WEリーグ 第6節
2023.12.23 [SAT] 14:00 NACK

大宮V

  • 79' 長嶋 洸
1 - 2
0 前半 2
1 後半 0

新潟L

  • 16' 石淵 萌実
  • 24' 滝川 結女
試合経過
監督コメント
皇后杯のEL埼玉戦の前半は、立ち上がりから相手のロングキックで自陣に押し込まれてしまい、その悪い流れから失点をしてしまいました。これまでのリーグ戦の内容も含めて先制されてしまうと、難しいゲームになることをあらためて痛感しました。

今季を通して、試合の入り方や、後ろが重たくなりなかなか前に厚みをかけられないことが課題だと思っています。開幕戦からI神戸戦まで、毎試合点が取れていたので、そこはポジティブにとらえていましたが、皇后杯はゴールを奪うことができなかったですし、負けてしまったので練習の中でしっかりと改善をしていかなけばならないと思います。

新潟Lはとても勢いのあるチームなので、自分たちもそれを跳ね返すくらいのパワーを持って試合に入らなければ、相手のペースにのまれて苦しい展開になると思います。また、個人の能力が高いので、私たちも粘り強く戦わないといけないと思います。今年ラストのホーム戦を勝ちで締めくくり、必ず勝点3をつかみたいと思いますので、応援よろしくお願いします。
選手コメント
皇后杯のEL埼玉戦は、チームとしてタイトルを獲りたいという思いがありましたし、埼玉ダービーということもあり、多くのサポーターの皆さまがスタジアムに駆けつけてくれた中で、ふがいない結果になってしまい、申し訳ない気持ちです。しかし、私たちは前に進むしかないので、今週末のリーグ戦に向け、この試合で出た課題を修正していくだけです。

昨季よりボールをつなぐ意識が全体として高まっていますが、目的がビルドアップになってしまってはいけないと思いますし、ビルドアップという一つの攻撃方法を使って、いかにゴールに迫れるかということが、今のチームとしての足りない部分だと感じます。また、ビルドアップをする中で、奪われてカウンターを受けることも増えているので、カウンターの対応も合わせて重要な課題だと思います。

今季は、相手に合わせて自分たちも変化していく、型にハマらないサッカーを目指しているので、個人が引き出しを多く持ち、その状況の中で選択をし、判断していかなければならないため、難しさもありますが、うまく体現できたら良い攻撃ができると思います。そのため、昨季に比べて、コミュニケーションも多く取るようになりましたし、良い雰囲気が作れていると思います。

皇后杯は初戦敗退で終わってしまったので、今週末のリーグ戦では勝ち切らなければなりません。そういった意味で、新潟L戦はとても重要な試合になるので、何がなんでも勝点3を取りたいと思います。
皇后杯のEL埼玉戦の前半は、ペナルティエリア付近まで迫ることはできていましたが、そこからのアイディアや、バリエーションが少ないと感じました。イノさん(井上)と船木が交代で入り、攻撃に厚みが出たことで、前半よりもシュートまで行ける回数が増えてはいたので、自分自身も含め、決め切るところを練習の中で突き詰めていきたいと思いました。

1点を追いかける状況の中、交代で入りましたが、与えられた後半ラスト10分という時間で、自分がやるべきことははっきりしていたので、とにかくゴールに向かうことを意識して試合に入りました。1対1の局面で、ストロングポイントでもあるスピードを生かした縦突破から、チャンスメイクはできましたが、クロスの質や相手を観て判断する力はまだまだ足りないと感じました。

新潟Lは、全体的にバランスが良く、とても勢いに乗っているチームだと思います。リーグ戦で上位に食い込んでいくためにも、絶対勝たなければならない一戦なので、試合に向けて練習からとにかく熱く戦います。
メンバー

スターティングメンバー

87'
74'
63'
63'

控えメンバー

87'
74'
63'
63'

監督

柳井 里奈

スターティングメンバー

GK 1 平尾 知佳
DF 32 白沢 百合恵
DF 4 三浦 紗津紀
DF 25 加村 ななみ
DF 7 園田 瑞貴
82'
MF 18 石田 千尋
MF 10 上尾野辺 めぐみ
60'
MF 13 杉田 亜未
60'
FW 19 川澄 奈穂美
FW 17 滝川 結女
88'
FW 8 石淵 萌実

控えメンバー

GK 21 高橋 智子
DF 2 浦川 璃子
88'
DF 31 白井 ひめ乃
MF 3 ブラフ シャーン
82'
MF 5 川村 優理
60'
MF 6 柳澤 紗希
FW 23 山本 結菜
60'

監督

橋川 和晃
試合詳細
8 シュート 7
8 GK 7
2 CK 2
8 直接FK 8
0 間接FK 2
0 PK 0
試合データ

主審

杉野 杏紗

副審

萩尾 麻衣子

副審

吉田 瑞希

第4の審判員

緒方 実央

入場者数

2,014人

天候

晴、弱風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

8.6℃/20%

HIGHLIGHT

監督コメント
新潟Lの速いサイド攻撃からクロスに入ってくることを警戒していた中で、失点してしまったことが非常に残念です。

試合前に自分たちのスタイルを貫いて挑もうと、選手たちに伝えていた中で、最後まで自分たちのスタイルを目指しながらやり続けましたが、負けてしまったということは全然力が足りていなかったという印象のゲームでした。

ただ、選手はポジティブにコミュニケーションを取っていましたし、そんなに顔を下げる程のサッカーをしたつもりも私はありません。だからこそ、まだまだ伸びしろの感じられるゲームだったと思います。

基本的にボールを握ることをスタイルとして掲げています。中盤でのボールロストが多いことや、アタッキングサードや相手のゴール前に勢いを持って迫る回数が少ないので、よりスマートに持っていくために、自分たちの距離感や立ち位置はしっかりと整理して、積み上げていかなければならないと思います。
選手コメント
新潟Lは、サイド攻撃からのクロスを得意としているため、そこを警戒していましたが、警戒していたところから失点してしまい、とても苦しい展開になりました。後半は勢いを持ち、チーム全体で点を取りに行こうと話していたので、1点を返せたことはプラスにとらえていきたいと思います。

とにかく点を取りに行くしかない中で、前に前に行こうと選手間でコミュニケーションを取りました。このようにポジティブな話し合いができることが、今季のVENTUSの良いところだと感じています。

次節はさいたまダービーですし、勝たなければならない上位チームなので、絶対に勝ちたい一戦です。今日の反省を生かして、しっかりと積み上げていくことができるよう、練習から取り組んでいきたいと思います。
新潟Lがとても勢いに乗っている中で、序盤は相手に圧倒される試合展開でしたが、そこで崩れずに1点を取り返せたことはポジティブなことだと思います。しかし、まだ足りない部分が多いと思いますし、個人としてもチームとしても課題を多く感じた試合でした。

新潟Lは、一つひとつのパスの精度が高く、ボールに関わる人数が多いので、いろいろな場面で数的優位をうまく作られましたし、何より力の差を感じました。チーム全体が、今よりもサッカーを観て学んでいく必要があると思いました。

失点しても崩れないところは昨季からの変化だと思います。全員が自分たちのサッカーをやり続けることができているのは、良いことだととらえていますし、自分たちらしさを残したサッカーで1点を取り返せたことや、VENTUSらしいサッカーを貫こうというところは、チーム全体としてプラスなことだと思います。

次節に向けて、細かいところをこだわる必要がありますし、パス一つでも全員が意識を高く持ってやらなければ変わらないと思います。練習の中で要求をし合い、コミュニケーションの質を上げて、さらに深くサッカーについて話していきたいです。
フォトギャラリー

(写真:高須力)