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8/6・横浜FC戦 デジタルマッチデープログラム

・「見開きバージョン」を印刷する場合
PDFをダウンロードし、A3用紙に印刷してください。その際、印刷サイズは用紙に合わせてください。出力した2枚の印刷していない面を貼り合わせて二つ折りにすれば、1/2縮尺サイズのマッチデープログラムになります。

・「単ページバージョン」を印刷する場合
PDFをダウンロードし、A3用紙に印刷してください。表紙とP2、裏表紙とP3の組み合わせで印刷していない面を貼り合わせ、さらにホッチキスなどで留めれば原寸に近いサイズのマッチデープログラムになります。


新たな武器として

7月24日に期限付き移籍での加入が発表されると、袴田裕太郎は30日の水戸戦で先発に名を連ねた。

「今季からジュニアユース時に在籍したジュビロ磐田でプレーしていたのですが、リーグ戦でなかなか思うような結果を出せていなかった。試合に出ないとサッカー選手の価値は証明されないし、試合に出て自分の良さをどんどんアピールしたいという気持ちが高まってきたなかで、大宮からお話をいただきました。J2残留という目標に向かって力になりたいと強く思ったので、すぐにこちらへ来ることを決めました」

小野雅史は明治大学在籍時の同級生だ。同じく期限付き移籍で加わった岡庭愁人は、大学の後輩である。プロキャリアをスタートさせた横浜FC在籍時のチームメートもいる。

「もともと知っていた選手もいましたし、同級生も6人ぐらいいるのかな。おかげで、すごくスムーズにチームに入ることができました」

チームの雰囲気にはポジティブさを感じている。

「練習の強度はすごく高いし、チーム全体で改善しようという雰囲気を、グラウンドでの練習でも、クラブハウスでも感じます。それが結果になかなか結びついていないのかもしれませんが、何か一つきっかけをつかめば、チームは変わるものです」

きっかけをつかむ意味で、今節の対戦相手は申し分ないだろう。首位の横浜FCをたたけば、流れを変えることができる。袴田自身にとっては、19年から21年まで在籍した古巣対決でもある。同じ言葉を2回使って、表現も変えて、闘志を表わした。

「負けられないです。絶対に負けられないです。絶対に勝ちたい」

NACK5スタジアム大宮のピッチに立つのは、194月以来だ。移籍してきた多くの選手と同じように、袴田も新たなホームでプレーすることを楽しみにしている。

「サッカー専用のスタジアムでファン・サポーターの皆さんとの距離が近い。僕はオレンジ色が好きなので、そういう意味でも楽しみです。それと、アルディージャのファン・サポーターの応援が昔から好きで。水戸戦で聞くことができましたけど、ホームでも早くみなさんの声援を受けて戦いたいですね」

今季は不在だった左利きのCBとして、守備はもちろん攻撃面でも期待は大きい。高精度のフィードは大宮の新しい武器になるはずだ。

(戸塚 啓)

PREVIEW OMIYA
首位撃破のカギはミスマッチとサイドにあり

首位を走る横浜FCは、前節12試合ぶりの黒星を喫した。連敗は避けたいはずで、高いモチベーションで挑んでくることが予想される。

モチベーションの高さは大宮も負けない。すでにリーグ戦は「ラスト3分の1」に突入している。ここから先は1試合の重みがさらに増していく。下位で苦しむ現状を打破するためにも、9試合ぶりの勝点3を求めたい。新キャプテンの富山も、「チーム全員で勝点3を取れる雰囲気を作って、最後にみんなで笑いたい」と意気込む。

試合のポイントは「システムのミスマッチ」か。大宮の[4-4-2]に対して、横浜FCは[3-4-2-1]だ。相手の1トップ2シャドーから、いかに自由を奪うのか。両ウイングバックを誰がケアするのか。ディフェンスの局面での立ち位置を、しっかりと整理しておく必要がある。新加入の袴田や岡庭を含めた連係を深めておきたい。

攻撃ではサイドを制圧する。相手のウイングバックを守備に追われる展開へ持ち込めば、チームの狙いが発揮されているはずだ。「攻めで良さを出したい。いかに結果を出せるか」と話すゲームキャプテンの矢島慎には、1得点1アシストを記録した前回対戦のような活躍が期待される。

相手の攻撃力を考えれば、勝ち切るには複数得点が欲しい。好機を逃さない決定力と同時に、チャンスの芽を逃さない大胆さも問われる。

(戸塚 啓)

予想フォーメーション

DATA ANALYSIS
通算成績
ランキング
大宮アルディージャ 横浜FC
ゴール アシスト ゴール アシスト
河田 篤秀 6 柴山 昌也 6 小川 航基 18 長谷川 竜也 6
菊地 俊介 4 小島 幹敏 3 伊藤 翔 5 イサカ ゼイン 5
富山 貴光 4 茂木 力也 2 長谷川 竜也 3 中村 拓海 4
矢島 慎也 3 武田 英寿 2 齋藤 功佑 3 小川 航基 4
新里 亮 他1名 2 河田 篤秀 2 渡邉 千真 3 手塚 康平 他1名 3
※データはすべて2022年8月5日現在
PREVIEW YOKOHAMA FC
混沌としたチーム状況。連敗を阻止せよ

開幕戦、大宮との乱打戦を3-2で制すると、13試合負けなしで一時は首位を独走した。その後ペースダウンして新潟と仙台につかまったが、第18節から再び11試合負けなしで首位を奪い返した。

しかし、前節は引いて守ってカウンターに徹した岩手に0-3と完敗を喫してしまった。J1昇格を目指す上で、ここで連敗するわけにはいかない。気を引き締め直してこの一戦に臨む。

とはいえ、チーム状況は混沌としている。前々節への準備段階で選手5名が新型コロナウイルス感染陽性判定を受け、さらに前節の2日前には四方田監督が濃厚接触者となり、早川ヘッドコーチが指揮を執った。四方田監督は復帰しているが、前々節で軽傷を負ったとされる小川、前節で負傷交代したガブリエウを含め、選手の復帰については不透明だ。彼らに加え、主将の長谷川、守護神のスベンド・ブローダーセンの不在は、前節の結果に大きく響いた。

主力がどれだけ復帰できるか。そして前節の失敗を繰り返さず、いかにリスク管理しながらゴールに迫れるかが、今節のポイントになる。1トップのサウロ・ミネイロは爆発的なパワーとスピードが特長だ。最終ラインの岩武や中村拓から素早くサイドに配球し、大宮のコンパクトな守備を広げてサウロの突くスペースを見出したい。

(エル・ゴラッソ横浜FC担当/芥川 和久)


PICK UP PLAYER
DF 6 和田 拓也

2013年の途中から17年まで大宮に在籍した和田にとって、この試合が大宮を離れて初めての古巣戦となる。開幕戦ではケガのため出遅れていたが、第21節からハイネルとボランチコンビを組むようになるとチームの負けなしに大きく貢献した。大宮ではSBでの出場が多かったが、本来はボール奪取力に優れたボランチ。ベテランとなり、ゲームを読む力でも信頼を集める背番号6のプレーに注目してほしい。

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