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東日本大震災復興支援活動「サッカー&ラグビー教室」実施レポート
 8月11日(日)に東日本大震災復興支援活動の一環として、ラグビーワールドカップ2019TM日本大会の会場でもある「釜石鵜住居復興スタジアム」でジャパンラグビー トップチャレンジリーグで活躍中の「釜石シーウェイブスRFC」と共催で「サッカー&ラグビー教室」を実施しました。
 大宮アルディージャからは佐々木則夫トータルアドバイザー、地域プロデュース部コーチ、大宮アルディージャ選手OBの渡邉大剛さんが参加しました。

 大宮アルディージャでは東日本大震災が発生した2011年以降、東北サッカー協会からご紹介いただき、岩手県釜石市のサッカー少年団への復興支援活動を継続しており、釜石市でのサッカー教室は8回目となります。
 今回のイベントは釜石市ラグビーワールドカップ2019TM釜石開催推進本部事務局のご協力により実現したもので、釜石市と大槌町で活動しているサッカー少年団の1~6年生約80名が参加してくれました。

 開会式では、釜石市 野田市長、釜石市サッカー協会会長 大森様よりご挨拶をいただきました。その後、東北出身の佐々木トータルアドバイザーより、皆さまからの募金を活用した記念品として、スタジアムに少年用サッカーゴールと、釜石市・大槌町の子どもたちにサッカーボールを贈呈しました。

 開会式後、学年ごとのグループに分かれてサッカー教室がスタート。地域プロデュース部コーチたちの指導の下、パスやボールの扱い方などの練習を行い、最後に子どもチームとコーチチームに分かれて試合を行いました。ゴールが決まる度に大きな歓声が上がるなど、とても賑やかな教室となりました。

 続いて釜石シーウェイブスRFCのOBである、篠原洋介さんと井上益基也さんによるラグビー教室が行われました。ラグビーボールに慣れていないはずの子どもたちが、上手にコントロールしながらボールを蹴る姿に、篠原さんと井上さんも感心した様子でした。ゴールキックとパスの練習を、アルディージャのコーチも一緒に楽しみました。

 スタジアム周辺の子どもたちは、9月と10月に開催されるラグビーワールドカップに招待されています。世界最高峰のプレーが行われる地元のスタジアムでの体験が子どもたちの誇りとなり、またこういった体験を通じてスタジアムが皆さんのスポーツを楽しむ場所として親しまれていくことと思います。

 最後にみんなで記念写真を撮り、参加した子どもたちへ、アルディージャグッズ・ラグビーワールドカップ2019グッズと、NTT東日本-東北 岩手支店よりスポーツドリンクがプレゼントされました。

 イベント終了後には、今回参加したコーチ・スタッフで、震災伝承と防災学習のための施設「いのちをつなぐ未来館」を視察しました。当時、釜石市東中学校に在学し震災を体験したスタッフの方からお話を聞き、震災の恐ろしさと何でもない日常の尊さを改めて感じるとともに、生きるための知恵を未来に向けてしっかりと語り継ぐ意思と力を感じることができました。

 大宮アルディージャでは、2011年3月11日に発生した東日本大震災で被災された皆さまの救済と今後の復興、支援をクラブに関わる様々な方にご協力いただきながら「長期的」かつ「継続的」に行ってまいります。引き続き、ご理解・ご協力をよろしくお願いします。
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