明治安田生命J2リーグ 第22節
2021.7.11 [SUN] 18:00 トラスタ

長崎

  • 49' 毎熊 晟矢
1 - 1
0 前半 0
1 後半 1

大宮

  • 87' 黒川 淳史
試合経過
メンバー

スターティングメンバー

GK 1 富澤 雅也
DF 16 毎熊 晟矢
DF 25 新里 亮
DF 24 江川 湧清
88'
DF 15 加藤 聖
MF 28 ウェリントン ハット
77'
MF 6 カイオ セザール
MF 13 加藤 大
MF 19 澤田 崇
FW 27 都倉 賢
FW 7 エジガル ジュニオ
88'

控えメンバー

GK 21 高木和 徹
DF 23 米田 隼也
77'
DF 26 二見 宏志
88'
MF 10 ルアン
88'
MF 22 鍬先 祐弥
FW 9 富樫 敬真
FW 33 植中 朝日

監督

松田 浩

スターティングメンバー

GK 31 上田 智輝
DF 8 馬渡 和彰
DF 24 西村 慧祐
DF 42 山越 康平
DF 22 翁長 聖
59'
MF 7 三門 雄大
MF 15 大山 啓輔
59'
MF 26 小島 幹敏
MF 41 小野 雅史
76'
FW 19 イバ
71'
FW 10 黒川 淳史

控えメンバー

GK 1 笠原 昂史
DF 43 山田 将之
DF 13 渡部 大輔
MF 4 松本 大弥
59'
MF 48 柴山 昌也
76'
MF 11 奥抜 侃志
59'
FW 9 菊地 俊介
71'

監督

霜田 正浩
試合詳細
12 シュート 11
9 GK 13
5 CK 7
7 直接FK 2
0 間接FK 0
0 PK 0
試合データ

主審

吉田 哲朗

副審

塩津 祐介

副審

亀川 哲弘

第4の審判員

穴井 千雅

入場者数

4,470人

天候

雨、無風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

26.5℃/79%

HIGHLIGHT

土壇場で黒川が同点ゴール 価値ある勝点1をつかむ
明治安田生命J2リーグも今日から後半戦がスタート。第22節は長崎とのアウェイゲームだ。

スタメンは前節から3人が入れ替わった。センターバックに山越、ダブルボランチの一角に大山が入り、右アウトサイドの小野が攻撃の起点になる。攻撃時のフォーメーションはイバを1トップに配した4-2-3-1。三門、大山、小島の中盤の3枚が流動的にポジションを変えながら攻撃の形を作り出した。

8分には、黒川から右サイドの小野に展開すると、最前線まで駆け上がっていた三門がチャンスを演出。相手のディフェンスラインに揺さぶりをかけた。10分以降は防戦が続くが、球際の強さを発揮してボールを奪取。相手のセットプレーにも、全員が集中してゴール前を固めた。相手のカウンターも、西村の的確なカバーリングで封じ込めた。

サイドからの攻撃も機能した。23分には大山から左サイドを上がっていた翁長に展開。シュートは相手DFに阻まれたが、決定的なシーンだった。飲水タイムの前にも、翁長の縦パスに抜け出した小島が低いクロス。イバに渡る手前でクリアされたが、相手のゴール前に圧力をかけた。40分に放った小野のシュートは強烈だったが、相手GKに弾かれた。

時計の針が42分を過ぎたところで、雷雨のためゲームが中断。約1時間後、42分10秒からゲームが再開した。水溜りは見られないが、ピッチはややスリッピーか。残り3分と2分のアディショナルタイムを経て、スコアレスのまま前半を折り返した。

長崎のキックオフで後半が開始。小島が高い位置でプレッシャーをかける。しかし、49分、長崎に後ろからボールを繋がれると、最後は毎熊に角度のない位置からシュートを決められて失点。1点を追う展開に。さらに55分にはカウンターからピンチを招いたが、相手のシュートは枠を外れ2失点目は回避した。

59分、ケガから復帰した奥抜が第2節甲府戦以来、およそ4ヶ月ぶりにピッチに立つ。「とにかくゴールを目指してピッチに入った」と奥抜。同時に翁長に代わって入った松本が左サイドの高い位置を取った。これで攻撃が活性化された。しかし、再三のCKのチャンスも、なかなかゴールに結びつけることができない。71分、第12節新潟戦で頚椎捻挫を負った菊地が、イバに代わって10試合ぶりにピッチに入った。

78分、ゴール前のこぼれ球に反応した菊地がシュート。しかし、相手DFにブロックされる。83分には、途中出場の柴山が左サイドから絶妙なクロスを入れたが、ゴール前に飛び込んだ菊地のシュートは惜しくも相手DFに阻まれた。同点ゴールが生まれたのは87分。左サイドの柴山から精度の高いクロスがゴール前に入った。飛び込んだ黒川が左足で合わせて、鮮やかにゴールネットを揺らした。

土壇場で追いついた。アディショナルタイムの5分は、長崎が猛攻を仕掛けてきた。終了間際には相手のヘディングシュートがゴールラインを割ったかに思われたがノーゴール。1-1のまま試合終了を迎えた。

貴重な勝点1だ。同点ゴールを決めた黒川は試合後の会見でこう話した。「(後半戦は)セカンドステージという意味合いで、今日はチームとして意識的に気持ちを切り替えて臨みました。失点はありましたが、最後まで全員で諦めずにやれたことなど、チームとしていい状態でこれからの試合に臨めると思います」。次節は18日、NACK5スタジアム大宮にFC琉球を迎える。

(総評:岩本勝暁/写真:早草紀子)

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監督コメント
監督 霜田 正浩
雷で中断になる非常に厳しいコンディションのなかでも、長崎まで多くのサポーターの方に来ていただき感謝しています。

彼らに向かって攻める後半に点が取れたことは、サポーターの存在無くしては生まれなかったゴールだと思いますし、僕らはサポーターの皆さんの期待にしっかり応えたいと思っています。

勝てなかったことは本当に悔しいですが、これをひっくり返せるチームにしたいと心から思っています。
選手コメント
MF 4 松本 大弥
サイドバックでの出場となったので、まずは相手が嫌がる位置に自分が立つことを心がけてプレーしました。上手く相手を困らせることができて、チャンスを作ることができました。

長い間、ホームで勝利をサポーターに届けられていないので、琉球戦では勝点3を絶対取りたいですし、内容でも今まで積み上げてきているものを存分に出して、サポーターが楽しめるようなサッカーをみせていきたいです。
MF 10 黒川 淳史
今節から後半戦ということで、セカンドステージと考えてプレーしましたが、前半はなかなかチームとして難しい時間帯が長かったですし、後半の頭に失点をしてしまいました。ただ、失点後も全員で諦めずに控え選手含めて戦えましたし、侃志も帰ってきてチームとしてはいい状態で戦っていけると感じた試合でした。

得点シーンは、その前のシーンで柴山からいいボールが入っていましたが、あの瞬間は相手の前よりマイナスに来ると感じて、うまく決めることができましたし、詳しい内容は言えませんが、この数週間は北嶋コーチからクロスの入り方を学んでいたので、結果につなげることができて良かったです。
MF 11 奥抜 侃志
ひさしぶりの出場になりましたが、アグレッシブに前から守備をすることと、チームとしてもとにかくゴールが欲しかったので得点を奪うことを意識して入りました。

監督からも前を向いてアグレッシブにプレーするように指示がありました。同点に追い付けたことはよかったですが逆転することはできなかったので、自分たちに厳しく、反省して次に向けて取り組んでいきたいです。
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