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「埼玉県立特別支援学校大宮ろう学園 選手訪問」レポート
 12月8日(金)、さいたま市北区にある「埼玉県立特別支援学校 大宮ろう学園」に大宮アルディージャの大山 啓輔選手、金澤 慎選手、高山 和真選手、瀬川 祐輔選手が訪問し、小学部の皆さんと一緒に体育の授業を行いましたので、その模様をお伝えいたします。大山選手は4年連続4回目、高山選手は3回目、金澤選手は2回目、瀬川選手は初めての学校訪問となりました。

 この大宮ろう学園の訪問は、2006年から2014年の間に大宮アルディージャで活躍し、現在は地域プロデュース部の江角浩司U-12コーチが7年前に始めた活動です。クラブと地域の皆さまで行っている「手話応援」を見た江角コーチが、子どもたちに何かしてあげたいという気持ちから大宮ろう学園への訪問はスタートしました。江角コーチが退団した後も、その志を受け継いだアルディージャの選手たちにより、大宮ろう学園の訪問は続けられ、今年も選手会長である大山選手を中心に学校訪問が行われました。

 今年は、小学校1年生から6年生の児童59名が参加しました。昨年までに訪れた選手のことを憶えている子も多く、今日の訪問を楽しみにしてくれていたことが伝わってきました。開会式では選手たちを温かく出迎えてくれ、選手も子どもたちへ、事前に練習をしてきた手話で自己紹介を行いました。
 
 授業に入ると、最初は高山選手のもと、みんなでウォーミングアップを行い、その後、低学年と高学年に分れて授業が始まりました。サッカードッジボールでは選手の蹴ったボールを、子供たちがお互いに協力し合いながら避けるなど、チームワークよく取り組んでいる様子が見られました。その後は、選手対生徒のミニゲームを行いました。子どもたちは積極的に選手に立ち向かっていき、白熱した試合となりました。そして、最後に、お互いに気持ちを伝えあい、お別れの時間となりました。手話も交えながら再会を誓い合う姿も見られ、今年も心温まる交流の場となりました。

■大山 啓輔選手のコメント
「みんなに今年も再会することができました。生徒の皆さんが成長して、大きくなっていく姿を見ることは嬉しく、また、とても楽しみなことです。一緒にサッカーをして元気をもらいました。今シーズンは厳しい試合が多かったですが、手話応援などを通して応援してくれる皆さんのことを身近に感じていましたし、今日はあらためて責任を感じる機会となりました」

■金澤 慎選手のコメント
「去年もみんなが真剣に取り組んでくれていましたし、今年も真剣に取り組んでくれました。選手にとってもやりがいのある一日になったと思います。今日一緒にサッカーをして子どもたちから、たくさんの元気をもらいました。また一緒にサッカーができる日を楽しみにしています」

■高山 和真選手のコメント
「3年連続の参加となりました。初めて会った時には小さかった子どもたちの成長も感じられ、初心を思いかえすキッカケにもなりました。みんな元気いっぱいで楽しい時間を過ごせましたし、僕たちも元気をもらいました。クラブとしても、個人としても、この活動を続けていきたいですし、今後も参加していきたいと思います」

■瀬川 祐輔選手のコメント
「初めての参加でしたが、みんなが純粋に楽しんでる姿が印象に残りました。サッカーをやりたい生徒が一人でも増えたら、とても嬉しく思います。毎年関われるようにしたいですし、サッカーの輪を広げるためにも、大宮アルディージャの輪を広げるためにも、このような機会を大事にしていきたいです」

 大宮アルディージャでは、「スポーツを通じて夢と感動をわかち合える、より良い地域社会の実現に貢献します。」という理念のもと、スポーツを中心とした様々な活動を通じて、地域の発展に貢献できるよう、これからも活動を続けてまいります。今後ともご支援とご声援をよろしくお願いいたします。
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