SOMPO WEリーグ 第1節
2024.9.15 [SUN] 18:00 NACK

大宮V

  • 90+3' 杉澤 海星
1 - 2
0 前半 1
1 後半 1

EL埼玉

  • 23' 瀬戸口 梢
  • 49' 岸 みのり
試合経過
監督コメント
チームとして今季は走り勝つ、走り切ることは大切にしていて、全力で上がるし全力で戻るというところに関しては、ここ2試合の守備の面において、粘り強くやってくれたと思います。また90ではなく、いけるところまで100で走り切るところも、チーム全員が取り組もうとしてくれています。

前節の守備面でいくと、守るだけではなくて前に出ていくというところも含めて、選手たちはしっかりとオーガナイズができた守備をしていたと思います。FWや両サイドハーフは運動量が上がるポジションではありますが、そこがサボらずに100で取り組んでくれたことはチームとして大きかったと思います。

攻撃において、決めれるチャンスがなかったわけではないですし、ゴールの枠に飛ばす技術や奪った後の一つ目のロストの部分はもっと積み上げていかなければならないと思います。いい守備からいい攻撃へつなげるために、取って取られてではなく、取られたから取り返してっていうリズムを大事にして、基本的には自分たちがボールを保持して、取られたらいい守備をすることが大事だと思います。

EL埼玉はキック&ラッシュに近い形でやってくるチームなので、蹴られたボールに対しての対応やそのような場面を出させないということも大事になりますが、シンプルに前に前に勢いのあるチームなので、自分たちがいかに押し込めるかということも意識していかなければならないと思います。

いよいよリーグ戦が開幕しますが、リーグ戦、カップ戦にかかわらず、一つひとつを全力で戦うところが大切だと思うので、リーグ戦だからなにか変化をつけるというよりも、自分たちが普段から積み上げている勢いのあるサッカーをお見せできればいいなと思います。

カップ戦の開幕はNACKでやらせていただいて、悪天候にもかかわらず2,000人を超える方がスタジアムに足を運んでくださり、とても大きな力になりました。カップ戦の第1節は私たちのところが最多観客数を記録して、これはとてもありがたいですし、選手たちもそれだけ多くの方が来てくれたことをとても喜んでいましたし、そういった環境でサッカーができたことをうれしく思います。ただ私たちのお願いベースではなく、皆さんが自ら足を運んでくれるくらいのサッカーを私たちがお見せすることが大事だと思います。今季、男子のトップチームがあれだけ勢いがあるサッカーをしてるからこそ、心を動かされるモノがあると思うので、私たちもそのような勢いのあるゲーム展開をお見せしたいと思います。
選手コメント
今季VENTUSに加入して、個人としてはまずみんなの特長を知ること、そのうえで自分を知ってもらうことは意識的に取り組んできました。また、チームとしてはタイトル獲得に向けて、走り切ることを軸としながら最後まで全員が走り切らなければ成り立たないサッカーを体現することや、攻守における切り替えの早さは練習の中で積み重ねてきました。

前節は、押し込まれる時間が長い中でも、DFとして無失点で抑えられたことはプラスなことだと思っています。ただ、SBとしてクロスからの得点など、得点につながるプレーが少なかったことは、自分たちがもっと頑張らなければならないと思っています。無得点で終わるのは悔しいので、無失点で抑えつつ得点に絡めるように積極的にプレーしていきます。

ここまで固く守ることができているのは、いいプレーがあったらすごく褒め合って士気を高め、修正するべきところがあったらすぐ話し合うなどができているからだと感じます。練習の中でも横だけでなく、タテの関係でも距離感や間合いを調整してコースを限定させることは意識的に取り組んでいるので、それが試合の中で出せているのかなと思います。

EL埼玉の守備は固いですし、全員が運動量豊富で泥臭くがむしゃらに戦えるチームなので、自分たちは一人ひとりがそこに打ち勝たなければなりません。一人ひとりが要所要所で相手に勝つことはもちろんですし、そのうえで自分たちがやるべきことをブラさずに無失点で勝ちにいきます。対戦相手の吉田はとても仲が良いですし、マッチアップをする佐久間、ボランチの唐橋は同期ですし、やはり自分の中で特別なモノがあります。

ここ2試合得点が取れていないので、SBであってもどんどんゴールに向かってチームのために走り切りたいと思いますし、その気持ちをリーグ開幕戦で体現し、NACK5スタジアム大宮というすばらしいスタジアムでファンサポーターの方々と一緒に笑い合いたいです。
前節は守備の部分で言えば、集中して全員で守るという意識ができていたので無失点で終われたと思います。ただその反面、得点のチャンスがあまり作れなかったことは前線の課題であると思いますし、悔しい気持ちがあります。いいところまでボールを持って行くことができた後のアイディアやバリエーションを今後増やせるように、練習の中で取り組んでいきます。

今季2試合、タテ関係の(金平)莉紗とは普段からコミュニケーションは取れていますし、その延長線上でいろいろな話もするので自分も言いやすさはありますし、私が攻撃にパワーを出せるように莉紗もフォローしてくれているのが伝わるので、とてもやりやすさを感じます。その中で左サイドから得点の起点になれたら最高だと思うので、そこは引き続き継続していきますし、課題に対して突き詰めてやっていかなければならないと思っています。

昨季からメンバーの入れ替わりがあった中で、みんながよりいいチームにしていきたいという気持ちは昨季よりもあって、若い選手も自分たちがやらなければいけないという責任感を持って取り組んでくれているので、私たちが引っ張るというよりも若い選手たちが押し上げてくれているという感覚です。自分自身今とても刺激を受けていますし、チームの中でいい競争ができていると思います。

EL埼玉はやることが明確ではっきりしているチームですし、その中で技術が高い選手もいるので、まずは目の前の相手に負けないことだったり、奪われたら奪い返す、切り替えるっていう当たり前をいかに取り組めるか、またパワーを持ってブレイクし続けられるかが大切だと思います。昨季一度も勝てなかったので、昨季からいた選手は思いも強いと思いますし、何度も同じことはできません。絶対に勝つという強い気持ちを持って戦います。

今季が始まって2試合、勝ち試合を皆さんにお見せできていないので、NACKで勝利して一緒に喜び合いたいという気持ちが1番にあります。リーグ戦の開幕をホームでできることを幸せに思いますし、昨季はホームでの勝利が少なかったので、今季はより多くの勝利をお届けできるように頑張ります。応援よろしくお願いします。
メンバー

スターティングメンバー

49'
64'
64'
64'

控えメンバー

64'
49'
64'
64'

監督

柳井 里奈

スターティングメンバー

GK 1 浅野 菜摘
DF 20 岸 みのり
DF 4 橋沼 真帆
DF 2 大沼 歩加
MF 13 佐久間 未稀
MF 5 瀬戸口 梢
MF 8 園田 悠奈
32'
MF 17 唐橋 万結
MF 14 植村 祥子
FW 16 栃谷 美羽
FW 10 吉田 莉胡

控えメンバー

GK 21 小野 未織
DF 3 松久保 明梨
DF 24 金成 瑠那
DF 33 長江 伊吹
MF 18 桂 亜依
32' 53'
MF 19 三冨 りりか
MF 26 高原 天音
53'

監督

池谷 孝
試合詳細
12 シュート 9
5 GK 17
0 CK 2
8 直接FK 7
0 間接FK 3
0 PK 0
試合データ

主審

草処 和江

副審

山内 恵美

副審

山崎 真菜

第4の審判員

荒川 里実

入場者数

1,936人

天候

晴のち雷雨のち雨、中風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

30.5℃/46%

HIGHLIGHT

監督コメント
昨季はなかなかEL埼玉に勝てなかったので、自分たちが変わったというところを見せるためにも、勢いを持って入っていこうと選手に共有しました。その中でコンパクトに守ることや少しプレスのかけ方をアレンジしていこうというところで、逆にそこを瀬戸口選手に決められてしまって、すばらしいシュートだったので少しアンラッキーだったかなとは思いますが、自分たちもゴール前にチャンスを何度か作っていたので、そこを決めきることができれば、違った展開になったのかなと思います。

後半の立ち上がりの失点についてもアクシデントだったとは思いますが、そこはみんなで声をかけ合って守り切りたかったところです。ただ2点差で中断があった中で、何が何でもホーム戦で点を取るというところで、後ろを三枚に変えて前に人数をかけました。そのうえで、選手たちはよりゴールを絶対取ってやるという気持ちを見せてくれたと思いますし、最後に一点を取れたことはポジティブなことだと思います。

ただ負けは負けなので、自分たちのその少しのスキや甘さは、詰め直さなければならないと思いますし、選手に今季スタート当初から絶対に連敗をしないという話はしているので、また次節のN相模原戦に向けて準備していければと思います。

チームとして、しっかりと2試合積み上げてきたものにまた一つ乗せていく、それを年間をとおして継続していくことを選手と試合前に共有していましたし、守備のところや攻撃の中での迫力や気迫っていうところは、今季絶対に出さなければならないと思っています。そこは今後もチームとして絶対にブラさずやっていきたいと思います。
選手コメント
リーグ開幕戦をホームで迎えられること、そして昨季一度も勝つことができなかったEL埼玉が相手だったこともあり、どんな内容でも絶対勝たなければいけないっていうのは個人として強く思ってましたし、チームとしても強い気持ちを持って臨めた試合だったと思います。

試合の入り方としてあまりいい入りではありませんでしたし、失点のタイミングや失点の仕方が少しイージーで、すんなりと決められてしまって、自分たちのミスで相手に流れを持っていかれた形になってしまったと思います。そこは今後の大きな課題として、取り組まなければならないと思います。

ゴールシーンは、(金平)莉紗さんがクロスを上げるタイミングで、あのスペースに絶対こぼれてくると思っていたので、信じて走って良かったです。

この負けを重く受け止めなければならないっていうのが第一ですが、まだリーグ戦では一度負けただけというようにもとらえられるので、絶対に連敗はなしで次のアウェイ戦は絶対に勝って、またホームに戻ってきたいと思います。そのために、しっかりと1週間かけてチームでコミュニケーションを取り、修正をして、本気で勝ちにいきます。

言葉で伝えるのはとても簡単に聞こえてしまうと思いますが、本当に皆さんの声が力になっています。自分は特にサイドでプレーすることが多いので、よく声が届きますし、最後まで走れたのは絶えず声をかけてくださった皆さんのおかげと言っても過言ではありません。ただただ感謝の気持ちでいっぱいですし、皆さんに笑顔で帰っていただくためにも勝利を早く届けたいです。
今季が4シーズン目で、自分自身新加入として入った中で、今までのVENTUSとは違うところを見せなければいけなかったのに、負けから初戦を迎えてしまったことは、とても悔しいです。まだまだ個人として課題がたくさんだなと感じましたし、ここからより厳しくやり続けていくしかないと思いました。

相手に特長を知っている選手が多くいる中での対戦がとても楽しみでしたし、試合中も楽しかったですし、だからこそ勝ちたかったという気持ちがあって、余計に悔しい思いです。EL埼玉のファン、サポーターの方にも自分の成長した姿を見せなければならないとあらためて感じました。

試合が中断し、2点を追う中で、前から積極的に行くしかなかったですし、点を取りに行くしかない状況だったので、絶対に引かずにどんどんゴールを狙っていき、点を取って、必ず逆転するということをチームの中で話して、試合に向かいました。

ゴールシーンは、試合の合間に(杉澤)海星とあのスペースが空くと話をしていましたし、相手の特長も考えたうえで、右足を狙ったらワンチャンスあるんじゃないかっていう思いで蹴り込みました。海星が諦めずに走って最後に決め切ってくれ、SB同士で点を取れたことはとてもうれしかったです。

次節は絶対に無失点で抑えたいですし、もっともっとゴールを狙っていきます。連敗は絶対にないと思っているので、次の試合は勝って、サポーターの皆さんと笑い合えるようにしたいと思います。
フォトギャラリー

(写真:早草紀子)