SOMPO WEリーグ 第6節
2024.10.20 [SUN] 14:00 NACK

大宮V

0 - 1
0 前半 1
0 後半 0

I神戸

  • 16' カルロタ スアレス
試合経過
監督コメント
システムどうこうではありませんが、ゴールを奪うためにということと、前に迫力を持つというところで前節はあの形で試合に臨みました。金平や落合がゴール前に迫るシーンであったり、杉澤がチャンスを作り出せていたことは、そういった最初のスタートラインの違いもあると思いますし、 失点をしていないというところに関しては、やっぱり乗松や五嶋、今村などが後ろから引き締めて集中して守り切ってくれているところだと思います。ただずっと言っていますが、サッカーはゴールを取らなければ勝てないので、そこは真摯に受け止めていかなければならないと思いますし、全員がそこに対して危機感を持っていますが、より一層日常のところでディテールのところを求めていくことは大事なのかなと思います。

前々節のS広島R戦と同様に後ろは3枚にしましたが、前の3枚の形が少し違ったり、前回よりはウイングバックが前に出て守備をするシーンが出てきていたところは良くなってきているところではありますし、ゴール前の人数が増えていることは確実に積み上がってきているところでもあります。ただ、何人いようが何をしようが点は取れていないので、そこは結果としては積み上がってないのかなと思います。チームとしてやろうとしていることや前に出て行くというところは確実に積み上がっていますし、個人の局面局面でのいいプレーが増えている印象もあるので、あとはゴールにつなげるだけだと思います。

決め切れていない要因としては、日常のディティールの部分だと思います。シュート一つをただ単にゴールに決めるのではなくて、思ったところに蹴れているのかっていうこだわりであったり、日常からそういった際の部分をもっと激しく両方が攻防していかなければならないのかなっていうところはあります。ただ、最後の最後は個人個人が責任を持って決め切るっていうところだと思います。

I神戸は相変わらず選手のクオリティが高いですし、外国籍選手が加入してかなり力強いサッカーをしている印象があります。そこに対して、空中戦やセカンドボールの回収っていうところは今言っている際の部分だと思いますし、そういったところで一歩引いてしまうと全部あっさり持っていかれてしまうと思うので、局面局面において勝ち切らなければ難しいゲームになるのかなと思います。ただ相手がどこであろうと、自分たちはゴールを一つ取る、そしてもう一つ取って積み重ねていくことが大切だと思いますし、そのために前にしっかりと出て行くっていうところを積み上げていければいいのかなと思います。
選手コメント
なかなかゴールが取れていない状況なので、やっぱりゴールはつねに意識をしていますし、シュートが打てる位置にポジションを取ることを心がけていたことで前節はチャンスをいくつか作れたと思います。ただ、そこでしっかりと決め切らなければいけないと思うので、チャンスメークの部分は継続してもっと一人ひとりがフィニッシュにこだわっていかなければならないと思います。

守備の面では、今季試合をとおして課題として出たものをしっかりと修正できたことがクリーンシートにつながっていると思いますし、DFだけではなくて全員で守っているからこその結果だと思います。ただ、守備に傾きすぎてしまうと攻撃に力が出ない部分があるので、どこでパワーを使うのか、必要なときにそういったクオリティを発揮できるように整理することはもちろん、技術的な部分もより上げていく必要があると思います。

I神戸は能力の高い選手が多いチームですが、外国籍選手が加入してパワーが増していますし、その選手たちがうまくマッチして得点も多く取っている印象があります。そこに対してということもありますが、まずは今チームとして積み上げている最中で、試合に勝ちたいという気持ちはみんな持っていますし、結果が出ないと焦る部分はあるかもしれませんが、今はもがく時期でもあると思います。今積み上げていることをやりつつ、試合で出てくる課題を一つひとつ改善しチャンスをいかにモノにできるかがカギとなりますし、守備の部分で言えば、I神戸は攻撃力があるので今季積み上げてきた部分をしっかり出して、思い切りチャレンジしていくしかないと思います。
普段はサイドハーフをやることが多い中で、前節はシステムも変わって少し内側のポジションということもあり、攻撃よりも守備の面で意識することが多くありました。近くの萌さん(阪口)や後ろの(西澤)日菜乃さん、(落合)依和さんとの距離感をつかむことがとても難しく感じましたし、前日の練習で擦り合わせはしましたが、なかなか自分の中でこれという距離感が見つからず試合に挑んでしまったことは、自分として反省しています。

ただ攻撃面で言えば、相手の背後へのブレイクっていうところは監督にずっと言われ続けていましたし、そこに関して言えば、個人的には今季の中で一番成果として出せた試合ではあったかなって思います。

昨季で言えば、I神戸はサイドにスピードのある選手がいたりという感じでしたが、今季は外国籍選手が加入して、身長も大きくて球際の部分も最後伸びてくると思いますし、何よりもゴール前のパワーはとても印象的だと思うので、そこに仕事をさせないように守備は徹底していきたいと思います。また、古巣対戦なので楽しみな気持ちが大きいですし、これまでやってきたことやVENTUSに加入してできるようになったことなど、成長した姿を皆さんに見せられればと思います。

まずは結果を数字など目に見える形で出したいですし、チームに貢献したいと思っています。また、サポーターの皆さんと一緒に喜びたいっていう気持ちが強いので、今はなかなか勝てていない状況ですが、引き続き一緒に戦ってほしいですし、そこに対してプレーで返していきたいと思います。
メンバー

スターティングメンバー

58'
89'
58'
67'
67'

控えメンバー

89'
58'
67'
58'
67'

監督

柳井 里奈

スターティングメンバー

GK 1 大熊 茜
DF 2 守屋 都弥
DF 55 ヴィアン サンプソン
DF 5 三宅 史織
DF 4 井手 ひなた
MF 21 カルラ モレラ
46*'
MF 18 パオラ ソルデヴィラ
MF 10 成宮 唯
FW 9 カルロタ スアレス
76'
FW 17 愛川 陽菜
65'
FW 20 桑原 藍
46*'

控えメンバー

GK 31 菊地 優杏
DF 3 土光 真代
46*'
DF 6 松原 優菜
65'
MF 7 山本 摩也
46*'
MF 8 イ スビン
MF 14 水野 蕗奈
FW 11 髙瀬 愛実
76'

監督

ジョルディ フェロン
試合詳細
7 シュート 10
9 GK 8
0 CK 4
8 直接FK 6
3 間接FK 0
0 PK 0
試合データ

主審

草処 和江

副審

鷲尾 里梨

副審

田中 真輝

第4の審判員

梶山 芙紗子

入場者数

866人

天候

晴、弱風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

20.5℃/20%
監督コメント
ライン間を使われたくないっていうところを選手と共有した中で、タテ幅を狭くして相手の9番の選手へのロングボールに対して、チャレンジ&カバーがしっかりできていたとは思いますが、やっぱりセットプレーで9番にワンチャンスを決められてしまった点で言えば、少しもったいなかったと思います。

前半は自分たちもチャンスがあった中で、逆を言えば一つのチャンスを冷静に決められるかっていうところは私自身の責任だと思いますし、そういったものは考えていかなければならないのかなと思います。ただ、選手は最後まで前に出てくれましたし、そういったところは選手を評価したいと思います。

やはり相手を押し込むっていうところはとても大事にしたいと思いますし、ただ最後I神戸が少し下がって堅い守備をしてきた中でも、ペナルティボックスには5.5メートルのゴールエリアにはまだスペースがあると思いますし、そういったところを狙い続けることも大事だと思います。

今日はなかなかシュート数もそんなに多くないと思いますが、今まではシュート数も多かった中で、確実に決めるっていうところは大事にしなければならないと思います。ただ押し込むというところに関して、ウイングバックだけではなくて3バックの脇がもう一歩上がっていくタイミングであったり、そういったところの精度は高めていかなければならないのかなと思います。

もちろんいい守備からしっかりマイボールにすることは、私たちが今季取り組んでいるところでもありますし、I神戸は奪った後の切り替えが早いということを共有していた中で、練習でそういった圧がかかったときに一つを奥を選択するっていうところは取り組んだうえで試合に臨みました。ただ、今村も含めたDFラインなどのフリーな選手がしっかりと声をかけて引き出せていたところは、練習以外で彼女たちが取り組んだところなのかなと思います。
選手コメント
前節はチームとしてゴール前のシュートシーンやあと一歩のところの場面を多く作れていた中で、なかなか決め切れずに終わってしまったので、そこの部分をしっかりと決め切ることを意識して準備してきました。また、I神戸は首位で格上のチームだった中で、そこにとらわれることなく勝つことだけを考えて試合に臨みました。

前半はやっぱり守備に回る時間が多かった中で、あと一歩出れたところやそういった細かいディテールの部分が、チームとしてあまり合わなかったですし、前からうまくハメ切れなかったところは反省点だと思います。

今日の前半は守備がうまくいかなかった中で、後半に向けてハーフタイムに守備の追い込み方のところで監督からも説明がありましたし、後半は全員が体現できたからこそ前半よりも全体的にボールを奪えた回数が多かったと思います。一人ひとりの守れる範囲が広くなったぶん、攻撃にも人数がかけられるようになったことはゴール前に迫れている数の多さにもつながったと思うので、そこはプラスにとらえていきます。

これだけチームが勝てていない中でもチームとして一つ点を取ることができれば、確実に流れは変わるっていうことはプレーしていても感じている部分ではあるので、その1点目を自分が決めていい流れに持っていけるように、次に向けていい準備をしたいと思います。
今日の失点はセットプレーからだったので、本当にもったいなかったと思いますし、チャンスもあった中でやっぱり決め切れないっていうことが今季始まってからの課題ですし、まだまだ改善できていない部分だと思います。

点を取るっていうところに対してはチャンスを作れているところもあるので、個人の課題としてフィニッシュのところはフォーカスして日々練習していますし、守備で言えばゼロでセットプレー以外は抑えられてはいますが、自分たちの狙いどおりに奪えたシーンが多かったかと言われたらそういったわけでもないと思うので、そこは今後積み重ねていかなければならない部分だと思います。

もちろん選手一人ひとりハードワークしていますが、攻撃のスイッチの入れ方やタイミングであったり、その頑張り方がチームとして合っていないところ、まだまだつながれていないところがあるので、もっとつながらなければならないですし、守備の時間でもお互いがつながれているからこそ攻撃のカウンターが生きると思うので、そこはチームとして改善していかなければならないと思います。
フォトギャラリー

(写真:早草紀子)

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