前節をゼロで抑えられたことは次につながると思いますが、攻撃時にもっとボールを動かしたり、シュートチャンスを作っていかなければいけないと思います。

前節から3週間空き、個人の球際の強さや、1対1でボールを失わないこと、チームとしての組織力を高めていくということを主に取り組んできました。現状は守備よりも攻撃面が課題で、上位のチーム相手にどう攻撃を組み立てていくかが、ポイントになると思います。

マイ仙台は安定したチームで攻撃の迫力がありますし、守備の強さもあるので、そういった相手に成長した部分も生かして戦いたいです。

それぞれ守り方は違うと思うますが、コースを限定して打たせて取るという自分の守り方が守備陣のなかで浸透してきていると思いますし、共通認識をもってプレーできるようになってきて、それを前節で発揮できて結果を出せたのはうれしいです。

個人としてもリーグ戦がない3週間という時間で、さらにパワーアップできたと感じているのでそういう部分をマイ仙台戦でしっかり発揮したいです。

マイ仙台とはカップ戦でも戦いましたが、やられていたわけではなく、セットプレーでの失点も立ち位置での課題が明確に出てそこは修正すれば問題ないと思っているので、守備は無失点で攻撃はたくさん得点して勝ちたいです。

前節はゴールに向かう回数が少なかったので、シュートもあまり打てていないですし、チャンスも多くなかったのでそれを増やしていきたいです。

守備は粘り強くみんなで体を張ってできるようになりましたし、昨シーズンは前半開始早々での失点が多かったですが、今シーズンはそれがなくなったので成長した部分が出てきていると思います。マイ仙台には今シーズンまだ勝てていないですが、カップ戦ではやれたこともあり、チャンスもあったので、古巣戦で勝ちたいです。

今節の結果が大事になりますし、今節勝って、12月3日の「さいたまダービー」に勢いをもって向かえるようにしたいです。

まずは、アウェイまで多くのサポーターに来ていただいたなかで勝点3を取れたことをうれしく思っています。リーグ戦が再開してこれから毎週試合がある日程で、再開後の初戦を必ず勝って帰ろう、カップ戦のATでの失点の借りを返そうと選手と話していましたし、粘り強く戦ってくれたことが勝点3につながったと思っています。

試合展開としては相手にボールを持たれることは想定していましたが、良い形でボールを奪えて、前の推進力も持ってシュートチャンスを作ることができたと思っています。チームとして攻撃の部分は意識しながらやってきて、前向きでボールを奪ったところに対して早くストライカーを使えてそこが起点となって良い形でできました。

サイドでクロスを上げられても、フリーで上げさせてなかったですし、ある程度コースも限定させられたのは中にいる選手たちが集中して対応してくれたからだと思います。

まずはケガから復帰後初のスタメンで、さらに移籍後初ゴールが欲しいと思っていたので、しっかり決められて良かったです。あゆさん(仲田)が持って左利きの選手なので、カットインで来るかなとも思いましたが、クロスのところもやってきてたのでそれを大熊選手が触るかなとも思いました。ですが、私がフリーとわかったので、そこは「スルー」と声をかけて綺麗に決められて良かったと思っています。

私のポジションで狙っていたのは、センターバックがつり出されたところと、相手の右サイドバックが私たちのサイドハーフに食いついたところの背後のところです。マイ仙台は若いチームで前からアグレッシブにプレッシャーをかけてくるとわかっていたので、そこをどう打開していくかを準備し、私たちの武器というか、得意としているポジションでしっかり崩せていけたのかなと思っています。

リーグの中断期間が2週間あったので、今日の試合はチームとしても勢いを持って入ろうと言っていたので、そこが全ての点につながったのかなと思います。

1点目は鮫さん(鮫島)からイノ(井上)が良い位置でもらって自分もフリーでゴール前に入っていくことができました。いつもは大振りしてしまい外すことが多かったのですが、昨シーズンはそういったところで得点機会を逃していたこともあったので、本当に当てるだけでコースに行ったので良かったです。2点目は自分がボール持ったときにイノ(井上)が斜めに走ってくれて、相手を引き連れてくれたので、外に出しても良かったですが、ゴール前が空いたので思い切って打ったら入りました。得意な角度でもあったので思いっきり振って決められて良かったです。

守備のところでも全員が集中力を高く持って声を掛けながら、粘り強くゴールに蓋をできたのが良かったですし、得点をする時間帯がすごく良くて相手にもスキがあったので、そこでさらにもう1点取れたことで波に乗れたかなと思います。中を固めて外で回させて、中に入ってこられなければ怖くないので、自分たちは中を閉めようという守備の共通意識ができていましたし、後ろからの声がすごく聞こえていたのでFWとしてはすごくやりやすかったです。

勝ったことはうれしいことですが、一喜一憂しないで目の前の試合に集中して勢いを持って次節の「さいたまダービー」を戦い、無失点で勝つことが目標です。