'

監督

高木 琢也
試合詳細
14 シュート 8
8 GK 14
2 CK 3
14 直接FK 7
3 間接FK 1
0 PK 0
試合データ

主審

福島 孝一郎

副審

村上 孝治

副審

日比野 真

第4の審判員

川俣 秀

入場者数

12,189人

天候

晴、中風

ピッチ状態

全面良芝、乾燥

気温/湿度

27.4℃/63%

HIGHLIGHT

5試合ぶりのクリーンシートも、勝点1を分け合う
J1昇格を争う横浜FCとの直接対決は、いわゆる6ポイントゲームである。他会場の結果次第では、一気に2位に浮上する可能性もある。後半戦のヤマ場とも言える一戦で、GK笠原が16試合ぶりにピッチに戻ってきた。前回対戦の第9節で2ゴールを挙げたフアンマが先発に名を連ねたこともポジティブな要素だ。無敗記録を13に伸ばしている難敵を下し、大きく弾みをつけたい。

立ち上がりは長いボールを左右に散らし、横浜FCの守備に揺さぶりをかけた。ウイングバックの酒井、シノヅカからたびたびクロスが供給される。守備も集中していた。ボランチの三門、石川が危険なスペースを消し、要所で相手のパスをインターセプト。13分には三門から大きく右サイドに展開。シノヅカのクロスをゴール前でフアンマが競り合うなど、チャンスを演出した。

25分を過ぎたあたりからやや試合が落ち着いてきた。それでも、球際では絶対に引かない。相手のハイプレッシャーをしのぎ、ビルドアップしながら前へ前へとボールを運んでいく。35分以降は押し込まれる時間が続いたが、全員が体を張って粘り強くゴールを守った。前半の最後は押し込まれたが、巻き返しのチャンスは十分に残されていた。

後半開始早々、奥抜が仕掛ける。ドリブルや相手の裏を狙う動きでゴール前に侵入。その後もセットプレーを獲得するなどチャンスを作った。50分には自陣で相手のパスをカット。カウンターでの攻撃につなげている。54分には右サイドのシノヅカのクロスを、ゴール前で相手のマークを振り切ったフアンマがヘディングシュート。決定的なシーンだったが、惜しくも枠をとらえることができなかった。

その後は、横浜FCの波状攻撃が続いた。セカンドボールが拾えない。何度もゴール前にボールを入れられ、防戦を強いられた。フアンマも相手の徹底マークに苦しんだ。流れを変えたかった。62分、フアンマに代えてシモヴィッチを投入。69分にはビッグチャンスが生まれた。右サイドでボールを奪うと、シノヅカが逆サイドに展開。酒井がトラップで抜け出し、中央に折り返す。ゴール前に走り込んでいた奥抜が反転して右足でシュート。惜しくも相手DFにクリアされた。

直後に奥抜に代わってバブンスキーがピッチに入る。激しい攻防が続いた。75分のピンチは、笠原がファインセーブで防いだ。スコアが動かないまま、時間だけが刻一刻と進んでいく。終了間際に戸島に許したヘディングシュートはバーに救われた。3分のアディショナルタイムも互いにゴールを割ることができず、0-0のまま試合終了のホイッスルを聞いた。

勝つことはできなかったが、ケガから復帰した笠原を軸に無失点で終えたのは好材料だ。「復帰初戦を無失点で終われたことは次につながる。ただ、これを勝点3につなげていかないとチームとしては何の意味も持たない。シーズンが終わったときに、この勝点1が意味のあるものだったと言えるように、次の試合でしっかり勝たないといけない」と笠原も頼もしい言葉を残している。待たれるのは試合を決定づけるゴールである。

次節の東京V戦からホームゲームが続く。今シーズンも残り10試合。歓喜のクライマックスに向けて立ち止まるわけにはいかない。

(総評:岩本勝暁/写真:早草紀子)

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監督コメント
監督 高木琢也
引分けという結果には納得がいかない部分ももちろんありますが、アウェイの地に多くのサポーターが駆けつけて良い雰囲気をつくってくださった中で、引分けでも点を取って引分けにしたかったというのが本音です。

ただ、選手たちはこの試合に向けた準備を良くやってくれたと思います。相手は今一番調子が良いチームで、エリアやマッチアップするところはいろいろと考えて臨みましたが、最後まで集中を切らさずにできたことは次のゲームにもつながっていくと思います。僕自身、それほど悲観はしていませんが、この状態の中で足りない部分は得点だと思いますので、そこはチームや選手と話をしながら次のゲームに備えたいです。
選手コメント
GK 1 笠原 昂史
約3か月ぶりに出場し、あらためて充実した場所だと感じました。サポーターの皆さんが僕のチャントを何度も歌ってくれ、非常に気持ちがたかぶりました。ケガした時点で、これくらいの離脱は分かっていましたので、ケガをする前より良い状態で戻ってこられるようにトレーニングを積んできました。

プレッシャーの掛かる試合でしたが、自分自身にできることは限られていますし、僕は派手な選手ではないので、やることをしっかりと整理して臨みました。チーム全員でハードワークした結果の無失点なので、これを続けて勝利の可能性を高めていきたいと思います。
MF 5 石川 俊輝
勝っていれば順位を上げられたので、チャンスを逃したのは反省しなければいけません。僕自身にもミスがありましたし、みんなでもっと突き詰めて、勝点3につなげていきたいです。レアンドロ選手はボールを持つと怖い選手なので、まずはパスを入れさせないことを、入ってしまったら早く戻って対応することを意識しました。

ここから、僕らは勝っていくしかありません。ファン・サポーターの皆さんと一体となって勝利をつかめるように頑張ります。良い準備をして臨みますので、ホームでの後押しをお願いします。
MF 11 ダヴィッド バブンスキー
どうすればチームに貢献できるのかを考え続けていました。良い戦いができたと思いますし、主導権を握った時間帯もありましたが、残念ながら目標を達成することができませんでした。競い合うスポーツでは、順位の上がり下がりが起こるのは必然です。素晴らしいチームが数多くいる中で、残りの全試合で勝利を目指して戦います。

今日も遠い横浜まで多くの方が駆けつけてくれ、非常に良い雰囲気を作ってくれて力になりました。ホームゲームが2試合続きます。合計で勝点6をつかまなければいけない試合ですので、これからも熱い応援よろしくお願いします!
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