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2015 宮崎キャンプレポート(7日目:2月16日)
 宮崎キャンプも最終日となる7日目を迎えました。この日は、昨年も宮崎キャンプで対戦したJ2に所属するファジアーノ岡山と生目の杜運動公園陸上競技場にて、45分×4本の練習試合でした。試合は雨が降り出しそうな、薄暗い曇り空の下、11時にキックオフしました。

 1本目の序盤は、雨に濡れたピッチで両チームの選手ともにうまくボールをコントロールできず、要所でミスが続くこう着状態が続きましたが、31分、清水 慎太郎選手が右サイドで起点となり、機を見て上がってきた金澤選手にパス。相手と競り合いながらも粘り強くつないだパスを、富山選手が相手DFの隙を見逃さずにダイレクトで右足を振り抜くと、相手DFに当たってコースが変わりながらもゴールに吸い込まれ、アルディージャが先制に成功。その後は攻勢に出たアルディージャが試合を優位に進めると、42分に家長選手から右サイドでスルーパスを受けた金澤選手が中央へ上げたクロスボールを、相手DFが処理を誤りオウンゴールで加点し1本目を2-0で終了。2本目も主導権を掴んだアルディージャは、23分に家長選手がPA内でドリブルで仕掛け、グラウンダーパスを中央に送ったこぼれ球を横谷選手が冷静に合わせて3点目。終盤の37分に失点を喫しましたが、最初の90分を3-1で終えました。

 3本目は大幅にメンバーを入れ替えて臨みました。9分に右CKから渡邉選手のキックに片岡選手が頭で合わせて4点目。37分には、カウンターから抜け出した小島選手がバイタルエリアまでボールを運び、フリーで待ち受ける泉澤選手に横パスを送ると冷静に流し込んで5点目をゲット。4本目は、開始早々の5分にカルリーニョス選手が豪快な直接FKで6点目を奪いましたが、全体がコンパクトな距離感を保てず間延びする時間が増えてしまい、28分と42分に失点。しかし、44分に泉澤選手がカウンターからゴール前に迫ると、走りこんでいた川田選手(ユース)が7点目を決め、合計7-3で宮崎キャンプを勝利で締めくくりました。

 宮崎キャンプ中の練習試合は、3戦3勝、16得点3失点と一定の成果を残すことができましたが、渋谷監督は「岡山戦で失点したことで、しっかりと課題を浮き彫りにできた」と、満足する様子もなく、まだまだ連係の向上と戦術の浸透に余念がありません。宮崎キャンプを終えたチームは、これから1日のオフを挟み、まずは2/21日(土)にNACK5スタジアム大宮で行われる栃木SCとの公開練習試合に向けて準備を進めていきます。グアムと宮崎でのトレーニングキャンプの成果をさらに昇華させ、3月8日(日)のツエーゲン金沢との開幕戦に最高の状態で挑めるように、シーズン開幕までの残り3週間、さらにトレーニングに励んでいきます。

■渋谷洋樹監督コメント
「グアムキャンプに続いて、宮崎キャンプも非常に天候に恵まれ、今日はふたつのキャンプを含めた3週間の最終日ということで、身体も心も疲れている中でも90分間しっかりと集中して試合をするということをテーマに試合に臨みました。岡山戦は後半の終盤に失点をしたことが課題として残りましたが、ゲームを通じて攻守においてアグレッシブに闘ってくれたことは良かったと感じています。これからはチームとしての戦い方をトレーニングに少しずつ取り入れ、攻守ともに選手たちのイメージのすり合わせと共有をできるようにして、開幕に向けてしっかりとした準備をしていきたいです。」

メンバー表など、試合結果の詳細はこちらをご覧ください。
【2月16日(月)ファジアーノ岡山との練習試合結果】

2/21日(土)に行なわれる栃木SCとの公開練習試合についてはこちらをご覧ください。
【公開練習試合 栃木SC戦について】

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