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　このたび、大宮アルディージャの新しいクラブビジョンが決まりましたので、お知らせします。



■佐野秀彦 代表取締役社長から皆さまへのメッセージ

　日頃より、大宮アルディージャへの温かいご支援、ご声援、クラブを代表して心より感謝申し上げます。

　私たちが新ビジョンを策定するにあたって考えたことは、あらためて原点に立ち、近年のチーム成績の低迷や、しっかりとした経営基盤を作るという観点で、まずは現実を厳しく見つめ直し、その上で覚悟を持って戦い、生まれ変わった大宮アルディージャを皆さまにお見せすることから始めるべきと考え、「Ardija Vision 2020」をクラブ全員で振り返り、クラブのあるべき姿についてディスカッションを繰り返し、新ビジョンを作り上げました。

　「Ardija Vision 2020」では、クラブ理念の実現のために、「未来を、ともに。」のスローガンの下、「地域の未来」「クラブの未来」「チームの未来」の3つの未来を掲げて、クラブ運営を行ってきました。

　地域活動については、皆さまからのご支援やご声援を肌で感じられた一方、クラブ経営の視点では、成績に影響される不安定な要素も否めませんでした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　チームの成績については、J1上位定着というビジョンの実現もかなわず、2017年のJ2への降格以降、3シーズン連続でJ1復帰が果たせないなど、目標を達成することができませんでした。
　
　それらを踏まえて「Ardija Vision 2020」をクラブ全員で振り返り、クラブのあるべき姿について、ディスカッションを繰り返し、新ビジョンを作り上げました。

　「Be Strong　大宮のために」へ、込めた思いは、選手やスタッフが、目標に向かって、いかなる局面や困難も乗り越えられるよう、一人ひとりが覚悟を持ち、強くなることが必要であり、強くなった個が集合体となり、組織としてさらに強くなる、と考えています。ここで言う「大宮」は、大宮アルディージャに関わる全ての皆さまを表現しています。

　「Be Professional　期待を超えるために」へ、込めた思いは、選手のみならずクラブに関わる全員が、プロのフットボールクラブの一員として、皆さまの期待に応えるために全力を尽くし、結果を出すという思いです。さらに、真のプロは期待に応え、その期待を超えるものだと考えています。

　私たち大宮アルディージャが皆さまの期待を超え、結果を出し続けていくことで、多くの方に夢と笑顔、そして価値をお届けしていきます。

　以上が、これからの大宮アルディージャが今までと「違う」、過去から「変わる」「成長する」という、私たちの決意と覚悟を示す、新ビジョンに込めた思いです。なお、今回のビジョンには、世の中の状況に応じて、柔軟に、的確に、対応していくために、あえて期間を設けておりません。

　新ビジョンの下、皆さまとの連携をさらに深め、今シーズンから始動する女子チーム「大宮アルディージャVENTUS」とともに、総合型スポーツクラブを目指し、大宮スーパー・ボールパーク構想や大宮駅周辺のまちづくり、SDGsや社会連携活動など、新たなチャレンジを大胆に行い、クラブの魅力を高め、地域とともに成長し続けます。

　これからの大宮アルディージャにご期待ください。よろしくお願いいたします。




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