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2/26・新潟戦 デジタルマッチデープログラム

・「見開きバージョン」を印刷する場合
PDFをダウンロードし、A3用紙に印刷してください。その際、印刷サイズは用紙に合わせてください。出力した2枚の印刷していない面を貼り合わせて二つ折りにすれば、1/2縮尺サイズのマッチデープログラムになります。

・「単ページバージョン」を印刷する場合
PDFをダウンロードし、A3用紙に印刷してください。表紙とP2、裏表紙とP3の組み合わせで印刷していない面を貼り合わせ、さらにホッチキスなどで留めれば原寸に近いサイズのマッチデープログラムになります。


新10番の覚悟

横浜FCとの開幕節は、残念ながら無得点に終わった。河田篤秀は2-3と競り負けた一戦にフル出場したが、シーズン初ゴールは次節へ持ち越しとなった。「とくに前半はボールを引き出すことができなかったので、相手にハメられたときの逃げ道として僕のところを効果的に使うことができなかった。自分の動き出しも反省点ですし、チームと自分のパスの欲しいところ、出したいところをもっと共有しないといけないですね」

後半開始直後には、決定的なシーンを迎えた。柴山昌也からのラストパスを受け、ペナルティエリア内でフリーになる。ところが、左足を振り抜く直前にボールのバウンドが変わる不運に見舞われた。河田は「正直アンラッキーというか……」と切り出しつつも、「浮いても決められるようにしないといけない」と自らに矢印を向けた。

今季は2ケタ得点を目標にしている。 「まずは試合に出場し続けることが最低条件で、出続けたら2ケタは取らないといけない」と話し、「20点は目標にしています」と続けた。J1昇格という目標をチームが達成するためには、得点王を争う選手の登場が望まれる。昨季の「33」から背番号を「10」に変えたことも踏まえ、自身2度目の2ケタ得点にして初の20点の大台を、自らに課しているのだ。

対戦相手の新潟は、国内でのプロキャリアをスタートさせたチームだ。「得点を取ることでうれしい要素がたくさんある。気持ちがたかぶります」と闘志を隠さないが、相手の特徴を封じるタスクにも意識を傾ける。新潟は両CBがポゼッションの起点となるため、前線からの守備が求められるのだ。

「そこはすごく意識してやるところです。僕の守備はスイッチにもなりますし、そこで取れたらシンプルにゴールに一番近いので」
もちろん、得点への意欲は強い。横浜FC戦では、左サイドからの崩しに連動してゴール前へ飛び込む場面も見られた。練習からコミュニケーションをとることで連動性をさらに高め、NACK5スタジアム大宮に歓喜をもたらす、との思いを抱く。

「個人的にはもっとボールを収めるところ、前向きにプレーするところ、シュートを打つ回数を増やしたい。僕がいい状態でシュートが打てていれば、チーム全体がいい攻撃やいい守備ができている証拠なので、そういうシーンはもっと増やしたいですね」
ホーム開幕戦で新たな「10」番が躍動する。
(戸塚 啓)

PREVIEW OMIYA
相手CBからビルドアップの自由を奪え

前節の横浜FC戦では、目指すサッカーの片鱗がうかがえた。とりわけ得点シーンでは、鮮やかなコンビネーションが発揮された。霜田監督は「こういうサッカーをするぞ、というのは見せられた。ただ、こうやって勝つぞというのはまだ見せていない」と話し、「ホームで勝つのが本当の意味でのスタート」と、新潟戦に必勝を誓う。

新潟は松橋新監督の下で、アルベル前監督(現・FC東京)のスタイルを継続している。仙台とスコアレスで引き分けた開幕戦は、昨シーズン同様に両CBの千葉と舞行龍からビルドアップをスタートさせていた。前線への縦パスも狙ってくるこの2人に、どのように規制をかけるのか。勝敗の行方を左右する最初のポイントになるはずだ。

開幕節の陣容から判断すると、[4-3-3]のミラーゲームが予想される。アンカーの両脇のスペースは、どちらのチームにとっても狙い目だ。インサイドハーフでの出場が予想される三幸、武田、大山らの動きによって、新潟のアンカーに入る高を振り回したい。

さらに言えば、両サイドの攻防も勝敗を分けるだろう。右の茂木、左の小野の両SBが相手のウイングを抑えつつ、インサイドハーフやウイングと連係してサイドの攻防で主導権を握るのだ。昨季は1分1敗に終わった新潟から勝利をつかみ取り、勢いに乗りたい。 
(戸塚 啓)

DATA ANALYSIS
通算成績
ランキング
大宮アルディージャ アルビレックス新潟
ゴール アシスト ゴール アシスト
茂木 力也 1 茂木 力也 1        
矢島 慎也 1 矢島 慎也 1        
※データはすべて2022年2月25日現在
PREVIEW NIIGATA
昨季のポジショナルプレーをより攻撃的に

松橋新監督を迎えた新潟。アルベル前監督(現・FC東京)が2年かけて築いたポジショナルプレーをベースに、よりゴールにベクトルを向けて攻撃的に戦い、勝利という結果を追求する。

今季は高知キャンプ中、選手やスタッフ18名が新型コロナウイルス陽性者になり、10日間の活動停止を余儀なくされた。ようやく全員そろって新潟へ戻ると、今度は積雪で練習場が使えなくなり、開幕2日前から福島のJヴィレッジで練習することに。タフな日々が続いたが最善の準備を尽くし、開幕戦は仙台に引き分け、勝点1を手にした。

基本布陣は昨季の[4-2-3-1]から[4-3-3]に変更。昨季までトップ下で相手のプレッシャーを一身に受けていた高木の横に、同じくライン間で前を向いてプレーできる伊藤が立つことで、攻撃の選択肢が増加した。ともに両ウイングをサポートしてサイド攻撃を加速させ、高い位置で奪ってチャンスメイクし、ミドルシュートを狙うなど攻撃に厚みをもたらした。またアンカー高の機動力も、より攻撃的な戦術を支えている。

短い準備期間でも、やりたいことが表現できた手応えはある。ただ「勝たないと。『いいゲームだったね』では意味がない」と主将の堀米は語気を強める。より攻撃的になったのは、より多くの点を取って勝つためだ。今節こそ白星を狙う。
(エル・ゴラッソ新潟担当/野本 桂子)


PICK UP PLAYER
MF17 イッペイ シノヅカ

「僕にとって特別なクラブ。でも点を決めて勝ちたい思いもすごく強い」。古巣・大宮戦に向け、シノヅカは気持ちを高める。新潟では左ウイングを務める。
指揮官は「すごくいいシュートを持っている」と評価し、利き足を生かせる左に配置。本人も「ロシアでは左でやっていた。中に切り込んでシュートもできるし、縦にも行ける」と手ごたえつかんでいる。突破力に加え、自らのシュートで勝利に導く活躍を誓う。

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