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「ほぼ日刊アルディージャ 沖縄キャンプ編」Vol.03

意識


 昨日うるま市での初練習前に、歓迎セレモニーを行っていただいたことはお伝えしましたが、本日は大宮アルディージャの森正志 代表取締役社長が、島袋俊夫 うるま市長と仲本兼明 沖縄市副市長に、ご挨拶させていただきました。

 キャンプ地にお邪魔するたびに感じるのは、現地の皆さんが非常に良くしてくださるということです。激励のお声や差し入れを頂戴するだけではありません。グラウンドでは、芝生のメンテナンスやテントの準備、周辺環境の整備など、ホテルでは、部屋のフロア調整や食堂の貸し切り、練習時の送迎バスの運行など、チームが活動しやすいようにフォローしてくださっています。

 地元の自治体としても、自分たちの魅力を高め、他のスポーツも含めたキャンプの誘致や、国内外からの観光客の増加につなげたいという狙いがあります。今年も、沖縄県ではJリーグクラブだけでも20を超えるキャンプが開催されていますし、県や各市町村の努力が実を結んでいるのでしょう。関係各位には感謝でいっぱいです。

 同時に、大宮アルディージャというサッカークラブが高い価値を提供する存在であるということを、忘れてはいけないと感じました。プロとして、公式戦で結果を出すことが一番の近道かもしれませんが、選手やスタッフの普段の行動も含め、あらためて身が引き締まる思いです。

 話をトレーニングに移しましょう。今日も昨日に引き続き、9時半からと15時半からの2部練習を行いました。少し風がありましたが、天候も良く、サッカーをするにはちょうど良い気候だったと思います。

 午前中は、ビルドアップからのクロスシュートを中心に行い、午後は2チームに分かれてセットプレーの練習。今年初の対外試合、明日のジェフユナイテッド市原・千葉さんとの練習試合に向けて、全員で基本事項の確認を行いました。

 セットプレーの練習も今年初でしたが、攻守において「得点するんだ」「やらせないんだ」という意識が高く、体を張ってシュートブロックをするシーンなどが見られました。外で見ている人間としては、選手のケガを心配してしまいつつも、高木琢也監督が求めるチームへの献身を感じるシーンでした。

 個人の能力の違い、プレーの得意・不得意は絶対にあるものです。しかし、肝心な場面で体を投げ出せるかどうか、足をもう少し伸ばせるかどうかは、俗に言う“気持ち次第”ではないかと思います。その気持ちを、全員が無意識に表現できるのが、強いチームなのではないでしょうか。


広報グループ 田口


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