WEリーグ 第3節
2023.12.13 [WED] 16:00 ノエスタ

I神戸

  • 84' 桑原 藍
1 - 1
0 前半 0
1 後半 1

大宮V

  • 53' 阪口 萌乃
試合経過
監督コメント
前節はアウェイで先制され、苦しいシチュエーションから逆転できたことは、選手がたくましくなっている証だと思います。開幕から4試合、途中交代の選手がチームのギアを上げ、勢いをもたらしていることがポジティブな要因だと考えています。

1点ビハインドの状況で自分たちもどこかで勝負に出ないといけない中で、ハーフタイムで交代に動くことも考えました。しかし、相手の後半の立ち上がりの入り方を観た上で判断したかったので、あのタイミングで大島と船木を同時に投入することが、チームのギアの上がり方や試合の流れを変えるという面で最適だと思いました。

次節はお互い連戦ですので、どちらが試合に向けてコンディションを合わせることができるかが勝負の分かれ目だと思います。その点で言うと、私たちはアウェイでの連戦ですのでシビアなゲームになると思います。勝ち点3を取るために、短期間で改善できることはすべて行いますが、まずはコンディションを整えることが一番だと思います。

前節、仙台に多くのサポーターの皆さまに駆けつけていただいて、とても大きな力になりました。皆さまの声援のおかげで、選手は一歩踏み出せていると思います。次節もたくさんのエールを送っていただけたら、選手はまた一歩大きく前に踏み出せると思いますので、引き続き応援お願いします。
選手コメント
前節は古巣ということもあり、一番勝ちたい相手に勝つことができて、率直にうれしかったです。自分が交代で入る意図は、点を取りに行きたいとき、ボールを前で確実に収めたいときだと思っています。逆転してからの交代でしたが、ピッチに立ったからには得点は狙っていましたし、失点しないためにもFWからのチェイシングの仕方は意識しました。

今季のチームの良さは、選手間で課題に対してポジティブに話し合いができることだと思います。今季リーグ戦を通して、前半の試合内容がチームとして課題でもあるので、試合の流れの中で早く課題に対して修正をできれば、より良いゲーム展開に持っていくことができる思います。

次節のI神戸戦は、カップ戦で勝利はしましたが、リーグ戦ではメンバーや戦い方も変化すると思うので、一度リセットしてチャレンジャーという気持ちを全面に食らいついていきたいと思います。
マイ仙台戦は、自分たちのコミュニケーション不足から失点をし、うまく試合運びができませんでした。課題が多く出た試合ですし、一人ひとりがゴールを目指す意識やパスの質などを高めていかなければならないと思います。ですが、負けているところから逆転し、勝利できたことはプラスだと思います。

開幕から3試合、相手の前からのプレスを受けてしまうことが多くありましたが、前節はうまくロングボールを使いながら、相手をひっくり返す中でゴールを目指すことができたので、自分たちで観て判断することは少しずつ改善されています。また、今季はチームとして得点力が上がっていると感じています。少ないシュート数の中で決め切る力があるので、さらにシュートシーンを増やし、得点を重ねたいです。

連戦を戦うためには、誰が出てもコンスタントにVENTUSのサッカーを体現できなければならないですし、そのためにコミュニケーションがとても大切だと思います。自分たちがやりたいサッカーのイメージを全体で共有していくこと、合わせていくことを意識的に取り組んでいきます。
メンバー

スターティングメンバー

GK 21 船田 麻友
DF 2 守屋 都弥
DF 3 土光 真代
DF 5 三宅 史織
DF 4 竹重 杏歌理
MF 16 天野 紗
MF 6 松原 優菜
68'
MF 7 山本 摩也
46*'
MF 10 成宮 唯
58'
MF 13 北川 ひかる
FW 9 田中 美南

控えメンバー

GK 18 戸梶 有野里
DF 30 松木 葵
MF 17 箕輪 千慧
MF 19 林 愛花
FW 11 髙瀬 愛実
58'
FW 20 桑原 藍
68'
FW 24 愛川 陽菜
46*'

監督

ジョルディ フェロン

スターティングメンバー

89'
74'
90+3'
74'

控えメンバー

90+3'
89'
74'
74'

監督

柳井 里奈
試合詳細
15 シュート 4
4 GK 12
9 CK 2
3 直接FK 12
1 間接FK 0
0 PK 0
試合データ

主審

小泉 朝香

副審

廣田 奈美

副審

山内 恵美

第4の審判員

中本 早紀

入場者数

806人

天候

晴、弱風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

13.5℃/46%

HIGHLIGHT

監督コメント
I神戸のシステムに対して、さまざまな準備はしてきましたが、相手の個人スキルの高さに押される展開でした。ただ自分たちがボールを握り、立て直そうと選手がトライしてくれたことはとてもプラスですし、試合の中で自分たちで改善していく力がついてきたことが、後半の先制ゴールにつながったと思います。

ゴールが生まれた時間帯は、選手が積極的に前に追い越していくことができていたので、そこは自分たちの良さだと感じます。しかし最後に追いつかれてしまい、勝点3を逃したことは非常に残念ではありますが、アウェイ2連戦だった中で、勝点1を取れたことは、今後ポジティブにとらえていきたいと思います。 

5試合を通して苦しい戦いが続き、選手たちはもっと良いサッカーができると悔しさを感じていると思います。しかし、私も含めチーム全体がポジティブな考え方を持っているので、苦しいことやうまくいかないことに対して、もっと良くなると思っています。だからこそ私たちはまだまだ前に進んでいくことができると思うので、さらに積み上げていかなければならないと感じています。そのような意味では、課題が出たポジティブなゲームだったと選手たちに話しました。
選手コメント
今日がケガからの復帰戦となりました。1-1という難しい状況での途中出場でしたが、自分の役割をしっかり全うするという思いでピッチに入りました。後ろが重いと感じたのでとにかく前に引き込んでいく意識を持っていましたが、思い通りにいかず課題が残りました。後ろであろうと真ん中であろうと、声を出し続けることが自分のストロングポイントだと思っているので、そこは今後もやり続けていきたいと思います。

やっとピッチに戻ることができました。ここからがまたスタートだと思っていますし、コンディションを上げていかなければなりません。チームとしてはタイトルを狙っているので、貢献できるようにパワーアップしていきたいと思います。

次は皇后杯ですが一発勝負の戦いなので、リーグ戦とは変わった緊張感があると思います。その緊張感を良い方向に持っていくことができるように、チーム一丸となり全員で戦っていきたいと思います。
前半は何度か危ないシーンもありましたが、そこを耐えて後半に先制できたことはとても良かったと思います。そこから、相手が点を取るために攻撃にさらに厚みをかけてきていたので、私たちも何か変化をつけなければいけなかった中で、うまく変えることができず、失点してしまったことが非常にもったいなかったと思います。

ゴールシーンは、アリさん(有吉)がフリーでボールを持っていたので、良いボールが上がってくると信じていました。練習の中でも取り組んでいる形と似た形だったので、一度で決め切ることはできませんでしたが、相手より先に前で触り、ゴールにつながって良かったと思います。

点が取れていることは、チームの頑張りがあってこそだと思っているので、チームのみんなにとても感謝しています。今週末は皇后杯があり、連戦とはなりますがしっかり勝ちにこだわり、一戦一戦を大事に戦いたいと思います。
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