明治安田生命J2リーグ 第23節
2018.7.15 [SUN] 19:00 NACK

大宮

  • 4' 大前 元紀
1 - 0
1 前半 0
0 後半 0

大分

試合経過
メンバー

スターティングメンバー

GK 22 笠原 昂史
DF 20 酒井 宣福
DF 4 山越 康平
DF 3 河本 裕之
DF 6 河面 旺成
MF 8 茨田 陽生
MF 15 大山 啓輔
MF 7 三門 雄大
MF 16 マテウス
77'
FW 28 富山 貴光
85'
FW 10 大前 元紀
88'

控えメンバー

GK 21 塩田 仁史
DF 25 高山 和真
DF 19 奥井 諒
MF 17 横谷 繁
88'
MF 39 嶋田 慎太郎
77'
FW 11 マルセロ トスカーノ
85'
FW 9 ロビン シモヴィッチ

監督

石井 正忠

スターティングメンバー

GK 31 高木 駿
DF 5 鈴木 義宜
DF 6 福森 直也
DF 8 黄 誠秀
MF 3 那須川 将大
73'
MF 7 松本 怜
MF 33 丸谷 拓也
MF 35 宮阪 政樹
FW 17 國分 伸太郎
85'
FW 38 馬場 賢治
73'
FW 10 藤本 憲明

控えメンバー

GK 22 ムン キョンゴン
DF 4 竹内 彬
MF 15 清本 拓己
73'
MF 19 星 雄次
73'
MF 20 小手川 宏基
MF 48 川西 翔太
FW 18 伊佐 耕平
85'

監督

片野坂 知宏
試合詳細
4 シュート 5
10 GK 11
0 CK 7
10 直接FK 13
0 間接FK 3
1 PK 0
試合データ

主審

山岡 良介

副審

勝又 弘樹

副審

松井 健太郎

第4の審判員

岩﨑 創一

入場者数

9,272人

天候

晴、弱風

ピッチ状態

全面良芝、乾燥

気温/湿度

30.9℃/42%

HIGHLIGHT

電光石火の先制点で勝利、8戦無敗で首位に肉薄
リーグは、長い戦いになる。どの試合でも得られる勝点は同じ。「42分の1」に過ぎない。ただし、シーズンの経過の中で流れは生まれるものであり、流れを変えるヤマ場、あるいは勝負どころと称される試合があるのも事実だ。

明治安田J2第23節は、ホームでの大分戦。相手は自動昇格圏内の2位で、勝点差は5。勝てば肉薄し、プレッシャーを与えることができる。こちらはプレーオフ圏内に届かない7位だが、直近7試合は無敗で勢いがある。順位を上げ、優勝争いに加わるためには、是が非でも勝ちたい試合だ。

この日からホーム6試合限定で着用する、クラブ創立20周年記念ユニフォームに身を包んだ選手たちの気持ちとチームの勢いは、キックオフと同時に表れた。開始3分に相手陣内へ攻め込むと、マテウスがプレッシャーを受けながらもドリブルで力強く前進。どうにか止めようとした相手DFのプレーがファウルとなり、PKを獲得した。

キッカーは、この日に6月のリーグ月間MVPの表彰を受けたエースの大前。ゴール左に鋭いシュートを決め、いきなり先制した。三門が「相手は立ち上がりの失点が多かったので、最初の5分は仕掛けていこうと(大前)元紀やトミ(富山)と話していた」と明かした狙いがズバリと当たった。

リードを得た後は、ボランチの三門が最終ラインに加わるパス回しで攻撃をビルドアップし、両サイドバックが高い位置へ張り出してアタックを仕掛けた。31分には、相手GKの位置を見た大山が長距離ループシュートを狙う惜しい場面もあった。

だが、後半に入ると攻撃が停滞し、次第に相手ペースになっていった。1点のリード、相手の出方といった要素が、試合の流れに影響を与えていた。富山は「相手に回される時間が増えた。裏への飛び出しを狙えば良かったかもしれないけど、バランスを崩してまで行かなくても…というところがあったと思う」と話した。

また、三門は「もっと攻めにいって、お客さんを喜ばせるサッカーをした方が良いかもしれないけど、必要なのは、とにかく結果。相手が取りに来ているわけでもないのに、引いて守る相手に対して無理に攻めて、点を取られてはいけない」と、攻守のバランスを考えながら試合を進めていたと言う。

ただ、守勢に回ればピンチは増える。88分、大前を下げて横谷を中盤に投入し、4バック3ボランチで逃げ切りを図ったが、89分に星に危険なシュートを打たれ、上位チームの底意地を感じさせられる時間が続いた。藤本の鋭い抜け出しは、山越がどうにか追いついてスライディングでクリア。終了間際にも、ロングボールの折り返しを藤本にボレーで狙われるなどピンチが続いたが、1-0でタイムアップ。上位から勝点3をもぎ取った。

これで8戦無敗。シーズン序盤は下位に低迷して苦しんだが、ようやく上位を視界にとらえた。暫定とはいえ首位と勝点差2となり、目標である優勝は射程圏内。タフさが求められる夏場を乗り越え、さらに前進するのみだ。次戦は、徳島とのアウェイゲーム。ホームでの第3節は0-1で敗れているだけに、借りを返したい。

(総評:平野貴也/写真:早草紀子)

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監督コメント
監督 石井正忠
今日も本当に蒸し暑い中、多くの方がNACK5スタジアム大宮に来てくださいましたし、クラブ創立20周年記念ユニフォームを着て戦う最初の試合で、なんとか勝点3を取ろうとゲームに入りました。
 
最後は押し込まれる展開になりましたが、一点を最後まで守り切り、非常に大きな勝点3を取れたと思います。
 
2位の大分に対してどれだけできるかというところを、今日はしっかり出せたと思います。
選手コメント
DF 4 山越 康平
無失点で終えることができてホッとしています。原崎ヘッドコーチからの指導で、ピッチに入った際に見えている景色が変わってきましたし、パスも通せるようになってきました。でも、慢心することなく努力し続けていきたいです。

今日は自分のチャントができていて嬉しかったです。チャントを聞いて、もっと頑張ろうと気合いが入りました。夏場が勝負だと思いますので、一緒に勝利を積み重ねていきましょう。
MF 8 茨田 陽生
勝点3を取ることができて良かったです。きつい試合でしたが、前半に自分たちでボールを持つことができ、リードして試合を折り返すことができたのが大きかったと思います。

ここからシーズンが進んでいく中で、前半戦で負けた相手から勝点3を取り返していくことが大事になっていきます。サポーターの皆さんの後押しを力に変えて頑張っていきますので、優勝を目指して一緒に戦っていきましょう。
FW 10 大前 元紀
マテウスが体を張って取ってくれたPKをしっかり決めることができて良かったです。試合としてはボールを回すことができる時間もありましたが、なかなか攻撃のスイッチを入れることができませんでした。見ている皆さんにはあまりおもしろい試合ではなかったかもしれません。

でも、暑い中で結果が出せたのは大きいですし、応援してくれた皆さんに勝利を届けることができて良かったです。これからも一丸となって戦っていきたいです。
GK 22 笠原 昂史
全員で体を張って粘り強く戦えました。相手の前線は動き出しが多かったので、人と人の間に走ってきた選手へのマークに気をつけました。

前線からしっかりプレッシャーをかけられているのでボールを奪えるシーンも増えてきたと感じています。

自分は今年からクラブに加わりましたが、ここで現役生活をやり切る気持ちですし、クラブ20周年の記念となる試合に勝つことができて嬉しいです。暑かったので応援してくれた皆さんも大変だったと思いますが、声援が本当に力になりました。
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