WEリーグ 第16節
2024.4.21 [SUN] 15:00 NACK

大宮V

0 - 0
0 前半 0
0 後半 0

千葉L

試合経過
監督コメント
1月にアウェイで戦ったときも立ち上がりで勢いに押されたこともあり、下がらずに前に出ていくことやコンパクトに戦おうと試合前選手には伝えましたが、24分の間に4失点してしまったことは監督として伝え方などいろんなところを含めて甘かったと思います。

前半が終了して、意地でもゴールを奪いに行かなければならないスコアの中で、また失点しようが何しようがまず一点を取り返すことが大事だとハーフタイムに選手に伝えました。平日のナイトゲームであれだけ多くの人が来てくださった中で、そのまま終わることは絶対できなかったですし、DFライン含めて球際は奪いに行くことと、コンパクトに戦ってそのうえで背後を狙っていくことを伝えて後半、選手を送り出しました。その中でセカンドボールや球際の個人の技術のところを含めて私自身が選手にさらに要求しなければならなかったと思います。

なかなかホームゲームで勝ち切れてないので、次節は勝つことがマストだと思っていますし、連戦の中でコンディションうんぬんなどもちろんあるとは思いますが、とにかく戦う以上勝ち切ることにフォーカスしなければなりません。どんな状況でも応援してくださるサポーターの皆さまが多くいることもわかっています。だからこそ勝利を届けるために私たちは戦わなければなりませんし、細かい部分をもっと突き詰めてやっていく必要があると思います。監督として今の課題がよりクリアになるように、千葉L戦に対して良い準備をしていきたいと思います。
選手コメント
前節は立ち上がりに失点を重ねてしまって全体が受け身になり、クサビのパスに対して守備に行けてなかったですし、奪いに行かなければならないところでもズルズル下がってしまっていたと前半感じました。交代で入ったときには、とにかくボールを奪いに行くことを意識しようと思ってましたし、自分がカバーに行くからとにかく積極的にボールを奪いに行ってほしいと真理子(久保)には伝えました。

浦和が選手を交代してきたこともありますが、後半は前半に比べて全員が行くところと行かないところがはっきりできていたと思います。ただ攻撃の形が単調で、グランドがスリッピーだったこともあり背後へのボールが全部相手GKに流れてしまいもったいなかったところが何回もありました。サイドの背後の取り方やタイミングをもっとチームで合わせていかなければならないと感じました。

前節では課題が多く出ました。守備面では、コントロールの部分を細かく行うことやファーストディフェンスの決定を徹底しないといけないですし、攻撃では爆発的な攻撃力をつけていくことやスピードがある選手も多くいるのでカウンター攻撃を生かすためにも日々の練習の中で改善していきます。次節まで中2日ですが少しでも修正をして良い準備をしていきます。
平日のナイトゲームにもかかわらず、多くの方がスタジアムに足を運んでくださっていましたし、さいたまダービーでしたし、自分の中でも特別な気持ちがありました。そのような思いで試合に臨みましたが、立ち上がりから失点を重ねてしまい、難しいゲームになってしまったことは個人としてとても悔しい気持ちしかありません。

個人的には個の能力の差を痛感しました。トラップやボールの置き所、プレーのスピード感もそうですし、すべてにおいて相手のレベルが上だったとあらためて感じました。課題が多く感じられて、日々もっと厳しく戦っていかなければこの差はずっと埋めることができないと思うので、取り組む姿勢をもっと一人ひとりが変えていかなければならないと思いました。

ホームでの勝利が少ないので、次節は内容ももちろん大事ではありますが、どんな形であれ絶対に勝たなければいけません。攻撃の起点になれるようにポジショニングにこだわって、積極的に前に仕掛けていくことができるように意識していきます。
メンバー

スターティングメンバー

72'
72'
87'
46*'

控えメンバー

72'
72'
46*'
87'

監督

柳井 里奈

スターティングメンバー

GK 30 大熊 茜
DF 2 藤代 真帆
DF 6 蓮輪 真琴
DF 3 石田 菜々海
DF 19 上野 紗稀
MF 14 大熊 環
72'
MF 21 ビアン サンプソン
55'
MF 23 小林 ひなた
55'
FW 24 城和 怜奈
FW 9 大澤 春花
FW 17 山口 千尋

控えメンバー

GK 1 清水 栞
DF 8 岸川 奈津希
55'
MF 7 小川 由姫
MF 13 曽根 七海
MF 20 北村 美羽
72'
FW 10 鴨川 実歩
55'
FW 15 加藤 千佳

監督

三上 尚子
試合詳細
4 シュート 10
13 GK 4
0 CK 8
6 直接FK 13
2 間接FK 1
0 PK 0
試合データ

主審

山本 真理

副審

萩尾 麻衣子

副審

田嶌 うらら

第4の審判員

杉野 杏紗

入場者数

697人

天候

曇、弱風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

23.3℃/33%

HIGHLIGHT

監督コメント
連戦の苦しい中、選手はギリギリのところでしっかり踏ん張って戦ってくれたと思います。そこは選手に対してリスペクトの心を持ちたいと思います。

今季、ホームゲームでなかなか勝ち切れていないですし、前節のダービー戦も含めて、申し訳ないゲームをしてしまったので、このゲームはしっかり前に出て行くことを試合前に伝えました。

後半は終盤含め相手に押し込まれる時間帯が長かったので、その中でも前に出て行く方法を私自身がしっかりプランして選手に伝えなければならないと思いますし、次節までに改善をしていきたいと思います。
選手コメント
浦和戦は前半早い時間に点を取られて苦しい試合でしたが、今日自分が途中交代で入ったタイミングはまだ0-0のスコアだったので、前に前に出て行くことは監督からも言われていましたし、意識していました。ですが、うまく背後のスペースを取り切れなかったですし、うまくボールがそこのスペースに入らなかった印象です。

守備も前から行こうと決めていて、できた部分もありましたがもっとチーム全体で前から行けるところもありました。攻撃の部分でも、もう少し全員がつながりを出さなければいい攻撃にはつながらないと思ったので、前線の選手としてイメージの共有を全体でやっていきたいと思います。

東京NBとホームで対戦したときに、相手にボールを持たれる時間が多くありました。守備の部分で、FWとして自分がスイッチをかけるタイミングが次の試合重要になってくると思うので、そこはまた一つリセットしてやっていきたいと思います。
前節から、戦術的に大きく変化をつけたり短期間でうまくなることは難しいので、気持ちのところでもう一度全員で勝利をつかみに行くことは意識して試合に入りましたが、自分のいいところを出せなかったですし、相手のストロングに耐える時間が長かったゲームでした。

守備の行き方のところで、なかなか自分たちがボールにプレッシャーをかけることができなかったので、そこはどのように前から行くのかというところはもう一度修正していくことはゲームの中でコミュニケーションをとりました。

後半はいのさん(井上)の背後へのモビリティを使うことは意識した中で、ボールを持てる位置が低すぎてうまく配球もできなかったですし、相手の勢いを受けてしまって跳ね返すこともできなかったので、そこは課題に感じました。

戦術どうこうよりも戦う気持ちを出さなければ、今応援してくれてる方々もVENTUSに対して物足りなさを感じているだろうし、結局は結果がすべてだと思うので、そこを意識して良い準備をしなければいけないと思います。個人としても目の前の相手に負けない熱いプレーをすることで、また応援したいと思ってもらえるようにプレーしていきたいと思います。
フォトギャラリー

(写真:山田 勉)