明治安田生命J2リーグ 第29節
2019.8.25 [SUN] 19:00 ニンスタ

愛媛

  • 28' 山瀬 功治
  • 41' 近藤 貴司
  • 47' 近藤 貴司
  • 90+1' 藤本 佳希
  • 90+4' 西田 剛
5 - 1
2 前半 1
3 後半 0

大宮

  • 43' ロビン シモヴィッチ
試合経過
メンバー

スターティングメンバー

GK 1 岡本 昌弘
DF 24 茂木 力也
DF 2 山﨑 浩介
DF 5 前野 貴徳
MF 8 長沼 洋一
MF 16 田中 裕人
MF 6 野澤 英之
MF 39 下川 陽太
FW 7 近藤 貴司
90+3'
FW 15 丹羽 詩温
84'
FW 33 山瀬 功治
89'

控えメンバー

GK 31 パク ソンス
DF 4 西岡 大輝
MF 30 禹 相皓
89'
FW 9 有田 光希
FW 10 神谷 優太
FW 18 西田 剛
90+3'
FW 19 藤本 佳希
84'

監督

川井 健太

スターティングメンバー

GK 32 加藤 有輝
DF 19 奥井 諒
DF 45 櫛引 一紀
DF 2 菊地 光将
DF 6 河面 旺成
MF 26 小島 幹敏
MF 5 石川 俊輝
MF 33 奥抜 侃志
68'
MF 11 ダヴィッド バブンスキー
51'
MF 18 イッペイ シノヅカ
72'
FW 9 ロビン シモヴィッチ

控えメンバー

GK 21 塩田 仁史
MF 15 大山 啓輔
MF 41 小野 雅史
FW 36 吉永 昇偉
72'
FW 10 大前 元紀
51'
FW 28 富山 貴光
FW 22 フアンマ デルガド
68'

監督

高木 琢也
試合詳細
16 シュート 13
7 GK 5
3 CK 5
17 直接FK 8
6 間接FK 2
0 PK 0
試合データ

主審

家本 政明

副審

浜本 祐介

副審

日高 晴樹

第4の審判員

石丸 秀平

入場者数

3,018人

天候

晴、無風

ピッチ状態

全面良芝、水含み

気温/湿度

24.9℃/67%

HIGHLIGHT

シモヴィッチのゴールで一時は追い上げるも、5失点で敗戦
秋の空気に変わった。今季の明治安田J2リーグも3分の2を消化。チームは現在、3連勝と好調だ。2位に浮上し、首位の柏も射程圏内にとらえている。明治安田J2第29節は愛媛とのアウェイゲーム。狙うはただ一つ、勝点3の奪取しかない。

ともに3-4-2-1のミラーゲーム。最終ラインでボールをつなぐ愛媛に対して、狙いを定めながら前からプレッシャーをかけていく。ボールを奪えば、攻撃に備えた周りの選手が素早く反応。シモヴィッチを軸に前への推進力を高めていった。ビッグチャンスは23分に訪れる。シモヴィッチが相手の動きを読んでいた。鋭い出足で、相手GKへのバックパスをカット。素早く中に折り返したが、ダイレクトで放った石川のシュートは大きく枠を逸れていった。

ゲームの行方を大きく左右したのがセットプレーだ。28分の愛媛のFK、山瀬に許したヘディングシュートはGKの加藤がファインセーブで防いだ。しかし、直後の愛媛のCK。ニアサイドの混戦から山瀬に押し込まれて先制点を献上した。

決定的なチャンスもあった。33分、バブンスキーのスルーパスに抜け出したシモヴィッチがシュート。しかし、愛媛GKが好セーブ。前半も残り5分を切ったところからゲームが大きく動き出した。41分、愛媛の近藤に2点目を決められた。

直後に反撃に出た。43分、シノヅカが左サイドでボールを持つと、切り返して右足でクロス。ゴール前で競り勝ったシモヴィッチがヘディングシュートを決めて1点を取り返した。その後も激しい攻防が続いた。愛媛の下川のシュートはバーに救われた。前半のシュート数はアルディージャの11に対して、愛媛が6。互いに攻め合った前半は、1点のビハインドで折り返した。

巻き返しの期待は高まっていた。しかし、後半開始早々の47分、ゴール前の混戦から近藤に押し込まれて3点目を許した。51分、バブンスキーに代えて大前を投入。早めにカードを切って現状打破を図る。カウンターからピンチを招く場面もあり、その後も愛媛のペースで試合が進行した。

2点を追う展開。68分には奥抜に代わってフアンマがピッチに入った。残り20分を切った。攻撃のテンポが上がる。72分、シノヅカの位置に吉永を送り込む。しかし、スコアが動かない。セットプレーからチャンスをつかんだ。フィニッシュまで持ち込んだ。残り時間が10分を切ると、選手間が広がりオープンな展開になった。それでも、足を止める者は一人もいなかった。

アディショナルタイムに入ったところで、石川のパスを受けた大前が決定的なシュートを放つ。しかし、相手GKの好守に阻まれた。直後の90+1分、前がかりになったところを愛媛の藤本に突かれて4点目を決められる。終了間際にも5点目を追加されて万事休す。1-5で敗れた。

今シーズン最多の5失点で敗戦。得失点差で京都と入れ替わって順位を3位に落としている。だが、前を向かなければいけない。次節、8月31日は甲府とのアウェイゲームだ。必要なのは勝点3のみ。後半戦の一つのヤマ場と言っても過言ではない。

(総評:岩本勝暁/写真:早草紀子)

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監督コメント
監督 高木琢也
ファン・サポーターの方々に大変申し訳ないゲームをしてしまったということが一番頭にあります。また、すべてにおいてそうですが、今日のゲームは100%自分の責任だと考えています。

我々は今日5失点しましたが、相手の方が貪欲でしたし、チームとしての形も含めて、こういう内容になるようなゲームだったと思います。

幸いにもまだ残り試合はありますし、これで終わりではないので、なんとか食い下がっていけるように、これから戻ってからの時間がすごく大事になると思っています。
選手コメント
FW 9 ロビン シモヴィッチ
チームが目指すモノを何も達成することができず、自分自身も非常に残念な気持ちです。3試合ぶりの得点に関しては、イッペイからの良いクロスに対して、ヘディングで合わせることができました。先発で起用してもらっていますし、次に向かって前向きに進んでいきたいと思います。勝利のためには、個人個人ではなく、チームが一つになって戦わなければいけません。

トレーニングを通して、あらためて意思統一を図りたいです。甲府戦では勝点3を獲得し、ファン・サポーターの皆さんをハッピーにできるように頑張りますので、どうぞ応援よろしくお願いします。
MF 26 小島 幹敏
前半に1点を返して、盛り返せるかというところで3失点目を喫してしまいました。前からのプレスを剥がされ、カウンターを受けるなど苦しい展開になってしまいました。得点を取るために、リスクを承知で僕らボランチも前から奪いにいきましたが、チームとして対人も含めて負けていたと思います。後半に関しては、少し急いで単調な攻撃で終わってしまう場面が多かったと思います。

この悔しさを忘れることなく、でも切り替えて良い準備をしたいです。まだまだ上位にいるので、下を向かず、良い流れに戻せるように頑張りたいと思います。
DF 45 櫛引 一紀
ファン・サポーターの皆さんに、本当に申し訳ない試合を見せてしまいました。結果だけでなく、内容も完敗だったと思います。良い形でボールを持つ相手に対して後手になってしまいましたし、奪った後もミスでボールを失ってしまい、良い攻撃をすることができませんでした。後半最初の失点では、僕がもっとしっかり対応しなければいけなかったと思います。あの失点で苦しい状況になってしまいました。

悪かった点を反省するのと同時に、すぐに次の試合が来るので、しっかりと切り替えて臨みたいです。甲府戦も一緒に戦っていただければうれしいです。
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