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2015 宮崎キャンプレポート(3日目:2月12日)
 宮崎キャンプ3日目は、今シーズン初の対外試合、宮崎産業経営大学との練習試合に臨みました。これからシーズン開幕に向けた本格的なレギュラー争いがいよいよ始まります。宿舎を出発する前にミーティングを行い、渋谷監督から選手たちには『自分の今の最大値を出してくれ』と伝えられました。スタッフ陣へのアピールを狙う選手たちからは、ウォーミングアップから集中力の高さが伝わってきました。

 1本目は13:00にキックオフ。相手が大学生ということもあり、序盤から主導権を握ってゲームを進め、20分に清水慎選手がチームの初得点を記録。その後も多くのチャンスを創出しましたが、得点を奪うには至らず、1-0で最初の45分を終えました。

 2本目は、ほぼメンバーを入れ替えました。家長選手を中心に攻撃の機会を多く生み出しながらもゴールを奪うには至らない時間が続きましたが、23分に家長選手がPA内へドリブルで仕掛けたこぼれ球を、播戸選手が相手GKとの競り合いに粘り勝ち、チームの2点目をゲットしました。続いて、30分にはカウンターから相手DFの裏に抜け出したムルジャ選手が相手GKの頭上を抜く技ありのシュートで加点し、その後もゲームを支配しました。

 3本目は、大山選手と小島選手のボランチが中心となってボールを配給し、ユースに所属する川田拳登選手のPKを含む2得点で、合計5-0で大宮アルディージャが勝利しました。

 3本ともに自力で勝る大学生相手に多くのチャンスを創り出し、危険なシーンもなく無失点で練習試合を終えることができました。シーズン初の対外試合としては、まずまずの滑り出しではありますが、宮崎キャンプの残り4日間で、渋谷監督がテーマに掲げた連係と戦術の更なる浸透を目指していきます。


■渋谷 洋樹監督
「今シーズン初めての試合でしたが、相手が大学生でも選手たちは集中してプレーしたゲームでした。グアムキャンプを終えて、宮崎で2日間トレーニングをやって体力的にも厳しい状況でしたが、『自分の今の最大値を出す』ということについては、非常にそれを意識して取り組んでくれたと思います。全体として特に攻撃から守備の切り換えの所で隙のないプレーが多く見られたのは、非常に良かった点だと思います。しかし、今日の試合でできなかった部分もあるので、その部分の精度をこのキャンプのあと2試合で少しずつ改善いきたいと思います。」

■ムルジャ選手
「グアムから引き続き、宮崎でもタフなトレーニングをこなしている中でのシーズン最初の試合としては良い試合ができたと思います。相手も大学生ということで力比べをするというほどの相手ではないし、キャンプ期間の最中ということもあり、結果や内容にこだわるよりも、準備期間の一部の体力強化としての試合という位置づけでプレーした中で、得点を上げられたのは良かったです。ここまでチームとしてしっかりとトレーニングできているし、このまま順調に進められれば、この先我々を待ち受けるシーズンの開幕時には、適切なチームコンディションまで持っていけると思います。まだ開幕までに時間があるので、練習試合やトレーニングを通して、コンディションやチームとしての連係を深めていきたいです。」

■カルリーニョス選手
「ここまで充実しているキャンプだと思います。選手それぞれが試合に出るために一生懸命取り組んでいますし、お互いをリスペクトしながら頑張っているので、すごく充実したトレーニングになっています。今日のトレーニングマッチについて、今シーズン初の対外試合でしたが、良いプレーができました。相手は大学生でしたが、日本の大学サッカーはレベルが高く、プロにも多く輩出しているので、自分たちは手を抜くことなく監督が求めるサッカーを実現できるように一生懸命プレーしました。これからまだまだ良くなると思うのでさらに高めていきたいと思います。」

メンバー表など、試合結果の詳細はこちらをご覧ください。
2月12日(木)宮崎産業経営大学との練習試合結果




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