
5月15日(日)、大宮アルディージャでは、東日本大震災の影響で避難生活をされている方を対象に、多賀城市文化センターにて昼食の提供(ケータリングサービス)とソニー仙台(JFL所属)の監督およびコーチが参加するミニサッカー大会をファン・サポーターの皆様と協力しながら実施いたしましたので、その模様をお知らせいたします。
5月15日(日)朝9:00、宮城県多賀城市の大規模災害時の指定避難所となっている多賀城市文化センターへ到着しました。多賀城市は仙台市の北東に位置し、東日本大震災で3月11日、4月7日の2度、震度5強を記録しました。現在も約800名の方が市内4か所で避難生活を余儀なくされており、多賀城市文化センターではその約半数の方が生活しています。
今回の活動は多賀城市文化センター様の要請を受け、ファン・サポーターの皆様をはじめ、多くの皆様の協力を頂き実現しました。
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多賀城市内には、まだ震災の爪痕が 多く残されていました | 朝9:00、会場へと到着したスタッフ |
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サポーターの皆さんも到着し 手分けして準備を始めます | 12:00前から長蛇の列ができました |
今回のケータリングサービスは大宮アルディージャのホームゲームでも大変好評の「ネオ屋台村」を出店いただいているワークストア・トウキョウドゥ様にご協力いただき、「三陸産茎わかめ入り筍ごはん」や「かぶのそぼろあんかけ」、「チキンのトマト煮」などを避難されている皆様へ提供しました。予定時刻の12:00より早く準備が整ったため、お集まりいただいた避難所の皆さまへ配膳を開始しました。約500名分用意した食事はあっという間に無くなり、皆様に大変喜んで頂きました。
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サポーターの皆さんと協力して配膳しました | アツアツの「かぶのそぼろあんかけ」 |
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完成したお弁当メニューはこちら | スープもつけて皆さんへお配りしました |
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一人一人に思いを込めてお渡ししました | さいたまスポーツクラブの皆様よりお預かりした タオル・下着などの物資もお届けしました |
食事が終わった後は、東北学院大学多賀城キャンパスのグラウンドに移動して、子供たちを対象としたミニサッカー大会を行いました。青空で絶好の天気の中、子供たち100名以上が集まりました。ソニー仙台の田端監督をはじめ、石川コーチ、片桐コーチ、遠藤コーチも参加し、ベガルタ仙台サポーターの皆様、大宮アルディージャのサポーターの皆様・フロントスタッフも子供たちと一緒にボールを追いかけました。
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100名以上の子供たちが集まりました | 青空のもと、思い切りサッカーを楽しみました |
![]() | 今回一緒に参加したソニー仙台スタッフ、ベガルタ仙台サポーター、 大宮アルディージャサポーター・スタッフ、ボランティアの皆さんで記念撮影 |
皆さんでサッカーを楽しみ、16:00ごろに今回の活動は終了となりました。
大宮アルディージャでは、被災された皆様の支援を継続的に行ってまいります。引き続き、ご協力頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。