WEリーグカップ グループB 第1節
2023.8.27 [SUN] 18:00 NACK

大宮V

  • 13' 林 みのり
  • 34' 井上 綾香
  • 37' 仲田 歩夢
  • 90+2' 井上 綾香
4 - 1
3 前半 0
1 後半 1

I神戸

  • 57' 成宮 唯
試合経過
監督コメント
アグレッシブに戦い、観ている人が前のめりになるようなサッカーを見せていきたいので、果敢に挑みたいと思います。選手には、相手を見ること、マイボールにするということにこだわることを伝えています。基本的には選手それぞれ意図があって何かをプレーをするので、しっかりと自分の意思をもってプレーする、何の意図もなくピッチに立つなということはいつも言っています。

開幕戦のI神戸の情報がなかなか手に入らないのでいろいろな想定をしています。昨季から多くの選手が残っていて新加入選手2名という状況なので、良いところは残しつつ、次のトライに、違うものを今度引き出しとして増やしていくことをしています。この1週間、相手がどういうシステムか想定して準備をしていますが、相手も自分たちを分析してくる中で、キックオフになった瞬間に自分たちがどう感じてどう動くか、最低限のタスクはありますが、サッカーはそこが面白いと思います。
選手コメント
ここまでのチーム作りに手ごたえを感じています。公式戦が始まるにあたり、練習試合も何回か行ってきている中で課題がでてきており、まだまだ足りないところもありますが、できることも確実に増えています。個人の守備の戦術にフォーカスして指導されることも多くあり、今季はより攻撃的に奪うところも見どころで、昨季とは違うサッカーになると思います。

キャプテンとして、自分自身にもそうですし、チームメートに日々求めているものが足りないと、昨季の終わり頃にすごく感じて、その点は常に追求し続けていきたいです。1日1日皆でうまく、強くなっていくんだぞという雰囲気を大事にしたいと思います。

個人の目標は、昨季が失点10点台としていましたが、最後に崩れて目標を達成できませんでした。今季は結果として失点を少なくするということは自分たちが上の順位を目指す上で大事になってくるので、やっていきたいと思います。あとは得点も取っていきたいです。
チームが始動して、コンディションもだいぶ上がってきていますし、チームとしてやりたいことも浸透してきています。網走キャンプではゲームを2試合行って、うまくいかないこともたくさんありましたが、修正できるような内容で話をしながら解決することや、この1週間で修正すべきことが分かり収穫がありました。

昨季は点を取れるシーンで外してしまって、チームが苦しくなった試合もたくさんあり、最後3連敗したところで点が取れなかったことは責任を感じました。1回でも勝てていたら上の順位にいけたと思うので、悔しさが残っています。

今シーズンの目標は10得点です。チームとしては、監督が代わって、前めに速い選手が多いので、個のスピードを生かしながら、私もスピードがある方なので、ゴールももちろんそうですが、チームを勢いづけるようなプレーをしていきたいですし、積極的にチャンスを作れるようにしたいです
メンバー

スターティングメンバー

64'
64'
55'
84'

控えメンバー

84'
55'
64'
64'

監督

柳井 里奈

スターティングメンバー

GK 18 戸梶 有野里
DF 3 土光 真代
DF 4 竹重 杏歌理
DF 6 松原 優菜
MF 17 箕輪 千慧
MF 13 北川 ひかる
MF 19 林 愛花
46*'
MF 8 増矢 理花
69'
MF 10 成宮 唯
FW 11 髙瀬 愛実
FW 20 桑原 藍
46*'

控えメンバー

GK 21 船田 麻友
MF 16 天野 紗
46*'
FW 24 愛川 陽菜
69'
FW 23 栫井 美和子
46*'

監督

ジョルディ フェロン
試合詳細
15 シュート 4
5 GK 8
4 CK 1
7 直接FK 3
0 間接FK 1
0 PK 0
試合データ

主審

小泉 朝香

副審

萩尾 麻衣子

副審

田中 真輝

第4の審判員

吉永 真紀

入場者数

1,099人

天候

晴、弱風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

27.4℃/61%

HIGHLIGHT

監督コメント
前半の入りから、選手が非常にアグレッシブに戦ってくれたことが大きかったと思います。後半は少し苦しい時間帯がありましたが、失点をしても前に前に行こう、下がらずに4点目を取りに行こうと伝えていて、それに対して選手がアグレッシブに戦ってくれたことが今日の勝因だったと思います。

後半は途中でシステムを変えましたが、選手からブロックを作った方がやりやすいかもしれないという声が聞こえてきました。「選手たちが感じるものを大事にしながら、今シーズンはやっていきたい」と言っていたので選手に助けられたと思います。

今シーズンは、私より年上の選手もいますし、現役としてたくさんの経験がある選手がいるなかで、私を監督としてしっかり見てくれているところと、自分たちはこう思うんだというディスカッションができており、すごく良い環境でやらせていただいています。選手には「試合開始の笛が鳴ったら、あなたたちの時間だよ」と伝えていて、試合展開の中でも私もピッチを見ていて感じるところがあったので、それに信じて賭けようかなと思ったところが結果につながったので、選手たちを褒めたいと思います。

スタジアムに応援に来てくださる皆さんに何か一つでも感じていただけるようなゲームをしようというところでは、本当にすごくファイトした良いゲームだったかなと思います。
選手コメント
早い時間に先制点が取れたことに加えて、2点目、3点目と前半のうちに取れたことが良かったかなと思います。

1点目はいいところにボールが来たので思い切りシュートを打ちにいきましたが、相手に当たってラッキーな形でゴールに入りました。2点目は、一度シュートを思いっきり振り抜いて、ボールがこぼれて来たときにコースが見えたので、そこに狙い通りに打つことができ、ゴールが決まって良かったです。

守備のところを中心に、キャンプ中から結構整理しながらやってきたので、うまくいった部分が多かったと思います。自分が前線から守備のスイッチをかける役目になりますが、試合途中にいけなくなった時間帯もあったので、そこは修正していきたいです。

チームは本当に雰囲気もいいですし、何より試合に勝てたことが一番良いことなので、これで終わらずに次につなげられたらいいなと思います。

今日みたいに自分たちのペースでサッカーをして、監督も言っていましたがアグレッシブに戦う姿を、ファン・サポーターの皆さんにお見せしたいです。
前半は特にそうでしたが、自分たちのやりたいことができた点が勝因だと思います。後半に入って相手にペースを握られている中で、チームとして修正がもう少しできれば良かったです。

得点シーンはあのエリアに入ったら、シュートを打とうと思っていた中で、良いところにボールがこぼれてきたので思い切って打つだけでした。

自分自身でもまだ整理できていないところもありますが、試合を重ねていく上で色々な引き出しを作っていくとともに、修正すべき点をどんどんトライし、さらに改善をしていくことがすごく大事だと思っています。その点では今日は結構ハードな試合でしたが、いろんな課題も出たと思うので、そこは前向きに直していきたいと思います。

素直に初戦で勝てたこと、そしてチームとしての手応えを感じられたことがとても嬉しいですが、シーズンは長いのでさらに良いサッカーができるようにしていきたいです。

次の試合から私たちも研究されてくると思いますが、それを上回っていくことが去年よりももっと上に行くために必要なことだと思うので、トライし続けていくしかないと思っています。
フォトギャラリー

(写真:早草紀子)